ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-09

[米ドル円]米金利上昇と原油高で底堅い動き

(米ドル円2時間足)


東京時間に中曽日銀副総裁がマイナス金利の副作用に触れたが、今後、マイナス金利の深堀の可能性を示唆。日本の4-6月期GDP改定値も発表されたが市場の反応は見られなかった。
ECBが追加緩和を見送ったことで欧州金利と共に米長期金利が上昇しドルは全面高。
また、原油価格が上昇したことから安全通貨の円を売る動きも重なりドル円は102円ミドルまで安値から1円余り上昇。結局、100円台には届かずに反発した。
ECBが追加緩和を見送ったことでユーロは上昇したが最終的に押し戻された。これは日銀に関しても同様な動きがみられる可能性がある。日銀が追加緩和を見送ったとしても先行き追加緩和の余地を残すことから結局円高も限定的とみることが出来る。
昨日の上昇は調整の買い戻しではなく反発とみて、今日は押し目買いを狙っていきたい。

ドル円予想レンジ:103円10銭(61.8%)~101円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]追加緩和見送りでもユーロ売り

(ユーロ米ドル4時間足)


ECBは今回の理事会で追加緩和見送りを決定。一部では来年3月に終了する量的緩和の延長を期待していたことでユーロドルは80ポイント近く上昇。しかし、ショートカバーが一巡したところで再び売りが強まり上昇前のレベルを下回った。
ECBの理事会を前に既に米ISMの製造業と非製造業の景況指数が悪化したことでユーロドルが上昇し、ショートは殆ど切らされた状態となっていた。
結局、12月の理事会での追加緩和期待が残り、再びユーロは売られやすい地合いに戻った。
1.1230ドル付近は強いサポートではあるが、米利上げ期待などからドル買いが強まれば1.11ドルミドル付近が視野に入る。

ユーロドル予想レンジ :1.1300~1.1200(61.8%)

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[豪ドル米ドル]米早期利上げ期待から上値抑えられる

(豪ドル米ドル日足)


ECB理事会を前に米ドルの売りが強まり豪ドルドルは0.7670ドル付近から0.7730ドル付近まで上昇。前日に付けた高値0.7635ドルを抜けたところで豪ドルドルのショートカバーを誘発した。
しかし、NY市場に入ると米長期金利が上昇したことでドルが全面高。米早期利上げ期待が後退したことで比較的金利の高い豪ドルが買われていた反動が見られる。
0.77ドルミドルにはボリンジャーバンドの上限でもあり売りが並んだ。
フィボナッチ50%戻しでもありボリンジャーバンドの中心線の位置する0.7630ドルを下回るようなら当面の天井を打った可能性が高い。
戻り売りスタンスで臨みたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7700~0.7620

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[全般]ECB追加緩和見送りでユーロの失望と期待

昨日は注目のECB理事会が開かれたが追加緩和は見送られたことでユーロの失望買いが進んだ。
昨日開かれたECBは0.0%の政策金利を据え置き、来年3月に終了する量的緩和の期限延長もされなかった。一部市場では期限延長を見込んでいたこともありユーロの買い戻しに入った。その後のドラギ総裁記者会見でも期限延長の議論がなかったことを明らかにした。また、今回の追加緩和の見送りはブレグジット後も景気が底堅く、経済下振れリスクはあるものの失速したわけではないことを理由とした。
ただ、年内にも量的緩和の見直しの可能性が示されるといった見方もあり、最終的に先行き追加緩和期待からユーロは押し戻されて往って来いとなった。
NY市場ではECBが追加緩和見送りを決定したことで株式市場などが下落。
一方、ドイツ債を中心に長期金利が上昇したことで米長期金利も同時に大幅上昇となりドルは底堅い動きとなった。また、原油価格も週間在庫が予想を下回ったことを好感し上昇したことで市場に安心感が広がった。
これらを受けドル円は101円ミドルから102円ミドルに上昇するなど、ドル高と円安双方の動きが強まった。
この日は中曽日銀副総裁もマイナス金利の副作用に触れたものの、今後マイナス金利の深堀を示唆。ECBと日銀は物価目標も含め総括的な見直しに向け動き出している。これまでの金融政策に何らかの変化が現れるとみられるが、寧ろ市場への過度な期待や失望を抑えることが出来そうだ。
ISMの数字が予想を大きく下回るなど、米国利上げ期待が後退したものの、こちらも複数のFRB幹部のタカ派発言などから9月利上げの可能性が残る。
今日は週末という事もありドル買い円売りの動きは継続するとみる。

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