ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-01

[米ドル円]ドル高のお墨付き

(米ドル円2時間足)


イエレン議長発言で米長期金利の利上げペースが予想以上に早まるとの見方からドルは上昇。昨日はムニューチン次期財務長官が「長期的な傾向として強いドルは重要」と言及。トランプ氏の先日のドル高けん制発言は短期的なものとした。この発言が本心であれば今後ドル高のお墨付きを与えられたようなもので、FRB幹部などのドル高けん制発言が出てもドル売りには繋がりにくくなったと考えられる。
ドル円はNY時間に115円60銭まで上昇。その後は明日のトランプ就任式を控えポジション調整の売りが入り115円ミドルまで下落。市場の不安定な動きは今日も継続するとみるが、最終的にドル買いのポジションを仕込んでおきたい。

ドル円予想レンジ: 116円30銭~114円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ドラギ総裁発言でユーロドル急落

(ユーロ米ドル4時間足)


ユーロドルはECB理事会を控え前日から上昇したドルの売り戻しが入り上昇。
ECB理事会では政策金利0%を維持することを決定。予想通りという事から影響は限定的となった。しかし、その後ドラギ総裁が「必要であれば来年以降の量的緩和を継続する」「刺激策の削減は議論されなかった」と発言。同時に発表された米経済指標が好調な結果を示したことでドルが一斉に上昇した動きと重なりユーロドルは1.0675ドルから一気に1.0590ドルまで下落。その後は買い戻しが入り終盤では1.0670ドル近辺まで戻す往って来いとなった。
この動きをみると投機筋が仕掛けた可能性が高いが、上昇トレンドラインと重なるフィボナッチ38.2%戻しとなる1.0570ドルに届かなかった。ユーロドルの下値の堅さを確認した格好だ。
明日のトランプ大統領就任式を控え短期的にユーロは上下に振れやすいなかで、昨日の上値を再度試す展開が予想される。ただし、米長期金利の上昇で上値もそろそろ限界に近い。

ユーロドル予想レンジ:1.0720~1.0600

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[豪ドル米ドル]中国経済指標に注目

(豪ドル米ドル日足)


前日のイエレン議長発言でドル高が進行したことで豪ドルドルは急落し、0.7493ドルまで下落した。早朝の薄商いの中で下落したことから窓を埋める買い戻しが入り0.7535ドルまで上昇。一旦は押し戻されたものの、欧州市場でユーロを中心としたドル売りが強まり豪ドルドルは再び上昇。アジア時間に付けた0.7535ドルを上回ると損切りを巻き込みながら0.7570ドルの高値を付けた。
NY市場では米長期金利の上昇でドル買いが強まる中で0.7530ドル付近まで押し戻されたが、引けにかけて再び上昇。結局一日を通してみると前日の下落分を取り戻すなど豪ドルの強さは依然として継続。
ボリンジャーバンドの中心線が横ばいから上向きに転じ始めており、上昇トレンドが豪ドルドルを支えている。
本日の東京時間には中国10-12月GDPや鉱工業生産、そして小売売上高といった重要指標が発表される。これらの指標次第で豪ドルドルは一段の上値を試す展開が予想される。

豪ドルドル予想レンジ:0.7600(BB上限)~0.7530(61.8%)

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[全般]ドル高の流れ継続

前日のイエレン議長発言でドルが上昇に転じた流れを継いで東京市場でもドルは堅調な地合いで推移。日経平均株価も上昇しリスクオンの円安も重なりドル円クロス円ともに底堅い動きで推移。
欧州市場に入るとECB理事会を控えポジション調整と思われるユーロを中心としたドル売りの動きが強まった。
ECB理事会では政策金利を据え置くことを決定。予想通りという事から影響は見られなかった。その後開かれたドラギ総裁記者会見では「必要であれば来年以降の量的緩和を継続する」「刺激策の削減は議論されなかった」との発言を受けユーロが下落。同時に発表された米住宅着工件数や新規失業保険申請件数が予想以上の好調な結果を示したことからドルが一気に上昇。ドル高とドラギ総裁発言が重なりユーロは下落幅を拡大。
ドル円も115円ミドル付近まで上昇。
その後ムニューチン次期財務長官が「長期的な傾向として強いドルは必要」とし先日のトランプ氏の発言は短期的な動きについて述べただけとした。これを受けドル円はこの日の高値となる115円60銭まで上昇。米長期金利も上昇継続となった。
その後は明日のトランプ就任式を控えポジション調整のドル売りが入り押し戻されて終わった。
市場がこれまで懸念していたドル高へのけん制は今回のムニューチン氏の発言で今後ドル高への抵抗感は後退したとみる。
明日のトランプ就任に向けて、ドルの下押しがあれば拾っていきたい。

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