ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-12

[米ドル円]調整のドル売り一巡後再び上昇へ

(米ドル円2時間足)



東京市場では前日のNY市場の流れを継いでドルは全面安で始まった。
117円前半で始まったドル円はじり安となり12月19日に付けた安値116円56銭と同レベルまで面合わせ。一旦は下げ止まったものの、欧州勢は再びドル売りで参入。116円ミドルを割り込むと116円24銭まで下落。その後NY市場にかけて買い戻しが入り116円88銭まで上昇。しかし、米長期金利が前日に引き続き低下し、アジア市場で付けた安値付近を再度試しに行ったが届かず反発。
全般に方向感は乏しく薄商いの中で上下に動きながらポジションの調整がそろそろ一巡する頃だ。フィボナッチ61.8%戻しとなる116円20銭付近が今日も抜けきれないようなら再び上値を試す展開を予想する。
もし116円を割り込むようなら15日にFRBが利上げする直前のレベルである115円付近が意識される。

ドル円予想レンジ: 117円80銭~116円20銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]1.05ドルの上値の重さ

(ユーロ米ドル2時間足)



クリスマス休暇明けにユーロドルは1.04ドル後半から1.03ドル後半まで下落したがその後は反発に転じ1.04ドル後半に押し戻される往って来い。1.05ドルから1.03ドルミドルのレンジ相場を形成している。昨年からの強いサポートであった1.05ドルを今月のFRBの利上げを機に下回ったことから、反対に強いレジスタンスとして意識される。
懸念されたイタリア大手銀行モンテパスキの件だが、欧州委は来年6月まで支援を延長することを認めた。これを受け、薄商いの中で1.05ドルを試す展開も予想されるが、問題は先延ばしにされただけだ。
上昇も一時的なものとみており、戻り売りを狙いたい。

ユーロドル予想レンジ:1.0510(50.0%)~1.0400

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[豪ドル米ドル]薄商いのなか一段のショートカバーも

(豪ドル米ドル時間足)



クリスマス休暇明けに付けた高値0.7220ドルから0.7165ドルまで下落し再び元のレベルまで行って来いとなった。NY時間に一時0.7222ドルを付けたが一旦は跳ね返されている。米長期金利の低下によるドル売りが豪ドルを押し上げた格好だ。
フィボナッチ61.8%戻しとなる0.7230ドルを超えていくようならクリスマス休暇に入る前の高値レベルである0.7280ドル付近が次の上値目途となる。
今日は週末月末、そして年末という事から薄商いの中で最後のショートカバーが入りやすい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7280(12月21日高値)~0.7170

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[全般]一年前の記憶

クリスマス休暇明けのそれぞれの市場はリスク回避の動きが強まっている。
東京市場では前日下落したユーロやポンドの買い戻しが強まりドルが全面安。また、日経平均株価も年末に向けた持ち高調整なども入り大幅安。ドル円は117円前半から下落が始まり12月19日に付けた安値116円ミドル付近まで下落した。
欧州市場に入るとドル売りの勢いは更に強まりドル円は116円23銭まで下落。その後はクロス円の買いも入り反発しNY市場にかけて116円後半まで上昇。
NY市場では前日と同様に米長期金利が低下し株価も下落するなど、リスクオフの動きからドル円は再び下落。アジア市場で付けた安値116円前半付近まで下落したが届かず反発。
ユーロやポンドも含め上下に荒っぽい値動きの中で全般にリスク回避の動きが目立った。
ちょうど一年前にはFRBが9年半ぶりに利上げを実施。その影響で年初から中国株価が急落し金融不安が拡大した。今回もFRBが今年初めて利上げを実施したことなどから、一年前の記憶が市場に警戒感を与えていると思われる。
大分目先のドルロングは切らされてきており、慎重な動きの中でドル買いが再開するとみる。
今日は年末最後の取引となり、更に市場の流動性は低下する中で荒い値動きが予想される。
振り落とされないようにポジションを余り偏らせず、しっかりと手綱を離さないようにしたい。

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