[米ドル円]昨年高値と面合わせ

東京市場が休日となる中でドル円は前日の海外におけるドルの堅調な流れを継いで、昨年終値から50銭余り円安でスタート。また、この日発表された中国12月製造業PMIが予想を上回ったこともドル円の下支えとなった。
欧州市場ではユーロを中心としたドル買いで始まるとドル円は118円台に上昇。
NY時間に発表された米PMIや建設支出などが予想を上回ったことでドル円は118円60銭まで上昇。昨年末に付けた高値118円67銭と面合わせとなったが、その後失速。NY株式や原油価格が上げ幅縮小に伴い目先の損切りを巻き込み117円23銭まで下落。その後は新たな買いも入り117円後半に押し戻されて引けている。特に材料がない中で高値から1円40銭近く下落するなど、荒っぽい動きが目立つスタートとなった。
今日から東京市場が始まることから市場の流動性が高まるものの、荒い値動きは継続しそうだ。
市場は昨年のような不安感はなく依然としてトランプ期待は続いており押し目買いスタンスで臨む。
ドル円予想レンジ: 119円00銭~117円00銭(昨年末NY終値、61.8%)
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[ユーロ米ドル]1.05ドル割れ再び

ユーロドルは昨年末には強いレジスタンスとみられていた1.05ドルを上抜いたことで損切りを巻き込み1.0657ドルまで上昇し、直ぐに1.05ドル付近まで押し戻されて終了。
一旦は上値ブレイクとなったが、年末という事もあり薄商いの中での上昇という事からダマシの動きと捉えてよいだろう。
イタリアの大手銀行モンテパスキ問題は依然燻ぶる中でドル高の流れは継続。
今日のNY時間に公開されるFOMC議事要旨で改めてタカ派的な姿勢が示されるようであればドル高によるユーロ売りが再開するとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.0460(38.2%)~1.0330
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[豪ドル米ドル]年末の調整売り一巡で反発へ

年明けはドル高からスタートしたことで豪ドルドルは0.72ドルを割り込むなど上値の重い展開で始まった。
しかし、その後発表された中国12月製造業PMIが予想を上回ったことから豪ドルドルは一転して上昇。しかし、欧州市場に入ると米長期金利が上昇しドル買いが強まると豪ドルドルは再び0.72ドルを割り込んだ。
NY市場で発表された米経済指標が好調な結果を示したことで上値が抑えられたが、その後反発。
0.72ドル割れを何度か試したことで底値の堅さが意識され始めている。昨年末はFOMC会合で米金利の上昇期待から豪ドルポジション調整などの売りが強まった。年末という薄商いの中での売りが一巡したことで、そろそろ豪ドルドルは上昇に転じるとみている。
0.72ドル割れで買いを入れてみる。
豪ドルドル予想レンジ:0.7280(12月21日高値)~0.7170
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[全般]探り合いで乱高下
東京市場は正月休みが続く中でドルは前日の海外市場の流れを引き継ぐ形で上昇して始まった。ドル円は昨年末の終値である117円付近よりも50銭ほど高いレベルで始まるなど、強気相場でスタート。また、中国製造業PMIが51.9と予想の50.9を上回ったこともドル円の下支えとなった。
欧州市場にかけては米長期金利の上昇に伴いユーロが下落して始まるとドル円は118円40銭付近まで上昇。
NY市場に入り一先ずドル買いの動きは収まったものの、この日発表されたISM製造業景況指数が54.7と予想の53.7を上回った。これは2年ぶりの高水準という事で発表後ドルは全面高。しかし、その後利食い売りなどに押され反落するなど方向感を探る展開となった。
NYダウも200ドル近い上昇で始まりリスクオンの円安の動きも見られたがその後失速。
原油価格も最初は55ドル台に乗せる場面も見られたが、結局52ドル台前半まで押し戻されるなど3日続落となった。ドル円も好調な米経済指標の結果を受け118円60銭まで買われたがその後は117円前半まで下落。その後引けにかけて117円後半に押し戻されるなど荒っぽい動きとなった。
一年前は中国の株価が中国製造業PMIの結果を受けて急落して始まったことがどこかで不安感を残した格好だ。しかし、今回発表の中国PMIは予想を上回るもので、市場には安心感が広がっている。また、米経済指標も昨年末同様に好調な結果を示すなど米国への期待感は根強い。
今日のNY市場ではFOMC議事要旨が公開され注目が集まる。
年3回の利上げに至るまでのFRBの見方がタカ派的なものであることが改めて確認されるようならドル買いが一段と進むとみる。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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