ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-01

[米ドル円]115円の底堅さ確認

(米ドル円日足)


先週末の東京市場でドル円は一時115円07銭に下落。115円付近を明確に下回るようなら118円ミドルのダブルトップを形成し一段の下落が予想された。しかし、その手前で反発に転じるなど売りが続かなかった。
116円台前半で迎えた雇用統計では発表後に115円台に押し戻されたもののすぐに買いが入り反発。雇用統計は結果的に好調な雇用市場を示すものと受け止められ株式市場も上昇。リスクオンの円安も加わりドル円は117円台で引けてきた。
米大統領選挙以降、日足のボリンジャーバンドの中心線を前日初めて割り込んだものの次の日は再び回復。ドルの底堅さが確認された格好だ。
今週は米国債の入札や米企業決算などから金利と株価の動向が影響を及ぼしそうだが、押し目買いスタンスで臨みたい。

今週のドル円予想レンジ: 118円60銭(1月4日高値)~116円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]1.05ドルを挟んだレンジの底固め

(ユーロ米ドル日足)


ユーロドルはこの2年間で強いサポートでもあった1.05ドル前半を挟んでのもみ合いが続いている。
年初からユーロドルは1.0385ドルまで下落。昨年来の安値を更新して始まった。しかし、米長期金利が低下しドル安が進むと再び1.05ドルを上抜き1.06ドル台に上昇。1.05ドルの節目を挟んでのもみ合いが続いている。
ただ、先週末の米雇用統計の結果を受けドルが再び上昇に転じたことでユーロドルは1.05ドル前半まで押し戻されて引けている。米長期金利に連動しており、今週は米国債入札の行方次第でユーロドルは再び安値を試す展開が予想される。
一方、今週はECB議事要旨が公開されるが緩和政策の出口を探るテーパリングに関する話し合いがみられるようなら一時的にユーロ買いが強まることになる。
今年はオランダやフランスなどの選挙を控え不確定要素の多いユーロだけに積極的な買いは出にくい。ショートカバーが一巡したところで再び下落に転じるとみる。
戻り売りスタンス継続。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0650(12月30日高値)~1.0300

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[豪ドル米ドル]中国不安後退で豪ドル買い

(豪ドル米ドル日足)


先週は中国人民元がドルの動向に大きく影響を及ぼし、それが豪ドルの押し上げ要因となった。
先週は人民元のオーバーナイト金利が一気に100%以上上昇し、人民元ショートを仕掛けていたファンド系がポジションカバーに入りドルは下落。豪ドルドルも0.72ドルから0.73ドルミドルに上昇。また、原油価格の上昇が資源国通貨としての豪ドル買いに安心感を与えた。
しかし、週末の米雇用統計の結果を受けドル買いが再び強まったことで豪ドルドルも0.73ドルを割り込んで引けている。
豪ドルドルは昨年5月に付けた安値0.71ドルミドル付近で下げ止まり反発。ダブルボトムを形成しながら上昇に転じている。先週発表された中国PMIなどが予想を上回るなど中国経済への不安は後退。今週も中国PPIや貿易収支が前回を上回る好調な結果が予想される。人民元安も一先ず一服していることから、今週の豪ドルドルは底固めから一段の上昇が予想される。ただ、先週末にボリンジャーバンドの中心線を下回って終了したことから週初は売り先行で始まるとみている。
0.72ドル前半では買いを入れてみたい。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7380(61.8%)~0.7200

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[全般]米長期金利と中国経済

先週末に発表された米12月非農業部門雇用者数変化は雇用者数が予想を下回ったことで発表直後はドルが下落したもののその後は上昇に転じた。12月非農業部門雇用者数変化は15.6万人と予想の17.5万人を下回ったものの、前月11月が17.8万人から20.4万人に上方修正された。また、12月は悪天候による影響もあり総合的にみると予想を上回るものとなった。また、平均時給が0.4%と6年半ぶりの伸びとなったことを好感。結果的にドルは全面高となった。また、株式市場も雇用統計の結果を好感し3指数ともに上昇したことでリスクオンの円安が強まった。
結局前日に115円付近まで下落したドル円は終値ベースで117円台に押し戻されて終了。
年初の1週間でドルの底固めを終えたと言えそうだ。
今週はその流れを継いでドルは堅調な地合いが続くと予想されるが、一時的な下振れリスクには注意したい。
今週は米国国債の入札や企業決算発表が本格化する。先週は債券利回りが低下したことでドル売りが強まった。一気に金利が上昇した調整とみられるが、その動きが一巡したか確認する必要がありそうだ。また、NYダウは2万ドルを直前に利益確定の売りが目立つ中で、決算結果から上値を抜けていくか注目。
また、今週は中国の重要な経済指標や人民元の動向に注目が集まる。先週の人民元はオーバーナイト金利上昇でドル安を招く場面も見られた。週末にはドルに対して0.9%引き下げるなど、中国の動向にも注意したい。1年前のチャイナショックの記憶が残る中で、一時的な円高に振れやすい状況が続く。
しかし、全般的にみると米国経済の強さが確認される中で米長期金利の上昇は継続し、それに伴いドルも底堅い動きが継続するとみる。
また、株式や原油相場も堅調な地合いが続く中でリスク選好による円安も継続。
一時的な下振れリスクはあるものの、押し目買いスタンスで臨みたい。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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