[米ドル円]117円台での保ち合い継続

ドル円は117円ミドルを挟んで保ち合い状態が続いている。昨日の東京市場ではシンガポール勢が参加したものの動意の乏しい状態となった。
NY市場ではケースシラー住宅価格指数や消費者信頼感指数が好調な結果となり株価が上昇。原油高も手伝ってリスク回避の円安が全般に進み117円60銭の高値を付けた。しかし、その後は米長期金利の上昇幅が縮小したことからドルの上値が抑えられた。
ドル円は既に10日以上保ち合いが続いており、そろそろどちらかに放れる頃だが慎重な動きが目立つ。中国や新興国の状況次第で昨年のような金融不安に陥るのではといった警戒感がある。
参加者が増えるにつれて徐々にドル買いに向かい始めるとみており、117円付近では買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ: 118円00銭~117円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]イタリア金融不安

英国以外の欧州市場は連休明けとなったが依然として参加者が少なく、市場の動意は乏しいものとなっている。
昨日はECBが88億ユーロの資本不足を指摘していたイタリア大手銀行のモンテパスキに対してイタリア政府が資本注入などの支援を検討しているとの報道があった。
しかし、市場の反応はほとんど見られなかった。寧ろ、NY市場ではドル売りが強まったことでユーロドルはこの日1.0465ドルの高値を付けた。
好調な米国経済指標に対する市場の反応はあまり見られないなど、まだエンジンがかかっていない状況が続いている。
今日から各国市場が通常の状態に戻ることから徐々に次の方向性が見えてくるだろう。
ユーロドルはイタリア金融不安と米経済の強さからドル買いの動きがそろそろ下値を試す展開が予想される。
ユーロドル予想レンジ:1.0480(38.2%)~1.0350(12月20日安値)
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[豪ドル米ドル]0.71ドルをキープ

豪ドルの下落もこのクリスマスを挟んで一服感が出始めている。
ただ、クリスマス休暇前のポジション調整の買い戻しが殆ど入らなかったという事は豪ドルショートが積み上がっていないという事だ。それは豪ドルロングの投げが今回の豪ドルの下落を主導したと考えられる。
5月につけた今年最安値の0.7145ドルからBB下限となる0.7130ドル付近が強いサポートとなっている。このレベルを下回るようなら第二弾の売りを誘う事になりそうだ。
しかし、このレベルを守り切れるようならダブルボトム形成で上昇のきっかけになる。
短期的に0.71ドルミドルでは買いを入れてみたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7230~0.7130(BB下限)
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[全般]ドル高株高米金利上昇
アジア市場はシンガポールが参加したものの、他の市場が休場という事から動意の乏しい状態が続いた。
欧州市場もロンドン市場が休場という事から殆ど動きは見られなかった。
連休明けのNY市場ではケース・シラー米住宅価格が5.1%と予想の5.0%を上回った。金利上昇による影響が出始めたとみられる。また、12月消費者信頼感指数も113.7と予想の108.5を大きく上回った。先週発表された好調な経済指標を引き継ぐ形となった。株式市場は三指数ともに上昇。また、原油価格も54ドルに近づくなどリスクオンの動きから円安が進行。
米長期金利上昇によるドル高も見られたが、全ての市場が慎重な出足となり小幅な動きに止まっている。
欧州市場などがまだ連休中という事もあり、本格的に動き出すのは少し時間がかかりそうだ。
昨日のNY勢の動きを見ても調整はほぼ一巡した感もあるが、次のドル買いに動く準備ともみられる。しかし、昨年のチャイナショックの記憶で市場の慎重な動きが目立つ。
ECBが資本不足と指摘していたイタリア大手銀行のモンテパスキに対してイタリア政府が資本注入などの支援を検討しているとの報道があった。
欧州が休場の中で反応は見られなかったが、市場参加者が増えればユーロ売りに反応する可能性がある。
今日の欧州勢の出方を見極めたい。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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