[ユーロ米ドル]米長期金利の低下で下げ一服

東京市場ではドル円が下落して始まったことでドルは主要通貨に対しても売りが入りユーロは底堅い動きが続いた。ユーロはこれまで強いサポートとみられていた1.05ドル手前まで上昇。しかし、欧州市場に入るとユーロ売りでスタート。その後クロス円全般に円の買い戻しが強まりユーロは1.04付近まで押し戻された。
NY市場では米長期金利が低下したことでユーロは1.04ミドルまで反発。しかし、その後イエレン議長のタカ派発言を受け再びドル買いが入りユーロは1.04ドルを割り込みそのまま安値引けとなった。米長期金利上昇も一服する中でドルの買い戻しも入りやすく、暫くユーロドルももみ合いが続くとみている。
ただし、ドル高の流れに変化は見られず、1.05ドルをバックに戻り売りスタンスで臨みたい。
ユーロドル予想レンジ:1.0480(38.2%)~1.0350
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[豪ドル米ドル]RBA議事要旨で買い戻しも

豪ドルの投げが止まらない。
週明け東京市場で豪ドルは0.7270付近に下落して始まり、一旦は0.73ドルに乗せたものの売りが入り0.72ドル台に押し戻された。ドル円の下落に伴い豪ドル円の売りも散見。東京市場では動意が乏しくその後もみ合いが続いたものの欧州市場に入り再び下落。
クロス円全般に売りが強まったことから豪ドルドルも上値の重い展開が続いた。
NY市場では米長期金利が低下したことでドル売りが強まると豪ドルも下げ止まる場面が見られた。しかし、イエレン議長のタカ派的な発言を受けドルは再び上昇。
豪ドルはこの日の安値となる0.7240を付けてそのまま安値引けとなった。
本日の東京時間にはRBA議事要旨が公開される為市場の注目が集まっている。
GDPの下方修正や雇用統計の悪化などから追加緩和の可能性が示されるようなら下げが加速するとみる。
今週末のクリスマス休暇を控えポジション調整による一時的な豪ドル買いの動きがあれば戻り売りで臨みたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7310(前日高値)~0.7200
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[全般]円安調整下でもドル高
ドル円は118円付近を天井に117円前半まで下落。日経平均株価が100円近く下落したことも円の買い戻しを促した。
欧州市場に入ると更に円高の動きが強まりクロス円の下落はユーロやポンドなどの押し下げ要因となった。
結果的にドル円以外の主要通貨はドル高が進む中でドル円は下落幅を拡大。
NY時間にはロシア駐トルコ大使が銃撃を受け死亡したとの報道でリスク回避の円買いが更に進み、ドル円はこの日の安値となる116円57銭まで下落した。
しかし、その後イエレン議長の「賃金の伸びが上向いている兆しが見える」「雇用はこの10年で最も強い」といったタカ派的な発言からドルは一気に上昇。ドル円は117円40銭付近まで押し戻された。
市場の流動性が徐々に細る中で値動きは荒っぽくなり始めており、ちょっとした材料にも過剰に反応しやすくなっている。
円安への調整が出た割にはドル高調整の売りは見られず、寧ろドル円以外での主要通貨ではドル買いの勢いは強まっている。
目先クロス円を中心とした調整の動きがもう暫く続くとみてよいだろう。この動きが一巡するまではドル円の上昇も抑えられそうだ。
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[米ドル円]120円を視野に

FOMC後にドル円は一瞬115円10銭まで下落後すぐに反発。結局その日のNY市場で118円66銭の高値を付けるなど3円50銭余り一気に上昇。それでもドル円は118円台でのもみ合いが続いた。
しかし、ロンドンフィキシングにかけてドル円の纏まった売りが出て117円ミドルまで下落。一旦は反発もみられたが中国が南シナ海で米潜水無人機を接収したとの報道でこの日の安値となる117円48銭を付けたが下げ止まった。その後118円近くまで押し戻されるなど結局高値から1円程度の調整で先週のNY市場は終了。
如何にドル円で買い遅れているかを示すものといえそうだ。
今週はクリスマス休暇を週末に控え薄商いの中ドル円は再度上値を試す展開を予想する。
昨年の12月FOMCでは9年半ぶりの利上げを実施したことで中国株価下落を受け金融不安からドル円は下落に転じた。
しかし、今年は原油価格が上昇し中国経済も安定した動きを続けており昨年とは異なる。市場が安定している中でドル円は昨年末のNY終値となる120円を試す展開もみえてきた。
117円ミドル付近から117円にかけて押し目があれば買いを入れておきたい。しかし、流動性の低下により値動きは荒っぽくなりやすく損切りは必ず入れておく。
今週のドル円予想レンジ: 120円30銭(昨年末NY終値)~117円00銭
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[ユーロ米ドル]節目の1.05ドルはサポートからレジスタンスへ

FOMC後にこれまでの強いサポートとして意識されていた1.05ドルを割り込みユーロドルは1.0366ドルまで下落。その後週末にかけて調整の買い戻しが入ったが1.0470ドル付近で何度か押し戻され、結局1.04ドルミドルで先週のNYは引けている。これまでサポートとなった1.05ドルが今度はレジスタンスに変わったとみてよいだろう。
ECBは量的緩和を来年まで継続することを決定。一方でFRBは来年の利上げ回数を引き上げるなど金融政策の違いからユーロは売られやすい地合いが続く。
また、イタリア大手銀行モンテパスキが年末までに自力で経営再建を目指すことになったものの、問題が消えたわけではない。
ドル高の勢いが衰えない限りユーロドルは下値を探る展開を継続するとみる。
今週のユーロドル予想レンジ:1.0520(50.0%)~1.0200
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[豪ドル米ドル]今年最安値を試す展開も

豪ドルドルは0.75ドルの上限を何度か試しに行ったものの結局上抜けに失敗。下降フラッグの下限0.7310ドルを下回ったことで再び下落基調に戻ったとみてよいだろう。
米国FOMC会合で来年の利上げペースが高まるとの見方からドルが上昇。一方、豪州GDPの下方修正や、先週発表された失業率が予想を上回るなど、RBAの緩和政策が長期化するとの見方も浮上。
米/豪の金融政策の違いから豪ドルは売られやすい地合いとなっている。
一方、原油や鉄鉱石の価格が上昇していることや安定した中国経済などは豪ドルにとっては追い風となる。
しかし、日本の機関投資家による豪ドル買いが未だに見られないことから、豪ドルの下落に歯止めが掛からない。
今週はクリスマス休暇に入るところが多く、流動性が低下する中で今年の安値となる0.71ドルミドルを試す展開が予想される。
今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7370~ 0.7150
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[全般]クリスマス休暇控え流動性低下
先週は今年最後のビッグイベントとなるFOMC会合を控え為替だけではなく株式や債券市場でもポジション調整の動きが見られた。しかし、これまで急速に上昇した割には大きな調整にはならず、ポジションの偏りが少ないことを示すものとなった。
そのFOMCでは来年の利上げペースが2回から3回に引き上げられるなど、利上げペースが高まると市場は判断。また、イエレン議長がこれまでの金利やドルの上昇に懸念を示さなかったこともドル買いを促した。更に、NY株式市場の動揺も一日で終え堅調な地合いが確認されるなどリスクオンの円安も進みドル円は118円ミドルまで上昇。1日で3円余り上昇した格好だ。
先週末には流石に急速なドル上昇に対し売り戻しの動きが見られたが、これまでと同様に小幅な調整にとどまった。
今週末は多くの市場がクリスマス休暇に入り、日本も天皇誕生日で連休となることから市場の流動性は一気に低下することになる。通常であれば市場はポジション調整が終わり値動きは狭まることが多い。
しかし、今年はブレグジットから始まり米国大統領選のまさかの結果が続く異常な相場展開が続いた。それだけに市場は今回のドル高相場から出遅れた感もあり、まだドル買い余力はありそうだ。
流動性が低下すると相場はちょっとしたことで一方向に偏る傾向があるが、今週はドル高が更に強まるとみている。
もし調整的なドル売りが強まるとしてもどちらも大きな動きになりやすい。
どちらを攻めるにしても損切りは忘れずに入れておきたい。
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[米ドル円]ドル高円安同時に進行

FOMC会合が終了しドルが全面高となる中で特にドル円の上昇速度は際立つ。会合直前のレベル115円付近から昨日の欧州市場でつけた高値118円66銭まで3円60銭という大幅上昇となった。流石に急ピッチに上昇した反動もありNY市場にかけて117円65銭まで押し戻された。しかし、NY時間に発表された米経済指標が好調な結果を示すとNY株式市場が上昇。リスクオンの動きが強まり今度は円安がドル円を押し上げ再び118円ミドルまで上昇。ドル円の買いの強さを改めて示した格好だ。
ここまで上昇する過程では利食い売りも大分入っている可能性が高く、それ程ドルロングに傾いているとも思えない。ただ、週末という事もあり流動性の低下から一時的に反落も頭に入れておきたい。その時が最後の買いチャンスとなりそうだ。
ドル円予想レンジ: 119円50銭~117円20銭(38.2%)
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[ユーロ米ドル]節目の1.05を下回る

FOMC会合で来年の利上げペースが早まるとの見方からドルが全面高となる中でユーロは下落。ユーロドルは昨年からの強いサポートとして意識されていた1.05ドルを割り込み昨日のNY市場では1.0366ドルまで売り込まれた。欧州時間にイタリア大手銀行モンテパスキが年末までに50億ユーロの増資を正式に決定したとの報道もありやや下げ足を抑える場面も見られた。しかし、ドル高に加えECBが来年末まで量的緩和を継続するなど金融政策の違いがユーロの上値を抑える。
次に意識されるサポートの、ドルとの等価となる1.0パリティーを目指す動きが始まったとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.0450(61.8%)~1.0300
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[豪ドル円]半値戻しで上昇一服

FOMC後に豪ドル円は上昇を再開。ドル円が豪ドルドルを上回る勢いで上昇したことで豪ドル円の上昇トレンドは継続。欧州市場ではユーロ豪ドルの売りも散見。豪ドル円はこの日の高値となる87円50銭まで上昇した。
このレベルは今年1月4日のスタート時の最高値レベルにあたる。
また、14年11月に付けた高値102円80銭から今年最安値72円30銭の半値戻しのレベルでもあることから一先ず上げ止まった。
NY市場にかけては調整売りが入り86円87銭まで押し戻されたが87円台に反発して引けている。
NY株式市場が三指数ともに上昇したことで本日の日経平均株価の上昇が予想され、一段の円安が進みやすい地合いとなるだろう。
再度節目の87円ミドルを試すようなら昨年末の高値88円20銭が次の上値目途となる。
豪ドル円予想レンジ:88円20銭(15年12月末の高値)~86円80銭
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[全般]米長期金利上昇とドル高継続
昨日のNY時間に発表された12月NY連銀、そしてフィラデルフィア連銀製造業景気指数はそれぞれ予想を大きく上回る好結果となった。また、米11月CPIも0.2%と予想通りとなり強い米経済への期待感から前日下落したNY株式市場も三指数ともに上昇に転じた。これを受けリスク選好の円安が進むなど、ドル高と円安が重なりドル円は118円ミドルまで上昇。
急速なドル上昇に対して市場には警戒感が高まる中で、一時的に押し戻されるなど荒っぽい動きが目立つ。FOMCという今年最後のイベントを終えた市場はクリスマスを控え徐々に流動性が低下する傾向がある。常識的にみると過度なドル高の調整が入りやすくなるものだが、今年は少し異なる動きになるかもしれない。
全体のポジションがここまでドル高に進んでも偏りがないとみられるだけに、寧ろドル上昇が更に強まる可能性が高いとみる。
損切りを少し遠めに置いてドルの押し目買いスタンスは継続。
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[米ドル円]一気に115円から117円台へ上昇

FOMCの結果を受けドル円は最初売りで反応。0.25%の利上げは織り込んでいたことから、事実での売りとみられた。しかし、来年に利上げ見通しが引き上げられたことから一気に116円ミドルまで上昇。一旦は115円台に押し戻されたものの再び買いが強まり117円台に突入。この時間帯は流動性が低いことからやや過剰に反応したとみられ、東京市場では窓を埋める動きが強まるとみている。しかし、市場はFOMCを前にポジションを縮小したことから、下げたところでは新たな買いが待ち構えているとみてよいだろう。
今回の結果を受け原油価格と株式市場が下落したことはリスクオフの円高に繋がるものだ。
しかし、それ以上に米長期金利の上昇幅が大きく、日米金利差拡大がそれを上回る。
押し目買い継続。
ドル円予想レンジ: 118円00銭~116円50銭
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[ポンド米ドル]BOE会合に注目

FOMCの結果を受けドルが全面高となりポンドドルも1.27ドル前半から1.25ドル前半まで下落した。
このレベルは上昇トレンドラインが位置するところから辛うじて下げ止まったが、目先のサポートでもある1.2550ドルを下回ったことで下落の勢いは残る。
本日のロンドン時間にはBOEの政策会合が開かれるが、緩和政策継続が示されるとみられる。しかし、これは織り込み済みであり寧ろ買い戻しのきっかけになる可能性が高い。
最近のポンドは米ドルと似たような動きを辿る傾向があり、押し目買いを狙っていきたい。
未明からのポンドの下落は流動性の低い中での動きであり、最終的に窓を埋めに入るとみている。
ポンドドル予想レンジ : 1.2620~1.2420(50.0%)
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[豪ドル円]FOMC後も上昇継続

FOMC会合後にドルが全面高となり豪ドルドルは0.75ドルから0.74ドルまで下落する一方でドル円は2円近く上昇。結果的に豪ドル円はFOMCの影響をほとんど受けずに上昇トレンドが継続している。
週足一目の雲の外から抜け出し、上値の抵抗性がなくなったことで上昇に弾みが掛かりそうだ。
今年3月に付けた今年最高値となる86円70銭を上抜け86円85銭まで上昇。
このレベルでは利食い売りなどが入りやすく一旦は上値を抑えられた。しかし、ドル円の上昇速度が再び増す中で、押し目があれば買いを入れていきたい。
豪ドル円予想レンジ: 87円50銭(50.0%)~86円30銭
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[全般]FOMCサプライズでドル全面高
声明文では「労働市場は引き続き強く、経済活動は今年中盤から穏やかなペースで上昇」とし、17年のGDP見通しも引き上げた。注目は来年の金利見通しがこれまでの2回から3回に引き上げられたことだ。この結果ドルは全面高となる一方で株式市場は三指数ともに下落。原油価格もドル高により2ドル近く下落するなど市場にとって結果的にサプライズとなった。
イエレン議長は今回の変更点はごく僅かであることを強調。利上げ決定は経済への信認であり、税制変更が生産性と投資を高める可能性もあるとの考えを示した。
イエレン議長の発言内容は総合的にみると今後トランプ次期政権次第では更なる利上げもある一方で、利下げもあり得るという事が示唆された格好だ。これはトランプ氏に対して好意的な見方とも受け止めてよいかもしれない。
結果的に発表後米長期金利は2.57%と0.1%上昇しドル円は117円台と2円近く上昇するなど、やや過剰とも思われるような反応を示した。
この反応は市場のトランプ氏への期待がそれだけ高いという事や、ポジションが軽いことを示すものと思われる。
FOMC会合という今年最後のビッグイベントが終われば通常は市場の動きは大人しくなるものだ。
しかし、市場はまだ勢いがあるだけに流動性の低下する中でドル高円安の流れが更に強まる可能性が高いとみる。
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[米ドル円]下落リスクへの警戒感

東京市場で115円台を割り込んで始まったドル円だがその後は115円を挟んだ底堅い動きが続いた。
NY市場では米長期金利が小幅低下したことで115円ミドルから114円台に押し戻されるなど荒っぽい動きとなった。FOMCを控え市場の流動性が低下しているためとみられる。
市場は今回のFOMCの結果次第ではこれまでのドル上昇の反動が出るとの見方もあり、警戒感が高まっている。しかし、それにしては発表前のドル円の下げ幅が少ないのは、それ程ポジションの偏りがないとみることもできる。
FOMCメンバーの来年の利上げ見通しが変わらないとなれば一時的にドルが下落する可能性もある。しかし、米長期金利はFRBの金融政策とは関係なしに上昇が継続。FRBは寧ろ後追いになると考えられ、市場への影響は低下しているように見える。
押し目があれば寧ろ買いのチャンスとみる。
ドル円予想レンジ: 117円50銭~114円30銭(61.8%)
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[ユーロ米ドル]調整の買い戻し一巡

FOMC会合を控えユーロショートの買い戻しがほぼ一巡したとみられる。
イタリア最大手のウニクレディトがこの日130億ユーロの増資を発表したことでユーロは上昇。一時1.0665ドルまで買われたがすぐに1.06ドル前半に押し戻された。FOMC前でポジションをどちらにも傾けにくく、全般にニュートラルの状況とみてよいだろう。
明日の未明に発表の来年の利上げ見通し次第でドルは一時的に下落に転じる可能性がある。フィボナッチ50%戻しとなる1.07ドル付近を超えられるようなら1.05ドルを割り込むのは当面難しくなりそうだ。反対に、このレベルを上抜けずに反落するようなら再度1.05ドル割れを試す展開が予想される。
ECB理事会では12月まで緩和政策継続を決定したことで、金利差から見るとユーロドルの上値は限定的とみてよいだろう。
ドル高の流れ継続とみて戻り売りスタンスで臨みたい。
ユーロドル予想レンジ : 1.0700(50.0%)~1.0460(15年3月安値)
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[豪ドル円]FOMCの影響限定的

豪ドル円はドルが介在しないだけにFOMC会合の影響を受けにくい通貨ペアの一つでもある。豪ドル自体は原油や鉄鉱石価格などの上昇や好調な中国経済など買い材料が続いた。ただ、先日発表されたGDPが予想を下回ったことで緩和政策が長期化するとの見方が強まった。また、米ドル上昇により上値が抑えられた。しかし、ドル円は円安の動きも加わり他の通貨以上に上昇。豪ドル円は10月以降上昇トレンドが継続している。
FOMCというイベントリスクとしての豪ドル円への影響はあるが、寧ろイベントが終了すればリスクは後退し買いやすくなる。ただ、86円付近というのは今年前半に上値を何度も抑えられたレベルでもあり強いレジスタンスとして意識されている。
FOMC後にこのレベルを超えるようなら、90円を目指す次の上昇ステージの始まりとみる。
豪ドル円予想レンジ: 87円50銭(50.0%)~85円60銭
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[全般]FOMC控え神経質な展開
東京市場では前日のNY市場で114円台に下落したドル円の買い戻しの動きが入るなど堅調に推移。欧州市場ではイタリア大手銀行モンテパスキへの懸念などもありユーロが対ドル対ポンドで売りが強まる場面も見られた。
NY市場ではFOMCを控え米長期金利が低下したことでドル売りが強まりドル円も115円ミドルから114円後半に下落。しかし、FOMCを控え全般にポジション調整も入り方向感の定まらない動きが目立った。
本日のFOMCでは0.25%の利上げは完全に織り込んだ格好で、市場の注目は来年の利上げペースに集まる。大統領選後の長期金利上昇や物価上昇の期待が高まる中でFRBは利上げペースを上げてくる可能性が高いとみる。一方、ドル高や金利上昇など、市場の期待が先行し過ぎた状況に対してイエレン議長は懸念を示す可能性もある。
昨年の利上げ後に中国株価が下落し金融市場が混乱に陥ったこともあり、過度に警戒感を示すと市場のセンチメントが急速に冷え込むリスクもある。
ただ、今回は原油価格や株価の上昇など、昨年とはだいぶ異なる状況とみてよい。また、トランプ政策への期待感が高く、楽観的なセンチメントが漂う。
今年最後のビッグイベントという事で、その前後は神経質な展開が予想される。
発表後にドル下落幅が限られるようなら、イベントリスクが終了する中でドル高円安の流れが再開する可能性が高いとみる。
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[米ドル円]FOMCを控え調整の売り

先週末のOPECと非加盟国との減産協議が合意に至ったことから週明け東京市場ではリスクオンによる円安が進行しドル円は115円61銭まで上昇。一旦は利食い売りに押されたものの115円手前から再び買いが入り反発。欧州市場にかけて米長期金利が上昇するとドル円は116円12銭まで上昇。今年2月以来の高値を付けた。しかし、その後米長期金利の上昇幅が縮小するとドルは全面安となりドル円もNYの引けにかけて115円を割り込んだ。
明日のFOMCを控え、一先ず目先のドルロングポジションの調整が入っている。
ただ、実際の米長期金利上昇による日米金利差拡大は続いており、FOMCがハト派的な見方を示したとしても下値は限定的とみる。
今日も調整の売りは継続するとみるが、114円ミドルから下の押し下げがあれば拾っていきたい。
ドル円予想レンジ: 115円60銭~114円30銭(61.8%)
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[ユーロ米ドル]1.05ドルを前に反発

週明け東京市場でユーロドルは1.0523ドルまで下落したが先週付けた安値1.0507ドルまでは届かずに下げ止まった。1.05ドルは昨年も何度か試したが下抜けを失敗していることから強いサポートとして意識されるレベルでもある。結局今回も割り込めずにNY市場では1.0650ドルまで押し戻された。米長期金利の上昇幅が縮小したことでドル売りが進みユーロは押し上げられた。特にユーロ買いの材料があったわけではなく、明日のFOMCを控えユーロショートの巻き戻しが入ったと考えられる。
目先のショートはまだ残っていると思われることから、もう一段のユーロ買いが強まるとみる。ただ、FOMCが終了すればドル高が再開しユーロドルは1.05ドルを試す展開とみる。
ユーロドル予想レンジ : 1.0700(50.0%)~1.0590
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[豪ドル円]上昇トレンド継続

週明け東京市場ではOPECと非加盟国との減産協議が合意に至ったことを好感しリスクオンの円安が強まった。しかし、中国株式市場の下落などから豪ドルの上値は抑えられた。欧州市場では原油価格上昇への期待もあり豪ドルは上昇に転じた。
NY市場ではこの日の高値となる86円62銭を付けた。このレベルは今年3月末に付けた高値でもあり利食い売りが入り反落。86円付近まで押し戻されて引けている。
今日は中国の鉱工業生産や小売売上高に注目が集まる。明日のFOMCを控えポジション調整の売りを誘発するリスクがあり注意が必要だ。
ただ、豪ドル円は米ドルの動きに比較的影響を受けないことから、ポジション調整後再び上昇トレンドに戻るとみている。フィボナッチ61.8%戻しであり上昇トレンドラインの位置する85円ミドル付近では買いを入れておきたい。
豪ドル円予想レンジ: 87円50銭(50.0%)~85円60銭(61.8%)
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[全般]米長期金利と原油価格
欧州市場に入ると米長期金利が上昇したことでドル買いの動きが更に強まりドル円は116円12銭まで上昇。しかし、その後は米長期金利の上昇幅が縮小するとユーロやポンドが大きく反発。ドル円もNY市場の引けにかけて115円を割り込むなど全般に調整の売りが強まった。
明日のFOMCを控え株式や米債券市場でポジション調整の動きが入り始めている。
特に急速に上昇したドル円の売りが目立った。
今日は特に目立った材料はないものの、調整の動きはさらに強まるとみている。
一方、原油価格は一時54ドル台に乗せるなど底堅い動きが続く中でNYダウも史上最高値を更新。全般にリスクオンの円安の流れは継続。ユーロやポンド、そして資源国通貨の豪ドルなどクロス円上昇の勢いは強まっている。
今日は中国の11月鉱工業生産や小売売上高が発表される。昨日の上海総合指数が大幅下落となっており、指標発表に注目が集まる。もし、株価の下落幅が拡大するようなら一時的なリスクの高まりには注意したい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]ドル高円安第二幕へ

先週末は米長期金利の上昇や日経平均先物の上昇などからドル円は心理的な壁とみられていた115円台に乗せてきた。一旦は利食い売りなどに押し戻されたもののその後は再び買いが強まり、結局NY終値はこの日の高値圏である115円30銭付近で終了。
日米金利差に加え日欧金利も拡大。日本の10年債は日銀により0%付近でキープされており、この円安の流れは今後も継続するとみてよいだろう。
今週はFOMC会合が開かれ、利上げは既に織り込み済み。来年の利上げペースが修正される可能性は高くドル買いに反応しそうだ。一方、最近の急速なドル高や金利上昇に対しイエレン議長のけん制発言が出れば一時的にドル円は下落するとみる。ただ、このドル高の流れを変えるのは難しい。週足チャートではフィボナッチ61.8%でもあり一目の雲の上限でもある115円ミドルが意識される。今週のドル円は雲から抜け出しており、下げたところでは押し目買いを狙いたい。
今週のドル円予想レンジ: 117円50銭~113円50銭
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[ユーロ米ドル]1.05ドル割れ試す展開

週明けのイタリア国民投票で憲法改正が否決されユーロドルは下落した。イタリア大手銀行モンテパスキへの再建に絡んだ思惑もユーロ売りを促した。しかし、その後はECBがテーパリングに入るとの見方もありユーロドルは上昇に転じた。そのECB理事会では来年3月が期限のQEを12月に延長すると同時に規模も縮小することを決定。最初はテーパリングと受け止められユーロドルは1.08ドル後半まで上昇したが、最終的に緩和政策継続との見方が強まり下落。再び1.05ドル前半まで下落して引けている。
米長期金利の上昇が再開したことでドル高が進んだこともユーロドルの押し下げ要因となっている。ユーロショートが一巡したことで今度は1.05ドルの壁を割り込む可能性が高い。
今週のFOMC会合で来年の利上げペースが加速するとの見方が示されるようなら1.05ドル割れのきっかけにされそうだ。
また、今週はBOE政策会合も開かれる。これまでのポンド安や原油高によるインフレ期待から金融緩和期待は後退しポンド上昇に繋がりやすい。ユーロポンドの巻き戻しの売りが強まれば更にユーロ売りに拍車がかかる。
今週は戻り売りを狙ってみたい。
今週のユーロドル予想レンジ : 1.0650(38.2%)~1.0350
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[豪ドル円]2年ぶりに週足雲から抜け出る

豪ドル円は85円を挟んでのもみ合いが続いたが、6日に付けた高値85円ミドルを上抜くと損切りを巻き込み86円台に浮上。4月に付けた高値とほぼ同レベルまで上昇する面合わせとなった。
先週発表された豪州7-9月期GDPが予想を下回ったことで追加緩和期待が広がり下落する場面も見られた。しかし、好調な中国経済や資源価格の上昇などから豪ドル買いの意欲は根強い。
週末に行われたOPECと非加盟国との減産協議が合意されたことで週明けから原油価格の上昇が見込める。資源国通貨である豪ドル買いとともに、円安の流れが今週も豪ドル円の押し上げ要因となる。
週明け一目の雲を2年ぶりに抜け出しており、一段の上昇が見込める。次の上値目途はフィボナッチ50%戻しとなる87円ミドルが意識される。
今週の豪ドル円予想レンジ: 87円50銭(50.0%)~85円20銭
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[全般]欧米との金利差拡大で円安継続
米国では先週発表のISM非製造業景況指数などこれまで同様に好調な結果を示したことで米国経済への期待の高まりからNY株式市場は連日史上最高値を更新。リスクオンによる円安が進みやすい地合いとなった。一方、米長期金利は調整の動きが継続しドルも上値の重い展開が続いていた。
注目されたECB理事会ではQEの規模が800億ユーロから600億ユーロに縮小され、発表後ユーロは上昇。しかし、期間延長やテーパリングに否定的な見方が示されたことでユーロは下落に転じた。緩和政策が継続との見方は市場に安心感を与え、NY市場にも影響。株式市場上昇と同時にそれまで動きのなかった長期金利も上昇に転じドルは全面高。円安の動きも手伝いドル円は115円を乗せてNY市場を引けている。
今週は今年最後のビッグイベントとなるFOMC会合が開かれる。
今回の会合では0.25%の利上げを市場は織り込んでおり、市場の注目はメンバーの来年の利上げ予想とイエレン議長の発言に集まる。
市場はトランプ政策への期待から既に金利は上昇しており、これまでよりも利上げペースは高まるとみている。一方、イエレン議長がこれまでの急速な金利やドルの上昇に対してけん制する姿勢が示される可能性が高く、一時的にドル売りが強まる場面も想定しておきたい。
ただ、好調な米国経済指標などからの株高や金利上昇の流れを止めることは難しい。
米金利上昇の影響は欧州各国の金利にも波及しており、日米だけではなく日欧の金利差も拡大する中で円安の流れは今週も継続するとみる。
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[米ドル円]調整終了で保ち合いの上限ブレーク

東京市場では日経平均株価が上昇したにもかかわらずドル円は114円付近から113円13銭まで下落した。ECB理事会を控えドル高と円安調整の動きが入ったと考えられる。
ECB理事会では緩和政策継続との見方からユーロドルが下落。ドルは全面高となりドル円は再び114円台に押し上げられた。欧米の株式市場が上昇したことでリスクオンの円安も重なった。ECBというイベントリスクが終了したことでドル円は再び買い余力が出来た。しかし、115円を上抜けするには何らかの材料が必要だろう。保ち合いから上に放れるにはしばらく時間がかかりそうだ。来週のFOMC会合までは保ち合い継続とみるが、ロングポジションは継続。
ドル円予想レンジ: 114円70銭~113円70銭
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[ユーロ米ドル]ECB、緩和政策継続

ECB理事会は予想通り来年3月期限のQEを12月まで延長することを決定。同時に買入れ規模をこれまでの800億ユーロから600億ユーロに縮小することを決定。これを受け発表後ユーロドルは1.0870ドルまで上昇。市場の一部ではテーパリングに入るとの見方もあった。しかし、メンバーの誰もがテーパリングを支持しなかったことが明らかとなりユーロは下落に転じた。ドラギ総裁は来年のEU各国選挙などの経済への影響は計り知れないとし、緩和政策の継続姿勢を改めて示したことを市場はハト派的と受け止めた。
理事会を前にユーロショートカバーが入ったことで、ユーロ売りが再開。再び強いサポートである1.05ドルを試す展開が予想される。
ユーロドル予想レンジ : 1.0700~1.0520
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[豪ドル米ドル]0.75ドルの上値の重さ確認

東京時間に発表された豪州10月貿易収支が-15.41億豪ドルと予想の-6.10億豪ドルを大きく下回った。発表前から豪ドル買いが入り強いレジスタンスとみられた0.75ドルを試した直後だけに豪ドルは急落。しかし、豪ドル買いの意欲は根強く、その後も何度か0.75ドルを試す展開が続いた。
ECB理事会の結果を受けドルが全面高となったことから豪ドルは0.75ドル付近から一気に0.7430ドル付近に下落。その後買い戻しが入ったものの上値は重かった。
0.75ドルのレジスタンスを再度確認した格好となり、次は底値の堅さを確認する番だ。
短期的に戻り売りを狙ってみる。
豪ドルドル予想レンジ:0.7500(38.2%)~0.7400
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注意喚起
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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