[米ドル円]調整売り一巡で買い場探し

週明け東京市場でドル円の売りが先行。ドル円はひと月ぶりの104円台という事から輸出企業などからのドル売りや利食い売りが入り下落。
この日は黒田総裁の講演があり、質や量、そして金利に関してまだ十分可能と発言。一方、マイナス金利が銀行の収益を圧迫する等のデメリットも説明。また、構造改革の必要性や持続的なデフレはないと発言したことで9月の利下げ期待が後退したことも円高を誘った。
G20では為替相場の安定を首脳宣言に3年ぶりに明記したことも円買いの動きに反応しやすい状況となった。結局、昨日の動きで先週末の円売りポジション調整が一巡したとみる。
今日から連休明けとなるNY勢がどう出るかがポイントになる。
今日のNY時間に発表される米ISM非製造業景況指数が予想通り55付近であれば利上げ期待からドル買いが再開するとみる。103円付近の底固めが確認されたところで買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:104円20銭~103円10銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]ECB追加緩和期待とユーロポンドの売り

東京市場ではドル円の下落に攣られユーロは対ドルで堅調な地合いが続いた。
しかし、欧州時間に発表されたユーロ圏8月サービス業PMIは51.7と予想の53.3を大きく下回ったことでユーロは下落。19か月ぶりの低水準となったことで今週開かれるECB理事会で追加緩和期待が高まった。一方、その直後に発表された英国サービス業PMIが予想を大きく上回ったことでユーロポンド売りが強まりユーロの下落に拍車がかかった。
この日はNY市場が休場という事もあり薄商いの中ユーロは一方的に下落が続いた。
今日からNY勢が連休明けで市場が再び正常に戻ることから下落したユーロの買い戻しが入りやすい。ただ、ECBの緩和政策継続とFRBの利上げ観測との金融政策の違いからユーロは最終的に売りが強まるとみる。1.12台での売りのタイミングを探りたい。
ユーロドル予想レンジ :1.1220(38.2%)~1.1120
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[豪ドル米ドル]RBA会合

本日東京の昼時間に行われるRBA会合では現行の政策金利1.5%を据え置きと予想される。声明文では当面現行の緩和政策維持が盛り込まれると思われるが、もし追加緩和の可能性が指摘されるようなら一時的に売りが強まると予想される。
日足チャートではボリンジャーバンドの中心線が0.7620付近で上値を抑えており、このレベルは半値戻しと一致する。このレベルを超えないようなら再び下値を探る展開とみている。
依然として上昇トレンドの下限に位置することから上値の重い展開が継続。
RBA会合後にこのトレンドラインを上抜け出来ないようなら売りを出しておきたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7620(BB中心線、50%)~0.7540
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[全般]連休明けNY市場では利上げのヒント探し
週明け東京市場では先週末に円安が進んだことで日経平均株価が上昇して始まった。しかし、ドル円は実需や利食い売りが先行し上値の重い展開となった。また、この日は黒田総裁が国債購入の拡大やマイナス金利の深堀など、量・質・金利など十分可能と発言。一方で、構造改革の必要性や日本経済は既に持続的なデフレではなくなっているとしたことで市場の利下げ期待が後退。ドル円の売りを誘った。
欧州市場では英国8月サービス業PMIが52.9と予想の50.0を大きく上回りポンドは上昇。一方、ユーロ圏サービス業PMIは51.7と予想の53.3を下回り19か月ぶりの低水準となりユーロは下落。次のECB理事会での追加緩和期待が高まった。
NY市場はレイバーデーで休場という事もあり、ユーロポンドなどのドルを除いた通貨に注目が集まった。
今日は連休明けとなるNY市場でポジションが軽い中でISM非製造業景況指数が発表される。先週発表されたISM製造業景況指数が50下回ったことで利上げ観測が後退しドル売りが強まった。今回も同様に予想を下回るようなら9月利上げの可能性が低下しドル売りに繋がりかねない。反対に、予想を上回るようなら利上げ期待からのドル買いが先行するとみられる。ただ、その時はNY株式市場の下落圧力となり円高も同時に強まりかねない。
いずれにしても、先週末の雇用統計結果がどちら付かずのものとなったことで経済指標やFOMCメンバーの発言などから利上げのヒントを探る展開となりそうだ。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
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