ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-12

[米ドル円]下落リスクへの警戒感

(米ドル円2時間足)



東京市場で115円台を割り込んで始まったドル円だがその後は115円を挟んだ底堅い動きが続いた。
NY市場では米長期金利が小幅低下したことで115円ミドルから114円台に押し戻されるなど荒っぽい動きとなった。FOMCを控え市場の流動性が低下しているためとみられる。
市場は今回のFOMCの結果次第ではこれまでのドル上昇の反動が出るとの見方もあり、警戒感が高まっている。しかし、それにしては発表前のドル円の下げ幅が少ないのは、それ程ポジションの偏りがないとみることもできる。
FOMCメンバーの来年の利上げ見通しが変わらないとなれば一時的にドルが下落する可能性もある。しかし、米長期金利はFRBの金融政策とは関係なしに上昇が継続。FRBは寧ろ後追いになると考えられ、市場への影響は低下しているように見える。
押し目があれば寧ろ買いのチャンスとみる。

ドル円予想レンジ: 117円50銭~114円30銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]調整の買い戻し一巡

(ユーロ米ドル2時間足)



FOMC会合を控えユーロショートの買い戻しがほぼ一巡したとみられる。
イタリア最大手のウニクレディトがこの日130億ユーロの増資を発表したことでユーロは上昇。一時1.0665ドルまで買われたがすぐに1.06ドル前半に押し戻された。FOMC前でポジションをどちらにも傾けにくく、全般にニュートラルの状況とみてよいだろう。
明日の未明に発表の来年の利上げ見通し次第でドルは一時的に下落に転じる可能性がある。フィボナッチ50%戻しとなる1.07ドル付近を超えられるようなら1.05ドルを割り込むのは当面難しくなりそうだ。反対に、このレベルを上抜けずに反落するようなら再度1.05ドル割れを試す展開が予想される。
ECB理事会では12月まで緩和政策継続を決定したことで、金利差から見るとユーロドルの上値は限定的とみてよいだろう。
ドル高の流れ継続とみて戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ : 1.0700(50.0%)~1.0460(15年3月安値)

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[豪ドル円]FOMCの影響限定的

(豪ドル円週足)



豪ドル円はドルが介在しないだけにFOMC会合の影響を受けにくい通貨ペアの一つでもある。豪ドル自体は原油や鉄鉱石価格などの上昇や好調な中国経済など買い材料が続いた。ただ、先日発表されたGDPが予想を下回ったことで緩和政策が長期化するとの見方が強まった。また、米ドル上昇により上値が抑えられた。しかし、ドル円は円安の動きも加わり他の通貨以上に上昇。豪ドル円は10月以降上昇トレンドが継続している。
FOMCというイベントリスクとしての豪ドル円への影響はあるが、寧ろイベントが終了すればリスクは後退し買いやすくなる。ただ、86円付近というのは今年前半に上値を何度も抑えられたレベルでもあり強いレジスタンスとして意識されている。
FOMC後にこのレベルを超えるようなら、90円を目指す次の上昇ステージの始まりとみる。

豪ドル円予想レンジ: 87円50銭(50.0%)~85円60銭

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[全般]FOMC控え神経質な展開

明日の未明に発表されるFOMC会合を控え市場は神経質な展開が続いている。
東京市場では前日のNY市場で114円台に下落したドル円の買い戻しの動きが入るなど堅調に推移。欧州市場ではイタリア大手銀行モンテパスキへの懸念などもありユーロが対ドル対ポンドで売りが強まる場面も見られた。
NY市場ではFOMCを控え米長期金利が低下したことでドル売りが強まりドル円も115円ミドルから114円後半に下落。しかし、FOMCを控え全般にポジション調整も入り方向感の定まらない動きが目立った。
本日のFOMCでは0.25%の利上げは完全に織り込んだ格好で、市場の注目は来年の利上げペースに集まる。大統領選後の長期金利上昇や物価上昇の期待が高まる中でFRBは利上げペースを上げてくる可能性が高いとみる。一方、ドル高や金利上昇など、市場の期待が先行し過ぎた状況に対してイエレン議長は懸念を示す可能性もある。
昨年の利上げ後に中国株価が下落し金融市場が混乱に陥ったこともあり、過度に警戒感を示すと市場のセンチメントが急速に冷え込むリスクもある。
ただ、今回は原油価格や株価の上昇など、昨年とはだいぶ異なる状況とみてよい。また、トランプ政策への期待感が高く、楽観的なセンチメントが漂う。
今年最後のビッグイベントという事で、その前後は神経質な展開が予想される。
発表後にドル下落幅が限られるようなら、イベントリスクが終了する中でドル高円安の流れが再開する可能性が高いとみる。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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