ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-12

[米ドル円]調整終了で保ち合いの上限ブレーク

(米ドル円時間足)



東京市場では日経平均株価が上昇したにもかかわらずドル円は114円付近から113円13銭まで下落した。ECB理事会を控えドル高と円安調整の動きが入ったと考えられる。
ECB理事会では緩和政策継続との見方からユーロドルが下落。ドルは全面高となりドル円は再び114円台に押し上げられた。欧米の株式市場が上昇したことでリスクオンの円安も重なった。ECBというイベントリスクが終了したことでドル円は再び買い余力が出来た。しかし、115円を上抜けするには何らかの材料が必要だろう。保ち合いから上に放れるにはしばらく時間がかかりそうだ。来週のFOMC会合までは保ち合い継続とみるが、ロングポジションは継続。

ドル円予想レンジ: 114円70銭~113円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ECB、緩和政策継続

(ユーロ米ドル時間足)



ECB理事会は予想通り来年3月期限のQEを12月まで延長することを決定。同時に買入れ規模をこれまでの800億ユーロから600億ユーロに縮小することを決定。これを受け発表後ユーロドルは1.0870ドルまで上昇。市場の一部ではテーパリングに入るとの見方もあった。しかし、メンバーの誰もがテーパリングを支持しなかったことが明らかとなりユーロは下落に転じた。ドラギ総裁は来年のEU各国選挙などの経済への影響は計り知れないとし、緩和政策の継続姿勢を改めて示したことを市場はハト派的と受け止めた。
理事会を前にユーロショートカバーが入ったことで、ユーロ売りが再開。再び強いサポートである1.05ドルを試す展開が予想される。

ユーロドル予想レンジ : 1.0700~1.0520

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[豪ドル米ドル]0.75ドルの上値の重さ確認

(豪ドル米ドル4時間足)



東京時間に発表された豪州10月貿易収支が-15.41億豪ドルと予想の-6.10億豪ドルを大きく下回った。発表前から豪ドル買いが入り強いレジスタンスとみられた0.75ドルを試した直後だけに豪ドルは急落。しかし、豪ドル買いの意欲は根強く、その後も何度か0.75ドルを試す展開が続いた。
ECB理事会の結果を受けドルが全面高となったことから豪ドルは0.75ドル付近から一気に0.7430ドル付近に下落。その後買い戻しが入ったものの上値は重かった。
0.75ドルのレジスタンスを再度確認した格好となり、次は底値の堅さを確認する番だ。
短期的に戻り売りを狙ってみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7500(38.2%)~0.7400

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[全般]ECB理事会後ドルは全面高

注目されたECB理事会の結果を市場は好感し、発表後ユーロは急落しドル全面高となった。
東京市場では日経平均株価が前日のNY市場の大幅上昇を受け大きく上昇。一方、ドル円はこの日の欧州時間に開かれるECB理事会を控え円ショートの巻き戻しが強まりドル円は113円14銭まで押し戻された。
その後もドルは全般に上値の重い展開が続く中でECB理事会の結果が発表された。
ECBは来年3月に期限の来るQEを12月まで延長すると同時に買入れ規模を800億ユーロから600億ユーロに縮小することを決定。市場は最初ユーロ買いで反応したものの、すぐに売りに転じた。市場は規模を縮小したもののQE延長によりトータルで緩和政策を継続。また、今回の会合ではテーパリングは議論されていないと同時に、全てのメンバーが支持しなかった。また、来年予定されているEU各国の選挙などの経済への影響を考慮し緩和政策継続を言及したことで欧米市場の株価は上昇。
NY株式市場は上昇し米長期金利も再び2.4%台に乗せてきた。結果的にドル高株高というトランプラリーは継続。ドル円も114円台に押し戻されている。
ECBという注目イベントが終了したことで、再び市場の注目はドルへと視点が移り始めるとみる。
今日は週末ではあるものの、既にポジション調整が入ったことでドルの底堅い動きは継続するだろう。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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