[米ドル円]ドル高一服で円安が下支え

東京市場でドル円は114円付近で底堅い動きが続いたがNY市場では米長期金利の低下に伴い113円42銭まで下落。しかし、NY株式市場は三指数ともに高値を更新するなど堅調な地合いからリスクオンによる円安がドル円の下支えとなった。
三角保ち合いが収束に向かっており、これまでのドル円のような上下に激しい動きは見られなくなっている。今日はECB理事会が開かれ、ユーロの動向次第でドル円はどちらかに放れる可能性が高い。
ドル高の調整が続く中で、一時的に下値を探る展開も予想されるがドル円はまだ買い遅れ感がみられる。ソフトバンクの500億ドル米国投資もあり下値は浅いとみる。113円付近で下げ止まるようなら買いを入れていきたい。
ドル円予想レンジ: 114円70銭~113円20銭(50.0%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]ECB、テーパリングの行方

ユーロドルはイタリア国民投票で下落した後に再び上昇。1.07ドル台に乗せてから殆どもみ合いが続く中で昨日のNY時間に再び上昇。
イタリア政府が問題を抱える銀行へ資本注入を検討しているとの報道や、米国長期金利の低下によるドル安がユーロドルを押し上げた。また、今日のECB理事会を控えユーロポンドなどのポジション調整の買いも散見された。
市場は今回のECB理事会で来年3月に期限が来るQEを期間延長すると予想。一方で、QEの規模縮小が始まるとの見方から市場ではユーロの買い戻しがみられた。
ECBがオフィシャルにテーパリング宣言をする可能性は低く、何も出なければユーロ売りが再び強まるとみる。
もし、ドラギ総裁が今後その可能性を示唆するようなら一時的にユーロ買いが強まるとみる。ただ、市場は既に織り込み始めていることから上値は限定的とみる。
ユーロはイタリアも含め今後孤立主義台頭への警戒感が燻ぶる中で、今の段階でテーパリングは示しにくいとみる。
ユーロドル予想レンジ : 1.0820~1.0620(61.8%)
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[豪ドル米ドル]GDP悪化で下落後反発

東京時間に発表された豪州7-9月期GDPは-0.5%と予想の-0.1%を下回ったことで豪ドルドルは0.7475ドルから一気に0.7410ドルまで下落。GDPの値が予想通りであれば再度上値を試そうとする動きが発表前から見られただけに、その反動が急落につながった。しかし、その後は底堅い動きとなりNY市場では下落前のレベル0.7480ドル付近まで押し戻された。米長期金利の低下によるドル安が豪ドルドルを押し上げた格好だ。
結局0.75ドルの上値はかなり強いレジスタンスとなっているが、それだけに上抜けした時のインパクトは大きくなる。
今日の欧州市場ではECB理事会が開かれ、その結果次第で上値ブレイクに繋がる可能性もある。
昨日のような豪ドルの売り材料でも買い戻されるなど、豪ドル買いの意欲は根強いことから押し目買いで臨みたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7550~0.7440
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[全般]トランプラリー継続
東京市場ではドル上昇も一服感が広がる中で豪州GDPが予想を大きく下回ったことから豪ドルが急落。ドル円もつられて下落する場面も見られるなど市場の注目はドルから他通貨に移った。
欧州市場に入り英国10月鉱工業生産指数や製造業生産指数が予想を大きく下回ったことからポンドが下落。ユーロポンドの買い戻しが強まったことでユーロは底堅い動きとなった。
NY市場では米長期金利がこれまでの調整とみられる買い戻しが入り金利は低下。ドル円は114円を割り込み113円ミドル近辺まで下落。
一方、NY株式市場は三指数ともに上昇したことでリスクオンの円安が進み、ドル円は113円後半まで押し戻された。
ドルや米長期金利は先週から調整の動きが目立つ中で株式市場だけは堅調な地合いが続いている。
米大統領選後のドル高が調整に入る中で今日はECB理事会が開かれ、市場の注目はユーロに集まり始めている。
市場の一部ではECBがこれまでのQE(量的緩和)の規模縮小、いわゆるテーパリングに動き始めるとの見方もある。ただ、イタリア問題なども浮上する中で、今の段階でそれをECBが示すのは難しいとみる。
ドラギ総裁の記者会見での発言がカギを握ることになり、ユーロが乱高下すればポンドや円にも影響を与えることになる。
ただ、ドル高の流れに変化はなく、ドルの押し目は拾いたい。
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