ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-12

[米ドル円]一気に115円から117円台へ上昇

(米ドル円週足)



FOMCの結果を受けドル円は最初売りで反応。0.25%の利上げは織り込んでいたことから、事実での売りとみられた。しかし、来年に利上げ見通しが引き上げられたことから一気に116円ミドルまで上昇。一旦は115円台に押し戻されたものの再び買いが強まり117円台に突入。この時間帯は流動性が低いことからやや過剰に反応したとみられ、東京市場では窓を埋める動きが強まるとみている。しかし、市場はFOMCを前にポジションを縮小したことから、下げたところでは新たな買いが待ち構えているとみてよいだろう。
今回の結果を受け原油価格と株式市場が下落したことはリスクオフの円高に繋がるものだ。
しかし、それ以上に米長期金利の上昇幅が大きく、日米金利差拡大がそれを上回る。
押し目買い継続。

ドル円予想レンジ: 118円00銭~116円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]BOE会合に注目

(ポンド米ドル4時間足)



FOMCの結果を受けドルが全面高となりポンドドルも1.27ドル前半から1.25ドル前半まで下落した。
このレベルは上昇トレンドラインが位置するところから辛うじて下げ止まったが、目先のサポートでもある1.2550ドルを下回ったことで下落の勢いは残る。
本日のロンドン時間にはBOEの政策会合が開かれるが、緩和政策継続が示されるとみられる。しかし、これは織り込み済みであり寧ろ買い戻しのきっかけになる可能性が高い。
最近のポンドは米ドルと似たような動きを辿る傾向があり、押し目買いを狙っていきたい。
未明からのポンドの下落は流動性の低い中での動きであり、最終的に窓を埋めに入るとみている。

ポンドドル予想レンジ : 1.2620~1.2420(50.0%)

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[豪ドル円]FOMC後も上昇継続

(豪ドル円週足)



FOMC会合後にドルが全面高となり豪ドルドルは0.75ドルから0.74ドルまで下落する一方でドル円は2円近く上昇。結果的に豪ドル円はFOMCの影響をほとんど受けずに上昇トレンドが継続している。
週足一目の雲の外から抜け出し、上値の抵抗性がなくなったことで上昇に弾みが掛かりそうだ。
今年3月に付けた今年最高値となる86円70銭を上抜け86円85銭まで上昇。
このレベルでは利食い売りなどが入りやすく一旦は上値を抑えられた。しかし、ドル円の上昇速度が再び増す中で、押し目があれば買いを入れていきたい。

豪ドル円予想レンジ: 87円50銭(50.0%)~86円30銭

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[全般]FOMCサプライズでドル全面高

注目のFOMC会合では予想通り政策金利を0.25%引き上げ0.5%から0.75%とした。
声明文では「労働市場は引き続き強く、経済活動は今年中盤から穏やかなペースで上昇」とし、17年のGDP見通しも引き上げた。注目は来年の金利見通しがこれまでの2回から3回に引き上げられたことだ。この結果ドルは全面高となる一方で株式市場は三指数ともに下落。原油価格もドル高により2ドル近く下落するなど市場にとって結果的にサプライズとなった。
イエレン議長は今回の変更点はごく僅かであることを強調。利上げ決定は経済への信認であり、税制変更が生産性と投資を高める可能性もあるとの考えを示した。
イエレン議長の発言内容は総合的にみると今後トランプ次期政権次第では更なる利上げもある一方で、利下げもあり得るという事が示唆された格好だ。これはトランプ氏に対して好意的な見方とも受け止めてよいかもしれない。
結果的に発表後米長期金利は2.57%と0.1%上昇しドル円は117円台と2円近く上昇するなど、やや過剰とも思われるような反応を示した。
この反応は市場のトランプ氏への期待がそれだけ高いという事や、ポジションが軽いことを示すものと思われる。
FOMC会合という今年最後のビッグイベントが終われば通常は市場の動きは大人しくなるものだ。
しかし、市場はまだ勢いがあるだけに流動性の低下する中でドル高円安の流れが更に強まる可能性が高いとみる。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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