[米ドル円]NY週足終値で100円死守

ドル円は先週火曜日に付けた安値99円55銭から底値は少しずつ切り上がっている。18日のドル円終値は99円90銭と100円を下回り上値の重さが確認されたかと思ったが、週足ベースでは何とか100円台をキープして引けてきた。まだ、反転のチャンスを残したことになるが、上値の重い展開に変わりはない。
今週末に行われるジャクソンホールでのイエレン議長発言で年内利上げ期待が高まるようなら、フィボナッチ38.2%戻しとなる102円ミドル付近までの反発は十分可能だ。しかし、もし曖昧な内容となれば市場の利上げ期待は更に低下しドル円は今年最安値となる99円を試しに行くとみる。
それまでは少なくとも99円を割り込むことはないとみて、短期的に99円ミドル手前では買いを入れてみたい。
今週のドル円予想レンジ:102円60銭(38.2%)~99円00銭(6月24日安値)
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[ポンド米ドル]レンジ相場継続

先週発表された英国7月雇用統計やCPI,小売売上高などすべて予想を上回る結果となった。
6月24日のブレグジットショックの影響は見られないというよりも、寧ろ好調な英国経済を示すものでありポンドの買い戻しが強まった。しかし、基本的なブレグジットリスクが消えたわけではない。来年から始まるEUとの交渉を控えショートカバーは入ったとしても本格的な買いには繋がらない。
ポンドドルは日足チャートを見ると1.35ドルでダブルトップをつけ、1.28ドルではダブルボトムを形成。結果的にレンジ相場が続いている。ボリンジャーバンドも下落から横ばいに入っていることを示している。このレンジをどちらかに抜けるのは難しいとみてよいだろう。
ボリンジャーバンドの基本は逆張り指標であり、上限の1.33ドル手前で売りを出し、下限の1.29ドル付近で買いを入れる。
今週のポンドドル予想レンジ :1.3300(BB上限)~1.2880(BB下限)
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[豪ドル米ドル]上昇トレンド継続

豪ドルドルは先々週付けた高値0.7750ドルを先週は抜けずに短期的にダブルトップを形成。0.76ドル付近まで押し戻されて引けてきた。先週は米ドルが全面安となる中で豪ドルだけがドル高となるなど、如何に豪ドル売り圧力が強かったかを示している。
また、先週は上海総合指数が景気対策期待から3100を上回り、原油価格もWTIが48ドル台に乗せて引けるなど、豪ドルドルにとっては追い風となる材料が重なった。
先週公開されたRBA議事要旨は追加緩和の言及は見られず、7月雇用統計も予想を上回った。好調な労働市場を背景に当面追加緩和の可能性は後退。
テクニカル的にみるとボリンジャーバンドの中心線で下げ止まったことでそろそろ反発の兆しが見えてきた。上昇チャネルの流れに変化はなく、次はボリンジャーバンドの上限を目指した買いが強まる番だ。
今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7800~0.7550
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[全般]イエレン議長発言と米GDP改定値に注目集まる
これは8月特有の円高で一時的なもので終わるのか、或いは円高ドル安が本格的に始まるサインなのか、今週それを見極める週になりそうだ。
先週のFOMC議事要旨では利上げに対してメンバーの意見が分かれていることが明らかとなったことで早期利上げ期待が後退しドル売りが強まった。また、ダドリーNY連銀総裁やその他FOMCメンバーの異なる発言が相次いだこともコンセンサスの一致が見られないことを示すものとなった。
結局、ドル売りが進む中で円高も同時に進行し、ドル円はブレグジット以降の安値99円に迫る99円55銭まで下落。また、先週発表された米経済指標も全般に冴えない結果が目立った。その前週末に発表された米小売売上高やPPIが予想を大きく下回り、懸念が燻ぶる中でCPIも悪化。一方、鉱工業生産や住宅着工件数は堅調な地合いを示したものの市場は悪材料に反応。利上げは難しいという見方を後押しするようにドル売り材料として捉えられた。
海外勢は依然として夏休みを取っているところが多く、流動性は依然として低く値動きは一方向に傾きやすい。結局、週末はドルの買い戻しが強まりドル円も100円台前半で引けている。
今週は週末のジャクソンホールでのイエレン議長発言でFRBの方向性が見えてくるか注目が集まる。9月の利上げは難しいものの年内利上げを示唆するようならドル買いが強まるとみられる。また、この日はGDP改定値も発表される。先月発表された速報値は1.2%と予想を大きく下回り、利上げ期待が一気に低下するきっかけとなった。
依然として冴えない結果となれば利上げの足枷となり、ドルの上値は抑えられる。
今週はどちらにしても、ドルの方向性が見えてきそうだ。
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