ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-10

[米ドル円]上昇の流れ継続

(米ドル円日足)


米長期金利の上昇により日米金利差拡大からドル円は先週7月以来の105円台を回復。週末発表された米7-9月期GDPも予想を大きく上回ったことで更なるドル高への期待が高まった。個人消費に不安が残ったもののこの流れは継続かと思われたところでクリントン氏のメール問題が報じられた。ドル円は105円ミドルから104円ミドルへ1円近く下落。目先のドルロングがこれで大分解消された格好だ。
メール問題は既にリスクとして織り込んでおり、問題が解決に向かえば再びドル上昇の流れに戻るとみる。
今週は日米金融政策の発表があるがどちらも据え置くと市場は織り込んでおり影響は限定的とみる。
ドルロングが解消された後だけに上値での抵抗は弱まった。
104円付近では押し目買いを入れておきたい。

今週のドル円予想レンジ:107円00銭(61.8%)~104円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ポンドの上値限定的

(ポンド米ドル2時間足)


今週開かれるBOE政策会合では追加緩和は見送られると予想される。
先週発表された英国GDP速報値は予想を上回るものとなり、懸念されたブレグジットによる影響は見られなかった。この結果、今回の会合での追加緩和の必要性が低下した。また、先週カーニーBOE総裁は今回の会合では最近のポンド安が議題になることは確実と発言。追加緩和をするようなら更なるポンド安を促すだけに今回は現行の政策を据え置くとみてよいだろう。
発表後は一時的にポンド買いが入りやすいものの、積極的な買いを入れるにはリスクが高すぎる。
6月24日のブレグジットショックや、10月7日のシステム事故とみられるポンド急落など、ポンドロングに対するリスクが意識される。
ショートカバーとしての買いが入り再びポンド売りが強まるとみる。
今後も戻り売りスタンスは継続。

今週のポンドドル予想レンジ :1.2270~1.2080

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[豪ドル米ドル]RBA会合据え置き予想

(豪ドル米ドル8時間足)


先週はダブルトップを形成し下落が続いたが、週末クリントン氏のメール問題でドル売りが強まり上昇。しかし、ショートカバーは限定的となるなど、豪ドルショートポジションは積み上がっていないとみることが出来る。
今週はRBA会合が開かれ、現行の政策金利1.5%は据え置かれると予想される。声明でも前回同様現行の政策金利を維持することが示されそうだ。一時的に豪ドルの上昇に繋がるとしても、上値は限定的とみる。米国長期金利の上昇は依然として継続していることから対ドルでの豪ドルの上値は抑えられる。
クリントン氏のメール問題が解決されるようならドル高が再開。豪ドルドルは10月13日に付けた安値0.75ドル付近を目指す展開を予想する。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7630(50.0%)~0.7510(10月13日安値)

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[全般]大統領選挙への懸念でポジション調整

先週は欧米の長期金利上昇により対円でドル高ユーロ高の動きが強まりドル円も7月以来の105円台に乗せてきた。
週末発表された米7-9月期GDP速報値も2.9%と予想の2.5%を大きく上回りドルの底堅さが確認されたと思われた。しかし、NYの後場に入りFBIがクリントン氏の私用メール問題について再捜査するとの報道でドルは一転して急落。ドル円は一円近く下落するなど市場のセンチメントは一変。これまで積み上げたユーロやドルなどのポジションの巻き戻しが一気に進んだ。
今週は大統領を巡る不安感の漂う中で各国金融政策発表や重要指標の発表が相次ぐ。
1日は日銀会合とRBA政策会合、2日にはFOMC、3日にはBOE政策会合と続く。そして週末4日には米雇用統計の発表と、相場に影響を大きく及ぼすと思われる重要イベントが目白押しだ。
ただ、日銀会合では追加緩和が見送られると予想され、FOMC会合でも利上げは12月になるとの見方が既に織り込まれている。BOE会合では最近のポンド安が議題になるとカーニー総裁が発言。今回の会合では追加緩和は見送られると予想されるなど、各国それぞれの金融政策は据え置かれるとみられる。
先週はクリントン氏のメール問題が再捜査されるとの報道で、ユーロやポンド、そしてドル円などのポジションの巻き戻しがイベント前にほぼ終了。
大統領選は不透明ではあるが、先週からみられる欧米の長期金利上昇の流れに変化はない。
クリントンメールショックは一時期的なものとみられ、落ち着きを取り戻せば再びドル高円安の流れに戻るとみる。ポジションが大分軽くなっただけに、ドル買いのチャンスとみることもできる。

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[米ドル円]7月以来の105円台乗せ

(米ドル円日足)


英国GDPが予想を上回ったことで市場のセンチメントは一転した。欧州金利が一斉に上昇すると米国長期金利も上昇。ドルが全面高となる中でドル円は7月以来の105円台に乗せてきた。105円手前では実需やオプション絡みの売りが並んでいるとの噂もあったが、ドルショートカバーがそれを上回った。
105円は相場の転換点として意識されるレベルでもあり、円安ドル高の流れはまだ始まったばかりともいえそうだ。ただ、来週は日米金融政策会合が開かれ、円高リスクは依然として燻ぶる。また、今日は週末という事もあり一時的に利食い売りなどによる下押し圧力が強まりそうだ。押し目買いを狙いたい。

ドル円予想レンジ:106円00銭(BB上限)~104円80銭

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[ポンド米ドル]英国GDP改善でも下落

(ポンド米ドル2時間足)

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昨日のロンドン時間に発表された英国7-9月期GDP速報値は0.5%と予想の0.3%を上回った。発表後ポンドドルは1.22ドル付近から1.2270ドルまで70ポイント上昇したものの、最終的に押し戻された。NY市場では米長期金利が上昇したことでドル高が進みポンドはGDP発表前のレベルを下回り1.21ドルミドルまで下落。結局ポンドの上値の重さを確認した格好となった。
依然としてポンドロングは出来にくく、ショートカバーが一巡したところで再びポンド売りが強まるといった動きは変わらない。
先日カーニー総裁は来週のBOE会合ではポンド安に対する議論がされると発言。一先ず下落は収まったものの、市場はそれでもポンド買いの動きには至らなかった。
それだけポンドへの懸念は根強いものとみられる。
10月25日に付けた安値1.2080ドル付近を再度試す展開が予想され、戻り売りスタンスで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ :1.2200~1.2080

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[豪ドル米ドル]ダブルトップ形成か

(豪ドル米ドル8時間足)

AUD_USD_20161028_8jikanashi.jpg

特に豪ドルの売り材料があるわけではないが、豪ドルドルは前日からの下落の流れが止まらない。
昨日の東京市場では日経平均株価の下落に伴いリスクオフの動きから豪ドル売りが加速。一旦は前日の安値0.7620ドル付近で下げ止まったものの、欧州市場ではユーロ豪ドルの買いが散見され上値を抑えられた。
NY市場では米長期金利が上昇に伴いドルが全面高となったことで豪ドルドルはこの日の安値となる0.7582ドルまで下落。
短期的に豪ドルドルは0.77ドル台でダブルトップを形成。そのネックラインとなる0.75ドル後半付近で引けている。このレベルを明確に下回るようなら0.75ドル付近を試す展開が予想される。ただ、ドル円が上昇に転じており本邦からの投資マネーも出やすい状況とみられ下値も限定的とみる。
フィボナッチ61.8%戻しの0.75ドルミドルで下げ止まるようなら買いを入れてみたい。損切りは0.75ドル付近に置く。

豪ドルドル予想レンジ:0.7620~0.7550(61.8%)

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[全般]欧米リスクオンと金利上昇でドル高円安

昨日のロンドン時間に発表された英国7-9月期GDP速報値は0.5%と予想の0.3%を上回った。また、懸念されたドイツ銀行の決算も黒字となり市場に安心感が広がった。これを受け欧州全般に長期金利が上昇し株価も堅調に推移。
一方、NY時間に発表された米9月耐久財受注は-0.1%と予想の0.0%を下回ったことでドルが売られる場面もみられた。しかし、8月が上方修正され前月から改善されたことなどからドル売りは限定的となった。米長期金利は欧州金利上昇につられる格好で一時1.86%まで上昇したことでドルは全面高。
原油価格もサウジや湾岸諸国がピーク時の4%削減されるとのニュースが伝わり上昇。NY株式市場は利上げ期待から三指数ともに小幅下落。
結局、この日はドル高原油高となりリスク回避の円安とドル高が重なりドル円は7月以来の105円台に上昇してほぼ高値圏で引けている。
市場には楽観的なセンチメントに傾いておりクロス円全般に買いが入った。
今日はNY時間に米7-9月期GDPや消費者信頼感指数が発表されるが、市場は好材料に反応しやすい状況となっている。
来週は日米金融政策会合が開かれ、その後大統領選挙を控える。今のドル高円安の流れが出来たとは言えないものの、目先リスクオンの動きは継続とみる。

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[米ドル円]104円の底堅さ確認

(米ドル円4時間足)


東京市場でドル円は一時104円03銭を付けたが104円を割り込むほどの勢いはなく反発。
その後欧州市場で104円03銭、NY市場で再度売りが強まり104円07銭を付けたが反発。104円の底堅さがこれで確認された。
その後NY株式市場が急速に回復したことでリスクオンの円安が進行。また、米長期金利が1.8%に迫りドルが上昇。結果的にドル円は104円60銭まで上昇するなど、底堅い動きが目立った。
上昇スピードは緩やかだが今日も底値が徐々に切り上がる動きが継続。
4時間足ボリンジャーバンドの中心線がサポートとなり上限に沿って105円を試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ:105円00銭~104円20銭

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[ポンド米ドル]英国GDPで波乱含み

(ポンド米ドル2時間足)

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先日カーニーBOE総裁がポンド安に懸念を示したことでポンドドルはその後底堅い動きが続いている。追加緩和の可能性が低下したこともポンド買いを促している。
今日は英国7-9月期GDPが発表され市場の注目が集まる。ここにきてドルの方向感が掴み難いことからポンドドルが短期筋の的になりやすい。ポンドドルは10月7日の東京市場で急落した経緯もあり突然荒っぽい動きになることが多い。最終的にポンド自体のリスクが大きいことからロングポジションは長くキープしにくい。精々ショートカバーによる買いが入る低度だろう。依然ポンドは全般にショート気味なだけにどちらかといえば上昇の可能性が高いとみる。
今日のGDP発表でショートカバーが誘発されるようなら戻り売りを狙っていきたい。

ポンドドル予想レンジ :1.2330(61.8%)~1.2150

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[豪ドル円]80円のレジスタンス上抜け

(豪ドル円2時間足)


東京時間に発表された豪州7-9月期CPIが0.7%と予想の0.5%を上回ったことで豪ドルは対ドル対円で纏まった買いが入り上昇。豪ドル円は79円35銭から80円30銭まで一円近い上昇となった。当面の高値目途として意識された80円をすんなりと上抜けたことで強気の見方が増えている。
NY市場で株式市場が軟調に始まったことから円買いの動きが強まり79円70銭付近まで押し戻されたが、上昇チャネルは継続。
フィボナッチの38.2%戻しとなる79円70銭から50%戻しの79円50銭での押し目買いを狙う。

豪ドル円予想レンジ:80円70銭~79円70銭(38.2%)

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[全般]NY株高金利高、市場に安心感

東京市場では前日のNY市場の流れを継いでドル円や日経平均株価は上値の重い展開で始まった。引けにかけて買いが強まったもののドル円は動意の乏しい状態が続いた。
欧州市場でも各国株式市場が下落して始まるなど冴えない動きとなったものの金利は上昇。ユーロは対ドル対円で底堅い動きで始まりドル円の下支えとなった。
NY市場も欧州株安の流れを継いで下落して始まるとドル円は104円07銭まで下落。しかし、東京市場の安値104円03銭が意識されたことで下げ止まった。
その後発表された9月新築住宅販売件数は59.3万件と予想の60.0万件を下回ったものの11か月連続で59.0万件を上回った。また、住宅価格も+1.9%と底堅く在庫不足も目立つなど堅調な米住宅市場が示されたことでドルは上昇。
その後NY株式市場も好調な決算を背景に急速に回復し長期金利も上昇。結果的にドル高と円安の動きが強まりドル円クロス円ともに底堅い動きとなった。
原油価格は週間在庫統計が予想を下回り減少となったことで1バレル50ドル台に乗せたもののOPEC会合への懸念もあり上値は抑えられた。
株や債券、為替や原油など全般に方向感は乏しいものの市場には楽観的なムードが漂う。
本日は英国GDPの発表に市場の注目が集まる。
そんな方向感の掴み難い中で英国経済の動向次第でドルやユーロ、そして円に一時的な影響を与える可能性が高い。先日もカーニー総裁発言で相場が乱高下したこともあり要注意。
しかし、市場の主役が米ドルであることに変わりはなく、最終的に米長期金利や株価の動向がドルの行方を決めることになる。
来月の日米政策決定会合や大統領選挙を控えどちらにもポジションを大きく偏らせにくい状況から往って来いになりやすい。

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[米ドル円]105円の上値の重さ

(米ドル円2時間足)


東京市場で104円ミドルの上値を抑えられていたドル円は欧州市場に入るとユーロ円の買いなどから104円60銭に上昇。NY市場でポンドが急落したことでドルが全面高。ドル円は104円87銭まで上昇。しかし、ポンドの反発に転じるとドル円も利食い売りに押され104円前半まで押し戻されそのまま安値引けとなった。
結局、ポンドに振り回された格好となり目先のロングも大分消化されたとみられる。
どこかで円高リスクが常に付き纏うドル円だが緩やかな上昇は変わらない。
今日も押し目買いを狙ってみる。

ドル円予想レンジ:105円00銭~104円00銭(50.0%)

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[ポンド米ドル]カーニー総裁発言を控え思惑交錯

(ポンド米ドル時間足)


NY時間にカーニーBOE総裁の議会証言を控えポンドドルは急落。特に材料はなかったものの、追加緩和に言及するのではといった思惑が先行。ポンド売りが強まった。
カーニー総裁は「来週のBOE会合で最近のポンド安が議題になる」と発言。また、追加緩和への言及もなかったことでポンドの買い戻しが入り上昇。
結局、思惑など投機筋中心の動きとなった。
10月7日の東京市場でポンドが事故的な急落をしたことでポンド自体が不安定な状態にある。ちょっとした材料が大きな動きに繋がりやすい状況となっている。
リスクの高い通貨だけに買いは避けた方がよい。
短期的にはドル売りで攻めてみたい。

ポンドドル予想レンジ :1.2200~1.2080(前日安値)

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[豪ドル円]トリプルトップ

(豪ドル円4時間足)


前日からのリスクオンの動きが東京市場でも継続。株価上昇によりリスク通貨の豪ドルは対ドル対円で買いが散見。豪ドル円は79円25銭から79円70銭まで上昇。個人の買いが大分入ったとの見方もあった。NY市場に入り米長期金利の上昇などからドル円が104円後半まで上昇。豪ドル円もこの日の高値となる80円01銭まで上昇。しかし、80円付近では利食い売りなどが入り79円65銭まで押し戻された。
先週から80円で跳ね返されたのが3回目という事から短期的にトリプルトップを形成したことになる。
ただ、中期的な上昇トレンドは継続されており、押し目買いのチャンスとみる。

豪ドル円予想レンジ:80円00銭~79円20銭(61.8%)

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[全般]相場の乱高下、流れの変化のサインか

昨日は米国経済指標の結果を受けユーロやポンド、そしてドル円も大きく上下する荒っぽい動きが目立った。
前日のNY株式市場の堅調な地合いを受け東京市場でも日経平均株価が半年ぶりの高値を更新。ドル円も104円台前半からミドルへと底堅い動きで推移。
欧州市場ではドイツの10月IFOが予想を上回ったことでユーロは堅調なスタートとなりユーロ円も上昇。全般にリスクオンの流れが続いた。
NY時間に発表されたケース・シラー住宅価格指数が予想を上回り、2006年6月に付けたピークとほぼ同価格に上昇。ドルはしっかりとした動きの中でポンドが急落。
その後発表された米10月消費者信頼感指数が98.6と予想の101.5を大きく下回ったことで長期金利が低下しドルのロングポジションの巻き戻しが入った。それまで105円手前まで堅調に推移していたドル円も一気に104円前半に押し戻された。
ポンドはBOEのカーニー総裁が「来週のBOE会合ではポンド安が議題になる」と発言したことでポンドの買い戻しが入り上昇。
ポンドの下落につられて下落したユーロは、ドラギ総裁が追加緩和に消極的な発言をしたことで上昇。NY市場ではポンドやユーロ、そしてドル円は荒っぽい動きとなった。
米国経済指標は依然としてまだら模様となる中で方向感の掴み難い状況がその背景にありそうだ。
今日のNY時間に発表される米新築住宅販売件数次第で荒っぽい動きが見られそうだ。
ただ、そこまで混乱を引き起こすものではなく、この動きは市場の流れの変化を示すサインとも受け止められる。

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[米ドル円]リスクオンによる円安継続

(米ドル円日足)


週明け東京市場では動意の乏しい動きが続いたが、NY市場では円安の動きが強まった。
中国や欧州株式市場が堅調な地合いとなったことを受けNY株式市場も三指数ともに上昇。また、この日発表された米製造業PMIが予想を上回ったことから103円後半でもみ合いが続いていたドル円は104円31銭まで上昇。米長期金利の上昇もドル円の下支えとなった。一目の雲の上限(103円ミドル)を底に徐々にドル円の下値が切り上がってきている。
中国景気への懸念や米大統領選の行方、そして原油安といった円高リスクが後退したことでドル円に買い安心感が広がり始めている。
ただ、105円手前では実需の売りが並んでいるとの見方もあり、大きな上昇は見込めないものの押し目は拾っておきたい。

ドル円予想レンジ:104円65銭(10月13日高値)~103円90銭(転換線)

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[ユーロ米ドル]追加緩和期待によるユーロ売りも一巡

(ユーロ米ドル時間足)


この日発表されたドイツやユーロ圏の製造業・サービス業PMIが共に予想を上回る好結果となった。また、政治空白が続いていたスペインではラホイ首相率いる国民党中心の政権が発足したことで市場に安心感が広がった。これらを受け欧州株式市場は軒並み上昇。ユーロも攣られて底固い動きとなった。
NY市場に入り米ISM製造業景況指数が予想を上回ったことや米長期金利が上昇したことでドル高の動きが強まりユーロは下落。しかし、東京時間に付けた安値1.0857には届かずそろそろ追加緩和期待からの売りも一巡した感もある。
今年3月10日のECB追加利下げ決定後に付けた安値1.0825付近は底値として意識されるレベルだ。損切りをこのレベルに置いて1.08ミドル付近で買いを入れてみたい。

ユーロドル予想レンジ :1.0940(61.8%)~1.0850

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[豪ドル円]上昇トレンド継続

(豪ドル円日足)


中国人民元が一時6.77ドル台に乗せるなど6年ぶりの安値を更新。上海総合指数も3128と大きく上昇するなど中国不安は後退。現在開かれている中国共産党6中全会で新たな景気下支え政策への期待が高まったためだ。
また、欧米市場の株価上昇によるリスクオンの動きが豪ドル円を押し上げた。
78円から79円のレンジを上抜け上昇トレンドは継続。ボリンジャーバンドの中心線も緩やかな上昇継続。
原油も50ドル台を維持するなど、豪ドル買いの環境は整っている。
今日も押し目買いを狙っていきたい。

豪ドル円予想レンジ:80円00銭(10月18日高値)~78円90銭

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[全般]中国景気回復期待やスペイン政権リスク後退からリスクオン

週明け東京市場は全般に様子見気分が強まる中で中国人民元が6年ぶりの安値を付け、上海株価が上昇。中国共産党6中全会で新たな景気下支え政策に対する期待の高まりから豪ドルが対ドル対円で上昇。また、スペインのラホイ首相の国民党政権が改めて発足すると決定したことで市場に安心感が広がった。この日発表されたドイツやユーロ圏製造業・サービス業PMIが予想を上回ったことから欧州株価が軒並み上昇。
NY市場でも10月製造業PMI53.2と予想の51.5を上回りNY株式市場も上昇して始まった。これを受けリスクオンの動きが強まるとドル円は一気に104円30銭まで上昇。クロス円も全般に底堅い動きとなった。
米国大統領選もクリントン候補優勢となったこともあり市場には安心感が広がっている。依然として円高への懸念は燻ぶるものの、リスク後退による円安への流れが緩やかに進んでいる。
本日はドラギECB総裁の講演やカーニーBOE総裁の議会証言が行われる。ドルの動き自体は鈍く、市場はユーロやポンド、そして資源国通貨などへの注目が高まる。
特に中国景気回復期待からの豪ドルは底固い動きが期待される。

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[米ドル円]狭いレンジ内での底堅い動き

(米ドル円日足)


先週末に黒田総裁が次回の会合で追加緩和を見送る姿勢を示したことでドル円は上値の重い展開となった。NY市場でもドル円は米長期金利低下などから下げ足を速め103円53銭まで下落。その後は週末のポジション調整の買い戻しが入り103円後半で終了。
結局先週も一目の雲の上限を一時的に割り込んだものの底堅い動きが継続。
大統領選挙ではトランプ氏当選の可能性が後退。原油価格も減産合意への期待から底堅い動きが続いている。市場は米国12月利上げを織り込み来年の引き上げペースに注目が移り始めている。今週は多くのFRBメンバーによる発言が相次ぐことからドル円は発言次第でどちらにも振らされやすい。ただ、市場全体に安心感が漂い始めており、一目の雲の上限を底に上値を試す展開とみる。

今週のドル円予想レンジ:105円50銭(38.2%)~103円10銭

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[ユーロ米ドル]追加緩和期待による売りとショートカバー

(ユーロ米ドル日足)


先週のECB理事会では現行の政策金利を据え置き、追加緩和は見送られた。ドラギ総裁は12月の理事会で追加緩和を実施する可能性を示唆したことでユーロドルの下落は始まった。ECBは12月のFRB利上げやOPEC総会を見極めたうえで追加緩和実施をするかどうかを判断すると思われる。
その結果次第では量的緩和の期間延長だけで、更なる追加緩和が実施されない可能性も残る。今回のユーロ売りはテーパリングによる量的緩和規模縮小への懸念も払しょくされたことも含まれる。
先週は発表後にユーロのショートカバーが入ったことから下落の勢いが加速した感もある。今週はまだ下落の勢いも残ることからボリンジャーバンドの下限付近を試す展開が予想される。下値が確認されたところではショートカバーを狙った買い攻めも面白い。

今週のユーロドル予想レンジ :1.10~1.0710(今年安値、BB下限)

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[豪ドル円]一目の雲の下支え

(豪ドル円日足)


先週発表された豪州雇用統計は雇用者数と失業率ともに予想を下回ったことで豪ドル円は下落。80円台で二度跳ね返されたことで利食い売りが散見された。ドル円も次回の日銀会合では追加緩和見送り姿勢が示されていることから円買いも重なり豪ドル円も下落幅を拡大。しかし、これまでのレンジの上限となる78円後半で下げ止まった。
堅調な原油価格や中国株式市場の動きから豪ドルの買い安心感が広がり始めている。
上昇トレンドラインや一目の雲が下支えとなっており、押し目買いスタンスで臨みたい。

今週の豪ドル円予想レンジ:81円50銭~78円50銭

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[全般]注目は来年の米国利上げペースへ

先週は中国経済や大統領選挙の行方、そしてECB金融政策に市場の注目が集まったが、結局波乱は見られなかった。
先週から懸念された中国7-9月期GDPは予想通りの結果となったことで中国先行き不透明感は一先ず後退。米国大統領選も第三回TV討論会でトランプ氏の巻き返しはなくこのままでいけばクリントン氏の当選確率が高まる。原油価格もOPEC事務総長が生産調整に楽観的な見通しを示したことで底堅い動きが継続。
これらはいずれもドル円の下落リスクとして懸念されたものであり、これで一先ず買い安心感が広がったと言える。
一方で、日銀黒田総裁が次回の会合で追加緩和の可能性を否定したことから先週末のドル円は下落する場面も見られた。しかし、ECBと同様に利下げを先送りすることで先行き期待感を残し円高抑制になると考えられる。
市場の注目は再び米国金融政策に集まりそうだ。
イエレン議長は高圧経済が唯一の危機打開策となり得ると発言するなど、利上げをしたとしても緩和的な政策は維持する可能性が高いとみられる。しかし、これは12月に利上げした後に市場に過度な利上げ期待を抑えるためとも考えられる。
昨年8月や今年1月のチャイナショックを意識した発言ともとれる。
今週は多くのFOMCメンバーの講演が行われ、それらの発言で市場は一喜一憂しそうだ。来年の利上げペースに対して全般に緩やかなペースが望ましいといったハト派的な発言が増えればドルの上値も抑えられる。
結果的にドル円は狭いレンジ内での動きとなり、他のユーロやポンド、豪ドルなどの資源国通貨の方が活発に動きそうだ。

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[米ドル円]リスクオンによる円安とドル高

(米ドル円日足)


東京時間に行われた大統領候補の第三回TV討論会は決定的ではないもののトランプ氏の巻き返しはなく市場に安心感が広がった。ドル円は株価上昇に伴い103円後半まで買われるなど底堅い動きが続いた。
欧州市場ではECB理事会を控え慎重な動きが続いたがNY市場に入ると再び上昇。この日発表された米中古住宅販売件数が予想を上回ったことで利上げ期待が高まりドル円は104円09銭とこの日の高値を付けた。その後は原油価格や株式市場の下落により押し戻されたものの底堅さは堅持。
最近の冴えない米経済指標も中古住宅販売件数の回復で利上げ期待が再び強まった。また、大統領選というドル円にとって大きな下落リスクも後退。
今日は押し目買いを推奨する。

ドル円予想レンジ:104円60銭~103円50銭

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[ユーロ米ドル]追加緩和期待残す

(ユーロ米ドル日足)


注目されたECB理事会では予想通り政策金利0.0%と銀行預金金利-0.4%は据え置かれた。
市場は量的緩和期間の延長があるかどうかに注目が集まっていたが、ドラギ総裁は「来年3月の期間延長に関する議論はされなかった」と発言。これを受けユーロドルは1.09ドルミドルから1.1035ドルまで上昇。一方で緩和縮小の議論もなかったと言及したことでユーロは反落。1.0916ドルの安値を付けるなどアップダウンの激しい動きとなった。
ドラギ総裁は12月の理事会で判断するとしたことで、追加緩和期待が残りユーロはそれまでは上値が抑えられるとみる。
ボリンジャーバンドの下限でバンドウォークが続いていることや、昨日の日足ローソク足が長い上髭を伸ばしたことでユーロ円の下落は継続するとみる。
ただ、今日は週末という事もあり最終的に目先のショートカバーが入りやすく、戻り売りがあれば売っていきたい。

ユーロドル予想レンジ :1.1000(61.8%)~1.0890(BB下限)

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[豪ドル円]押し目買いを狙う

(豪ドル円2時間足)


朝方発表された豪州雇用統計は新規雇用者数が-0.98万人と予想の+1.50万人を下回った。一方、失業率は5.6%と予想の5.7%を下回った。発表前に豪ドル買いが強まっていた豪ドル円はこの結果を受け下落に転じた。その後も米ドル上昇の動きなどから豪ドル円の下落基調はNY市場まで続いた。
NY時間に発表された米中古住宅販売件数が予想を上回ったことでドルが買われ豪ドルも買い戻される場面も見られたが豪ドル円は再び下落。原油価格が下落したことも豪ドルの重石となった。
豪ドル円はこれまで続いたレンジの上限付近となる79円がサポートになっている。
ドル円の底堅さや、中国上海総合指数も堅調な地合いが続いていることから豪ドル円の底値固めが終了すれば再度上昇に転じるとみている。
押し目買いを狙っていきたい。

豪ドル円予想レンジ:79円80銭~79円10銭(38.2%)

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[全般]大統領候補の第三回TV討論会終了でリスクオン

大統領候補の第三回TV討論会が東京時間に行われたが結果は前回同様クリントン候補優勢となった。市場予想と同様の結果ではあったがこれを受け日経平均株価は1万7千円台を回復し半年ぶりの高値を更新。103円前半で推移していたドル円もリスクオンによる円安が進み103円後半に上昇。
欧州市場では前日と打って変わり株式市場が上昇して始まりユーロは底堅い動きとなったが、ECB理事会を控えポジション調整の売りも散見。

注目のECB理事会では政策金利は予想通り据え置きとなった。その後ドラギ総裁が「月額800億ユーロの量的緩和期間の延長は話し合われなかった」と発言したことでユーロは上昇。しかし、12月の理事会で判断するとしたことやテーパリングの議論もなかったと言及したことでユーロは反落。上下に荒っぽい動きとなったが最終的に下落して終わった。

NY時間に発表された米9月中古住宅販売件数は+3.2%と予想の+0.4%を上回ったことでドルは上昇。ドル円は104円台に乗せるなどドル全面高となった。
一方、ドル高が進む中で原油価格は下落しNY株式市場も三指数ともに下落するなど、利上げを意識した動きとなった。

昨日のTV討論会でトランプ氏の巻き返しは見られず、11月8日の本選でクリントン氏が当選するとの見方から市場には過度な円高ドル安懸念は後退。
ユーロは12月会合で追加緩和が示されるとの見方や、ブレグジット懸念が燻ぶるポンドも含めドルは底堅い動きがみられる。
今日は特に注目材料がなく、リスクオンの動きは継続されドル円も一段の上昇が見込めそうだ。

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[米ドル円]TV討論会後に上昇も

(米ドル円4時間足)


中国懸念が後退したもののドル円の買いが見られず下落が続いた。日銀が次の会合で追加緩和を見送るとの一部報道で円が買われやすくなっている。
また、昨日は米住宅着工件数も予想を下回るなど最近の米経済指標は冴えないものが目立つ中でドルの上値も抑えられている。
今日の第三回TV討論会でクリントン氏が優勢となれば市場に安心感が広がりドル円の買い材料として受け止められるだろう。ただ、実際に11月8日の本選まではまだ時間があり、上値も限定されそうだ。
FRBの12月利上げは既に織り込まれており、ここからのドル買い材料は乏しく目先ドル円はもみ合いに入る可能性が高い。

ドル円予想レンジ:104円00銭~102円80銭(38.2%)

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[ユーロ円]ECB理事会を前に下落

(ユーロ円4時間足)


東京から欧州市場にかけてユーロ円は強いサポートとみられていた114円を割り込んできた。欧州株式が下落して始まったことからユーロ売りが強まったことがきっかけとなった。
また、今日のECB理事会では何らかの具体的な追加緩和が示されるという思惑が交錯している。
ECBはテーパリングを意識した量的緩和規模の縮小に入るとの見方があり一時ユーロ買いが強まった。しかし、現在の緩和政策は継続するとの見方が強まり再びユーロは下落に転じた。
今日の会合では来年3月に量的緩和の期限を延長するとの見方が広がっているものの、大分織り込まれている。もし、更なる追加緩和が示されないようならECBの限界との見方からユーロの買い戻しが強まることになるだろう。
いずれにしても、ユーロの下値はそろそろ限界に近付いているとみて、押し目買いのチャンスを狙いたい。

ユーロ円予想レンジ :114円00銭~112円60銭(9月30日安値)

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