ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-12

[米ドル円]ドル高と円安再燃

(米ドル円日足)


今週に入りドル円は113円90銭から111円36銭まで2円50銭余り下落。OPEC総会を控えポジション調整や実需売りも散見された。しかし、13円近い上昇を見るとこの下げ幅も結局押し目買いのレベルには達していなかったようだ。OPEC総会は8年ぶりの合意に至ったことから、ドルは再び上昇に転じた。また、米次期財務長官がウォール街出身という事からドル買いが更に加速。ドル円は10か月ぶりの114円台に乗せるなど、第二弾のドル買いのステージに入ったとみてよいだろう。
原油価格も1バレル50ドル近くまで上昇したことでリスク選好の円安も同時に進行していることから、ドル円の上昇幅は拡大している。
相場はせっかちだ。好調な米経済指標の後押しもあり115円台を狙う展開が予想される。

ドル円予想レンジ: 115円90銭(BB上限)~113円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]1.05ブレイク前のもみ合い相場

(ユーロ米ドル2時間足)


OPEC総会を控えユーロは目先のユーロショートカバーが入り1.0660付近まで上昇。
NY時間にOPECが減産合意に至ったとの報道が伝わるとドルが全面高となりユーロは1.0553まで下落した。
しかし、ドルがここまで上昇している割にはユーロの下落幅は相対的に少ないように見える。それだけ1.05ドルのサポートが意識されているとみられる。このレベルは昨年の3月と11月の2度にわたり跳ね返されているレベルであり、かなり強いサポートになっている。
ドルの上昇は今後も継続される一方で、ECBは次の会合で緩和期間を延長するとみられる。
1.05ドルを割り込むのは時間の問題とみており、もみ合いレンジの上限となる1.06ミドル付近での戻り売りから入りたい。

ユーロドル予想レンジ : 1.0670~1.0550

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[豪ドル米ドル]原油高でも豪ドル買いに動かず

(豪ドル米ドル時間足)


豪ドルはOPEC総会を控えているにも拘らず先週から買い意欲が強く0.75ドルの上値を何度か試しに行った。しかし、昨日の欧州市場では流石にポジション調整の豪ドル売りが入り0.7440付近に押し戻された。OPEC会合では減産合意で行ったとの報道でドルが全面高となり豪ドルは0.7370まで下落。OPECの減産合意により原油価格が49ドル台に上昇するなど、本来は豪ドルにとっては追い風となるものだ。結局ドルの上昇の勢いが豪ドル買いを上回り下げのスピードは緩やかなものとなった。
RBAの緩和政策は既に底をついたとみられており、いずれ利上げに転じるとの見方が強い。トランプ政策で鉄鉱石などが既に上昇しており豪ドルにとっては追い風となる。
しかし、今の市場のセンチメントは米ドル買いの勢いに押され気味だ。
目先0.75ドルの上値の重さを確認したことで底値探りの展開が予想される。

豪ドルドル予想レンジ:0.7420(389.2%)~0.7310

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[全般]OPEC合意とムニューチン次期財務長官

注目のOPEC協議は8年ぶりに合意に至ったことでドルは全面高。再びまさかの動きが市場を席捲した格好だ。
東京市場はOPEC協議を控え株式市場は1円の上昇とこう着状態となる中ドル円はやや底堅い動きで推移。欧州市場も同意の乏しい動きが続いた。
NY市場に入りOPEC協議でサウジがイランに歩み寄りを見せたことで日糧120万バレルの減産を決定するなど8年ぶりの合意に至ったとの報道が伝わるとドルは上昇。
最初はじり高となりドル円は113円ミドル付近でもみ合いが続く中で、ゴールドマンサックス出身のムニューチン氏が次期財務長官に指名されるとの報道が伝わるとドルは更に上昇。原油価格も49ドル台に上昇するなどリスクオンの動きも重なりドル円は114円台ミドルに上昇。クロス円も全面高となるドル高・円安の動きが強まった。
この日発表されたPCEデフレーターは14年10月以来の高い水準となり、ベージュブックも経済は大半の地域で引き続き拡大していることが明らかとなった。前日の米GDP改定値も含め堅調な米国経済を背景にドル高地合いは継続。
週末のイタリア選挙は懸念材料となるものの、市場の楽観的なセンチメントは懸念を上回るものとなっている。
ドルの上昇はまだ道半ばとみており、押し目を待っていると流れに乗り遅れることになる。

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