ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-09

[米ドル円]104円のレジスタンスを意識

(米ドル円日足)


欧州からNY市場にかけて円安とドル高の動きが強まりドル円は104円ちょうどまで上昇。
しかし、その直後に発表された米国8月ISM製造業景況指数が好不況の50を6か月ぶりに下回ったことを受けドルは全面安となりドル円も103円12銭まで急落。
東京市場の安値103円07銭には届かなかったもののほぼ往って来いとなった。
今日の雇用統計を控えドル買いを仕込んだものの、結局ポジションの投げを誘ったことで再び軽くなったとみてよいだろう。
前日発表されたADP雇用統計や新規失業保険申請件数をみると今日の雇用統計はそれ程大きなブレはないと予想される。もし、8月非農業部門雇用者数変化が予想通り18万人前後の増加であれば市場は素直に早期利上げ観測が高まりドル買いが強まりそうだ。
昨日高値を付けた104円を市場は意識すると思われるが、勢いがあればフィボナッチ61.8%戻しの104円ミドルも視野に入る。

ドル円予想レンジ:104円50銭(61.8%)~102円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ポンドショートの巻き戻し

(ポンド米ドル4時間足)


ロンドン市場が始まったところで発表された英国8月製造業購買担当者景気指数PMIが53.3と予想の49.0を上回った。また、好不況の分かれ目である50を超えたことを好感しポンドドルは1.31ドルミドルにあったショートの損切りを巻き込み一気に1.3260ドルまで上昇。上昇スピードが速すぎたのか、買い遅れたところがその後も下値を支えたことで下げ渋った。
NY時間に発表された米ISM製造業景況指数が予想を大きく下回ったことでドルが売られポンドドルは更に上昇。一段のショートカバーを巻き込みながらこの日の高値となる1.3315ドルを付けた。
その後1.32ドル後半まで押し戻されたものの、底値は切り上がった。ブレグジットで売られたポンドドルの長期的なショートポジションの一部が炙り出された可能性は低い。
ブレグジット懸念が消えたわけではなく、目先のショートカバーだとすればそろそろ上昇も終りに近い。
8月3日に付けた高値1.3370ドル付近が意識されるが、雇用統計後のドル上昇が見込まれるだけに上値も限定的とみる。

ポンドドル予想レンジ :1.3370(8月3日高値)~1.3160(61.8%)

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[豪ドル米ドル]雇用統計が今後の流れを決める

(豪ドル米ドル日足)


上昇トレンドラインを下回ったことで下落基調が始まったかと思われた豪ドルドルは何とか下げ止まりから反発に転じた。東京時間に発表された中国の8月PMIが製造業とサービス共に予想を上回った。
一方、豪州7月小売売上高が予想を下回ったが、結果的に豪ドルドルは強いサポートとみられていた0.75ドルから下に抜けきれなかった。
NY時間に発表された米ISM製造業景状指数が予想を下回りドル売りが強まると豪ドルドルはショートカバーを巻き込み0.75ドルミドルに戻された。しかし、このレベルは上昇トレンドラインが位置しており上値を抑えられた。
0.75ドルミドルをクリアに上回るようなら上昇トレンドが復活とみることが出来る。
しかし、米国利上げ期待が高まりドル高が進むようなら次は0.75ドルのサポートを下抜き下落基調が始まる可能性も残る。
今日の雇用統計が豪ドルドルの今後の流れを決めることになり、それまではポジションはニュートラルにしておきたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7610(BB中心線)~0.7500(BB下限)

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[全般]ISM製造業景況指数の悪化でポジションほぼ一掃

東京市場は雇用統計を控え全般に様子見気分が漂う中で円安の動きが強まった。
欧州市場に入ると米長期金利が上昇し日経平均株価も堅調な地合いを示したことでドル円が上昇。また、クロス円でも全面的に買いが強まるなど円安の流れが更に進んだ。
NY時間に発表された新規失業保険申請件数が26.3万件と予想の26.5万件を下回るなど、前日のADP雇用統計に続き雇用改善の傾向が見られた。
これを受けドル円はこの日の高値となる104円00銭を付けた。ところが、この直後に発表された8月ISM製造業景況指数が49.4と予想の52.0を下回った。好不況の50を割り込んだことでドルは一斉に下落し、ドル円も103円前半まで下落。
本日発表の米雇用統計への期待が高まっていたところにこのISM製造業景況指数の悪化で一気に市場の楽観的な見方は大きく後退。ドル買いを進めていたロングの投げも入るなど、結果的に雇用統計を目指して積み上がったポジションの偏りがこれで一掃された感がある。
ISM製造業景況指数の数字は冴えない結果となったものの、FRBは8月の雇用統計が予想通りの結果となれば利上げに前向きな姿勢を示すものと思われる。
結局、ISM製造業景況指数の悪化で市場全体のポジションが軽くなり、今日の雇用統計が良ければ素直にドル買いに反応してくるとみる。
昨日の値動きを見ても分かるように、米国が連休に入ることから市場の流動性が低下している。雇用統計の結果次第では予想以上の値幅でどちらにも動く可能性があり、注意しておきたい。

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