ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-09

[米ドル円]三角保ち合いの収束

(米ドル円4時間足)


米小売売上高が予想を下回ったことでドル円は102円を割り込み101円90銭まで売られたがすぐに上昇に転じた。ドルショートの巻き戻しや新規の買いが入ったとの見方もある。米長期金利も一時1.73%に上昇したこともドル買いを促した。しかし、小売売上高以外の鉱工業生産も悪化したことで市場には9月利上げ観測が急速に後退。
一方、株式市場は上昇に転じたことで今日の日経平均株価も上昇して始まるとみられ、円安の動きが強まるだろう。
4時間足チャートを見ると三角保ち合いが収束に向かっていることから様子見気分が広がりそうだ。NY時間に発表される米CPI次第ではどちらにも動きやすいが、週末という事から「往って来い」になりやすい。
来週のFOMCや日銀会合を前に最終的にポジションは縮小しておきたい。

ドル円予想レンジ:102円80銭~101円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]BOE年内利下げの可能性残す

(ポンド米ドル時間足)


BOE政策会合では予想通り現行の政策金利0.25%と資産買い取りプログラム規模4350億ポンドを据え置くことを決定。これを受け一時ポンド買いの動きも見られたがすぐに下落に転じた。
議事要旨ではメンバーの大半が更なる利下げを予想したため、市場は年内利下げへの期待が高まりポンドドルは1.3180ドル付近まで売られた。
しかし、NY時間に発表された米経済指標が冴えない結果となりドルが全面安となったことからポンドドルはじり高。結局政策金利発表前のレベルである1.32ドルミドルまで押し戻されるなど往って来いとなった。
時間足チャートでみると下降トレンドラインを上抜け出来なかったことから依然として売り圧力が強いとみる。
1.32ドル後半での戻り売りスタンスで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ :1.3270~1.3190(61.8%)

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[豪ドル米ドル]米利上げ観測の後退で0.75ドル台回復

(豪ドル米ドル日足)


東京時間に発表された豪州8月雇用統計では新規雇用者数が-0.39万人と予想の+1.50万人を下回ったものの、失業率は5.6%と予想の5.7%を下回った。これを受け豪ドルドルは下落したものの、すぐに反発し往って来い。その後もみ合いに入ったがNY市場で上昇に転じた。
この日発表された米小売売上高が予想を大きく下回ったことでドルが全面安となり豪ドルドルは上昇。また、原油価格も小幅上昇したことが豪ドル買いを促した。
テクニカル的にみるとボリンジャーバンドの下限や、目先のサポートとされていた0.75ドルを上回って引けたことで一先ず下落リスクは後退。
週末という事もあり目先のショートカバーは今日も続くとみる。ただ、基調はまだ下を向いており、ボリンジャーバンドの中心線の手前では売りを出していきたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7550(38.2%)~0.7480

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[全般]9月利上げ期待の後退

昨日発表された米国経済指標の多くが予想を下回ったことで米9月利上げ観測が急速に後退。目先ドルは上値の重い展開が予想される。
昨日のNY時間に発表された米国8月小売売上高は-0.3%と予想の-0.1%を下回った。マイナスは5が月ぶりのことで個人消費の陰りが出てきたことが懸念された。また、同時に発表された鉱工業生産も-0.4%と予想の-0.2%を下回った。一方、新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数は予想以上の好結果となった。総合的にみると米景気減速懸念が上回るものとなった。今週のブレイナードFRB理事が利上げに慎重な姿勢を示したこともあり来週のFOMC会合での利上げは難しいとの見方が広がりドルは全面安となった。ドル円は発表後102円を割り込み101円90銭まで下落後すぐに上昇に転じた。
新規失業保険申請件数が減少したことや米長期金利が上昇したことを好感。ドルは一転して全面高となりドル円はこの日高値となる102円75銭まで上昇。
続落していたNY株式市場も利上げ観測後退で三指数ともに上昇に転じた。
しかし、その後は利上げ期待の後退によるドル売りの動きが強まり、結果的にドルは上値の重い展開が続いている。
今日もNY時間に米8月CPIが発表されるが、この数字が予想を下回るようなら更なる利上げ期待の後退によるドル売りが進む可能性もある。しかし、米長期金利は依然として高止まりしておりドルの下支え要因となる。
また、NY株式市場の上昇も円安に作用することからドル円も底堅い動きが予想される。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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