ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-12

[米ドル円]保ち合い収束

(米ドル円時間足)


東京市場でドル円は前日のNY市場で米長期金利の低下に伴い急落した反動からの買いもみられた。結局短期間のうちに114円後半で三度押し戻されたことで目先上値の重さを確認。しかし、依然としてドル円は買い遅れ感が強く下値も切り上がるなど三角保ち合いを形成。この形は上昇三角型というもので、保ち合いが収束した後上に放れる確率が高いというものだ。
下げ幅も縮小する中で押し目買いを入れておきたい。ただ、再度115円トライを失敗した時は利益確定の売りが出やすいことから、損切りもタイトに入れておきたい。

ドル円予想レンジ: 114円50銭~113円50銭(保ち合いの下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ECB理事会への思惑

(ユーロ米ドル4時間足)


イタリア国民投票で憲法改正が否決されたことで懸念された、イタリアの大手銀行モンテパスキの株価も落ち着きを取り戻した。もし民間による再建が失敗した場合には政府が公的支援に乗り出す可能性が浮上したためだ。これにより欧州各国の株式市場は金融株を中心に上昇しユーロドルは底堅い動きで始まった。しかし、ユーロのショートカバーが一巡するとNY市場にかけて売りが再開。前日の上昇の反動が見られ上値の重い展開で終了。
ただ、明日のECB理事会では3月に期限の来るQE(量的緩和)は期間が延長されると予想されるが、その量を縮小するとの見方もある。それはテーパリングを意味するもので、そうなればユーロ買いの動きが強まることになる。
ドルの動きが一服する中でユーロを中心とした買いが強まる可能性もある。
先週のNY終値である1.06ドル後半で下げ止まるようなら、押し目買いを入れてみたい。

ユーロドル予想レンジ : 1.0900(50.0%)~1.0680

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[豪ドル米ドル]0.75ドルのレジスタンス

(豪ドル米ドル4時間足)


東京の昼時間に開かれたRBA会合では予想通り現行の政策金利1.5%を据え置くことを決定。声明文では「緩和政策スタンスを変更しないことが経済の持続可能な成長とインフレ目標達成に一致」と発表されたことで豪ドルドルは下落。その後すぐに買い戻されたものの欧州市場にかけて再び下落。結局0.75ドルのレジスタンスを上抜け出来なかった。
しかし、NY市場では銅や鉄鉱石の価格の上昇に伴い豪ドル買いが再開。底値が切り上がっていることから、再び0.75ドルのレジスタンスを試す展開が予想される。
米長期金利上昇がここにきて一服感が漂う中で豪ドル買いのチャンスとみられる。
今日の東京時間に発表される豪7-9月期GDPが前回から下方修正されるとの見方は既に織り込み済み。予想を上回るようなら上値トライのきっかけとなるか注目される。

豪ドルドル予想レンジ:0.7540(50.0%)~0.7430

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[全般]材料難で時間調整

イタリア国民投票が否決されたことでユーロやドル円が下落したが、その後の欧州金融市場への影響は限られた。
東京市場ではそれを好感してリスクオンの動きから円安が進むとユーロの買いも強まった。欧州市場でも金融機関を中心とした株価が上昇するなど株式市場は堅調に推移。欧州金融不安は後退しユーロは底堅い動きで始まった。懸念されたイタリア大手銀行モンテパスキの再建に失敗した時には政府が公的支援をする可能性が示された。
NY市場でも欧州株の上昇に伴い三指数ともに上昇。この日発表された米10月製造業新規受注が予想を上回り1年ぶりの高い伸び率となったこともありNYダウは史上最高値を更新。リスクオンによる円安が進む中で米長期金利の上昇に一服感が漂う中で、ドルの上値も抑えられている。
目先ドルに関する目立った材料がないことから、明日のECB理事会を控えユーロの動きが相場の中心になりやすい。
また、今日はカナダ中銀の政策会合もあり原油高が金融政策にどこまで影響するか注目される。ただ、決定的な材料がないようなら市場は時間調整に入った可能性があり、全般に動意が乏しくなりそうだ。

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