[米ドル円]米長期金利上昇とリスクオン

週が明けてもドル円の上昇トレンドに変化は見られず、東京市場で7月に付けた高値107円ミドルまで上昇。朝方発表の7-9月期GDPが予想を上回ったことを受け日経株価が上昇したことでリスクオンの動きが強まった。
NY市場では米長期金利が昨年12月以来の高水準である2.3%まで上昇したことからドル円は108円ミドルまで上昇。高値圏で引けるなど買いの勢いは依然として強いままだ。
次の上値目途として大台替わりの110円が意識される。このレベルを超えるようならフィボナッチ50%戻しとなる111円付近が次のターゲットになる。ただ、110円という大台の手前では実需やオプション絡みの売りが並ぶとみられ、一旦は利食い売りを出しておきたい。
ドル円予想レンジ:110円00銭~107円70銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]デッドクロス直前

週明け東京市場でドル円上昇に攣られドルが全面高となる中ユーロも下落。欧州勢もユーロ売りで入ると1.07ドル前半まで下落した。その後買い戻しが入り1.07ドル後半まで反発したものの1.08ドルには届かず再び下落。NY市場では米長期金利の上昇に伴いドル買いの動きが強まるとユーロドルはこの日の安値となる1.0710ドルまで下落した。このレベルは今年1月に付けた最安値のレベルでもあり1.0760ドル付近へ反発。ドイツの長期金利も上昇幅を拡大しているものの、米金利の上昇がそれを上回っておりユーロ安は依然として継続するとみる。
週足移動平均線では26週が52週をこのままいけば来週あたりクロスするとみられる。いわゆるデッドクロスとなるため売り圧力が強まりそうだ。
ユーロドル予想レンジ : 1.0800~1.0500(15年12月4日安値)
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[豪ドル円]上値レジスタンスブレイク

東京市場でドル円が107円ミドルまで上昇したことで豪ドル円は81円台に上昇。欧州市場に入っても円売りの動きが止まらず上昇。しかし、ブレグジット直前のレベルであり、その戻り高値でもある81円ミドルが意識され一旦は上値が抑えられた。
NY市場ではNYダウが最高値を更新したことでリスクオンの動きから円売りが加速。
また、エネルギー情報局が月報でシェールオイルの生産が減少する見通しを発表。
下落が続いた原油価格は下げ足を急速に縮めたことで資源国通貨の豪ドルも買われ82円直前まで上昇。そのまま高値圏で引けてきた。当面の節目とみられていた81円ミドルを上抜けたことで豪ドルへの買い意欲はここから更に高まるとみている。
今年高値の86円後半を目指す動きになる可能性が高まった。
豪ドル円予想レンジ:83円00銭~81円40銭
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[全般]米長期金利上昇加速でドル全面高
欧州市場に入るとユーロを中心にドル買いが強まるなか、一旦はポジション調整のドル売りも見られた。
しかし、NY市場で米長期金利が急速に上昇。一時、昨年末のゼロ金利解除前のレベルである2.3%まで上昇するとドル買いが更に加速。ドル円は108円ミドルまで上昇して引けている。
NY株式市場は金利上昇によりこれまでの買いの勢いは収まりまちまちの動きとなった。しかし、リスクオンが続く中で円安の流れは継続。クロス円も全面高となりドル円の押し上げ要因となっている。
ドル金利の上昇速度がやや早過ぎる観もあるが、トランプ氏の打ち出す大規模財政支出への期待は高い。この流れは継続するとみており、一時的に調整のドル売りが強まる場面があれば押し目買いのチャンスとみる。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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