[米ドル円]トランプ政策への戸惑い

米長期金利が上昇し、NY株式市場は三指数ともに上昇。NYダウは待望の2万ドル台を達成するなど、市場に楽観的なムードが漂っている。しかし、それは米国だけの話で、世界の市場はその動きに戸惑いを感じているようだ。金利が上昇してもドルは下落し、株価が上昇しても円が買われるというこれまでとは全く反対の動きが昨日は見られた。
東京市場でのドル円の高値は114円をワンタッチしたもののすぐに下落。NY市場でも113円94銭で押し戻されている。これだけ米長期金利が上昇し株価が上昇すればとっくに114円を超えて115円方向に行ってもおかしくない状況だ。
マーケットはトランプ政策への期待と不安が入り混じる展開がドル買いに対して躊躇させている。
しかし、時間の経過とともに通常のメカニズムに戻るとみる。
目先は113円から114円のレンジ相場が継続するとみる。
ドル円予想レンジ: 113円00銭~114円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]英国GDPで一段の上昇も

前日には最高裁判所がEU離脱は議会の承認が必要との判決を下したことでポンドは下落したが最終的に買いが強まった。その前のメイ首相の欧州単一市場からの撤退を決断した時も下落から上昇に転じている。
最近のポンドで売り材料が寧ろ買いを呼び起こすという動きが続いているのは、それだけポンドショートの巻き戻しが入っているとみてよいかもしれない。
昨日もロンドン市場が始まるとポンドの纏まった買いが入りポンドドルは1.25ドル台から1.26ドル台に上昇。
米長期金利が上昇したにも関わらずポンド買いが先行するなど、底堅さが目立つ展開となった。
結局NY市場ではこの日の高値となる1.2635ドル付近で引けており、今日もその流れが継続するとみる。
本日発表される英国10-12月期GDPは前回の0.6%から0.5%に低下すると予想される。しかし、この時期はポンド安と緩和政策から予想を上回る可能性もあり、そうなれば一段のポンド買いに拍車をかけそうだ。
反対に、予想を下回るようなら押し目買いスタンスで臨みたい。
ポンドドル予想レンジ:1.2770(50.0%)~1.2550
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[豪ドル米ドル]窓埋めの買い戻し継続

昨日の東京時間に発表された豪州10-12月期CPIが0.5%と予想の0.7%を下回ったことで豪ドルドルは0.76ドル付近から0.7515ドルまで下落した。目先の豪ドルロングの投げが入るなど、上昇の勢いもそろそろ衰えが見える。
しかし、その後はドルが全般に弱含む中で上下を繰り返しながら結果的に上昇に転じた。
下落の始まった0.76ドル付近ではまだこれまでのロングポジションの調整の売りが並んでいるとみられ、短期的に戻り売りを狙ってみたい。
しかし、最終的には0.77ドルミドルを試しに行く流れは継続とみており、0.75ドル付近では豪ドルロングに切り替えたい。
予想レンジ:0.7600~0.7540(61.8%)
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[全般]米長期金利上昇とNYダウ2万ドル突破でも
東京市場では日経平均株価が大幅上昇となったものの、ドル円は114円で頭を抑えられるなど冴えない動きが続いた。
欧州市場ではポンドやユーロが対ドル対円で上昇。特に材料があったわけではなくドル円は円買いとドル売りの動きに相殺され113円ミドル付近でもみ合いが続いた。
NY市場ではNYダウが待ちに待った2万ドル台に乗せるとリスクオンの円売りが強まる場面も見られた。米長期金利も上昇するなどドル円は113円92銭まで上昇したものの114円の壁を超えられずに失速。
米国長期金利上昇や株高はトランプ新政権の政策を好感したものや、好調な企業決算に支えられたものとみられる。
一方、トランプ大統領はこの日メキシコ国境に壁を作る大統領令に署名。前日にはTPP離脱に署名するなど保護主義的な政策を矢継ぎ早に実行し始めており、これは米国に利益をもたらすものだ。一方で、海外からはその政策に対する不安感が拡大することがドル買いを抑えることになる。これまでであれば、金利上昇でドル買い、株価上昇で円売りというパターンになるが、今回それらが見られない。
いずれこのパターンに戻るとみるが、それにはトランプ政策をもう少し見極める必要がある。それまでは方向感の掴み難い相場展開が続くと思われる。
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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