[米ドル円]ドル高スピード調整

イタリア国民投票の結果を受けドル円は早朝に112円82銭まで下落。薄商いの中でリスク回避の円買いの動きが強まった。しかし、東京市場が始まり商いが増える中でドル円の買い戻しが強まり、先週末NY終値付近となる113円後半まで上昇。その後113円前半まで押し戻されたが欧州市場に入ると一転。ユーロの買い戻しが入ると同時にユーロ円の買いが入りドル円は114円台に浮上。NY時間に発表されたISM非製造業が1年ぶりの高水準になったことや原油価格が上昇、株式市場も三指数ともに上昇したことでリスクオンの円安が進みドル円はこの日の高値となる114円78銭まで上昇。しかし、先週の高値114円83銭には届かずに反落。短期的にトリプルトップを形成しており目先上値は抑えられるとみる。下値も切り上がっており三角保ち合いの収束に向かい始めている。
ドルの急速な上昇のスピード調整とみると、下げたところで買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ: 114円20銭(61.8%)~113円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]選挙結果否決でユーロ買い戻し

週明けシドニー市場でユーロは急落。イタリア国民投票が否決となり薄商いの中でユーロは1.0670から一気に1.0505まで急落。しかし、1.05ドルは作年2度押し戻されたこともあり下げ止まった。このレベルにはバリアオプションの買いがあるとの見方もあった。
欧州市場が始まるとユーロの買い戻しが活発となり、下落前のレベル1.0670付近に押し戻されて往って来い。イタリア選挙結果は想定内という事からイベントリスク終了で買い戻しが入ったとみられる。先週の高値1.0690を上抜くと更に損切りを巻き込みながらNY市場では1.0795まで上昇。結局安値から300ポイント近く上昇したことになる。
イタリア選挙の結果を受けレンツィ首相が辞任することで今後欧州各国でもポピュリズムの台頭が懸念される。今はショートカバーで上昇しているユーロも大きな爆薬を抱えることになる。ショートカバーが一巡したところでは売りが再び強まるとみる。
ユーロドル予想レンジ : 1.0900(50%)~1.0730
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[豪ドル米ドル]RBA緩和政策継続か

週明けシドニー市場でイタリア選挙結果が発表され豪ドルは下落して始まった。
0.74ドル手前で下げ止まり0.74ミドルに押し戻されたが再び0.74前半まで下落。目先ダブルボトムを形成したことで底堅さが確認され上昇に転じた。NY市場では株や原油価格が上昇したことでリスクオンによる豪ドル買いが強まり0.7497まで上昇。しかし、0.75ドルは11月に何度か跳ね返されたこともあり上げ止まった。
本日はRBA政策会合が開かれるが結果次第で0.75ドルの上限が試される。
これまで同様緩和政策のスタンスを継続するとなれば、米国利上げ期待が高まる中で金利差からの豪ドル売りが強まる。反対に、景気回復により緩和政策の打ち止めを示唆する内容となれば0.75を上抜き0.75後半を目指す展開を予想する。
発表後どちらか放れた方向について行く。
豪ドルドル予想レンジ:0.7500~0.7410(61.8%)
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[全般]ドル高調整継続
このレベルは昨年でも2度跳ね返されたレベルでもあり意識され下げ止まった。結果的にユーロ円の下落幅がこの日最も大きく拡大。
実質イタリアのレンツィ首相の信任投票という事もあり、ユーロにとってはネガティブ材料として捉えられた。
しかし、欧州市場に入ると一転。ユーロのショートカバーが入り上昇に転じるとユーロ円も上昇。ドル円は114円台に乗せるなど、アジア市場と欧州市場との温度差が明確に表れた。
NY市場では更にドル円は上昇。この日発表された米11月ISM非製造業景況指数が57.2と予想の55.3を上回ったことを好感。NY株式市場も三指数ともに上昇したことでリスク回避の円安が進みドル円はこの日の高値となる114円76銭まで上昇。
ユーロも1.0795ドルまで上昇するなど、イタリア国民投票の結果に対するリスク回避の動きは全く見られなかった。噂で売って事実で買い戻した格好だ。
結果的にユーロやポンドが上昇したことでドル円も113円前半まで押し戻されるなどドルは全般に上値の重い展開となった。一方、原油や株高によるリスク選好の円安がドル円相場をけん引。
米大統領選後の急速なドル高のスピード調整が入っており、米長期金利上昇も一服観が漂う。
今日もユーロや円が相場のけん引役となりそうだが、最終的にドル高の動きに戻るとみてよいだろう。
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