ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-09

[米ドル円]OPEC合意でリスクオン

(米ドル円2時間足)


東京市場では前日の米大統領候補のTV討論会の結果を受け市場に安心感が広がったことからドル円は底堅い動きとなった。欧州市場でもユーロ円を中心とした買いが入るとドル円はこの日の高値となる100円82銭まで買われた。その後は利食いに押し戻されたがロンドンフィキシングで再度買いが強まる場面も見られたものの方向感の乏しい動きが続いた。
NY市場の引けにかけてOPECが減産合意というニュースが伝わると100円80銭まで上昇。しかし、市場にはまだ合意に対しどう反応してよいのか迷いがみられる。実際にロシアなど非OPECの合意がなければ原油価格の上昇は限定的となる。
それにしても原油高はドル円にとっては好材料であり、目先底堅い動きが予想される。
今日は100円ミドル下の押し目買いを狙う。

ドル円予想レンジ:101円10銭(38.2%)~100円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]三角保ち合い収束

(ユーロ米ドル日足)


東京市場終了後ユーロ売りが強まった。しかし欧州市場では株式市場が堅調な地合いで始まったことからユーロは対ドル対円で上昇。ユーロドルは1.1180ドルから1.1235ドルまで大幅上昇となった。しかし、NY市場にかけてはクロス円やユーロポンドの売りが強まり下落。また、ロンドンフィキシングにかけてドルが上昇したことでユーロドルまで1.1185ドルに押し戻された。
日足チャートを見ると上値が徐々に切り下がっていると同時に下値は切り上がるなど三角保ち合いが形成されている。
ボリンジャーバンドが下向きとなっており、前日の高値1.12ドルミドル付近で上値が抑えられるようなら下放れの可能性が高い。9月8日の高値1.1280ドルを上抜けるようなら上昇に転じるとみる。

ユーロドル予想レンジ :1.1240~1.1160 (50.0%)

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[豪ドル円]OPEC合意も上値限定的

(豪ドル円4時間足)


豪ドル円は77円ミドルから76円のレンジ相場の上限が試されようとしている。
OPECが減産合意をしたことで76円90銭付近から一気に77円50銭まで上昇。しかし、上限を上抜けるまでには至っていない。それだけ上値抵抗線が強いという事だ。
このOPEC合意でも上抜け出来ないとなれば豪ドルの失望売りが強まることになる。
特に、ロシアが協調減産に後ろ向きの姿勢を示すようなら一気に下落に転じるリスクが残る。
ただし、レンジの下限を下回るような勢いはなく、レンジ相場は継続することになりそうだ。
反対に、77円60銭を明確に上抜けるようならフィボナッチ61.8%戻しの78円を目指す展開とみる。
いずれにしても、豪ドル円の正念場に差し掛かっている。

豪ドル円予想レンジ:77円50銭~76円00銭

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[全般]OPEC減産合意は円安要

月曜日からアルジェリアで開かれていたOPEC非公式会合で原油生産量を減らすことで合意したとの報道が伝わり、市場に安心感が広がった。
昨日の東京市場は日経平均株価が下落して始まったもののドル円は寧ろ底堅い動きとなった。前日の米大統領候補のTV討論会でクリントン候補が優勢となったことで一先ず市場に安心感が広がったためと思われる。しかし、日本の10年国債利回りは-0.1%に近づくなど、日銀の長期金利コントロールの難しさが問われた。
欧州市場では株式市場が久しぶりに上昇に転じたことを好感。ユーロ円を中心としたクロス円の買いが強まるとドル円は100円後半まで上昇。底堅い動きとなった。
NY市場ではイエレン議長やその他FRBメンバーの発言が続いたが市場の反応は殆どなく、金融政策に対しての注目度の低さが目立った。
ロンドンフィキシングに向けて月末絡みのドル買いフローが見られドル円は30銭程度上昇したがすぐに押し戻された。
NY市場の引けにかけて非公式に行われていたOPECが協議により2008年以来の減産で合意したことが伝わると資源国通貨のカナダドルや豪ドルに買いが集まった。また、株式市場も上昇したことでリスクオンの円安が強まりドル円クロス円ともに上昇し引けてきた。
今後ロシアなどの非OPECが強調するかが注目されるが一先ず合意したことで円安が進みやすくなった。原油価格が上昇することで日本の経常黒字が減少することは円安要因に繋がる。また、黒田総裁は原油安が物価押し下げ要因と言及していたこともあり、日銀の追い風となる。
今日は円安の流れがどこまで強まるか注目される。

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