ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-11

[米ドル円]FOMCイベント終了で一休み

(米ドル円8時間足)


欧州市場では米大統領選挙への先行き不透明感が広がり米10年債利回りは低下。ドルが全面安となる中でドル円は103円10銭まで下落。その後FOMCを控え買い戻されたが上値は限定的。FOMC発表後に再びドル売りが強まりドル円は前回の安値を下回る103円03銭まで下落。しかし、声明文では12月利上げ観測を後押しする内容と市場は受け止め、買い戻しが入り103円40銭付近で引けてきた。大統領選挙への不安感に加え原油安という2つの円高リスクが重なったことでドル円の上値は重くなっている。ただ、103円手前で2度跳ね返されたことで一先ず底値の堅さが意識される。
FOMCというビッグイベントが終わったことで一先ずドル円の下げも一休みといったところだ。
短期ディールとして103円付近で買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:103円80銭~102円80銭(50.0%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]BOE会合でポンド買いも

(ポンド米ドル2時間足)


ポンドドルは下降トレンドラインを上抜けショートカバーを断続的に巻き込み上昇。フィボナッチ50%戻しの1.2280ドルを上抜け1.2354ドルまで上昇。ただ、この上昇はポンドの買い材料ではなくドル売りが強まったのが要因だ。
今日のロンドン時間に開かれるBOE政策会合では「ポンド安に関する議論がされることは確実」とカーニー総裁が言及。そのため今回の会合ではポンド安を招きかねない追加緩和は見送られると予想される。寧ろ、追加緩和に消極的な内容となれば一時的にポンド買いを促す可能性もある。しかしブレグジット懸念が燻ぶる中で積極的なポンド買いは難しい。ショートカバーが一巡したこところでは再びポンド売りが強まるとみる。
昨日の高値1.260ドル付近で上げ止まるようなら戻り売りを仕掛けたい。

ポンドドル予想レンジ :1.2360~1.2230(下降トレンドライン)

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[豪ドル米ドル]下降トレンド継続

(豪ドル米ドル2時間足)


東京時間に発表された豪州9月住宅建設許可件数が-8.7%と予想の-3.0%を下回ったものの反応は見られなかった。しかし、米国大統領選への先行き不透明感が広がりリスク回避の動きから豪ドル売りが散見。豪ドルドルは0.7613ドルまで下落した。しかし、その後は米長期債利回りが上昇したことでドル売りが強まり豪ドルドルは上昇。NY市場ではFOMCの発表でドル売りが更に強まると0.7675ドルまで上昇。しかし、このレベルは下降トレンドラインに上値を抑えられた。
ドル安が豪ドルドルを押し上げた格好だが軟調な原油価格もあり上値は限定的とみる。
0.77ドルミドルに損切りを置き0.77ドル付近の戻り売りスタンス継続。

豪ドルドル予想レンジ:0.7680~0.7600(61.8%)

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[全般]FOMCは予想通り据え置き

東京市場は前日のトランプ氏が大統領候補として優勢との世論調査の結果を受け株安円高の動きが強まった。
ドル円は日中前日の安値103円80銭を下回り103円63銭まで下落するなどじり安が継続。一旦は下げ止まったものの欧州市場に入ると米10年債利回りの低下に伴いドルは全面安。また、大統領選への不透明感からリスク回避の動きが強まりクロス円もほぼ全面安となりドル円は103円10銭まで売り込まれた。
この日発表された10月ADP雇用統計は14.7万人と予想の16.5万人を下回ったが殆ど反応なし。大統領選への不透明感が漂う中で他の材料に反応しにくい状況が続いた。
注目のFOMC会合では政策金利が予想通り据え置かれたことで発表直後ドル売りの動きが強まりドル円はこの日の安値となる103円03銭まで下落した。しかし、声明文では「労働市場は引き続き強く、経済活動は今年前半から穏やかなペースで上昇」「経済状況はFF金利が緩やかな引き上げのみを正当化すると委員会は予想する」「利上げ論拠が強まり続けているが、更なる証拠を待つことに決定」等、特に利上げに関して具体的な文言は見られなかったものの、12月利上げを後押しするものと市場は受け取った。結果、ドルは会合後買い戻しの動きが入りドル円は103円ミドル付近に押し戻された。
しかし、NY株式市場は3指数ともに続落。原油価格も45ドル台に低下するなどリスク回避の動きは止まらない。安全通貨である円やスイスフラン、そして米長期債に資金が流れ込む動きは継続。今日は日本が祝日となるため基本的に動きは鈍くなるとみられるが、トランプリスクが広がる中で円買いに傾きやすい。
今日はBOE政策会合やISM非製造業景況指数の発表もあり、悪い結果に市場は反応しやすい状況が続く。

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