ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-02

[米ドル円]円安誘導批判でドル円下落

(米ドル円2時間足)


東京市場では入国制限の混乱などを背景にドル円は上値の重い展開が続いた。
この日は日銀会合が開かれ現状の緩和政策維持を全員一致で決定。その後黒田総裁記者会見では「為替レートの安定は目的としていない」など、円安誘導を否定する発言となったが市場への影響は限られた。
欧州市場では米長期金利が持ち直したことからドル買いも見られたがNY市場が始まると再び下落。トランプ大統領が製薬会社トップとの会談で日本が円安誘導をしていると批判したためだ。
ドル円は113円前半から下落が始まり、これまでの安値112円ミドルを下抜け112円付近まで下落。その後は買い戻しが入ったものの上値の重い展開が続いている。
この発言はある程度予想されたものであり、円高へのショックは徐々に後退するものとみる。
今日のFOMCではタカ派的な見方が示されるようならドルの買い戻しのきっかけとなりそうだ。

ドル円予想レンジ: 113円70銭~112円00銭

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[ユーロ米ドル]ユーロ安けん制発言で上昇

(ユーロ米ドル日足)


欧州時間に発表されたユーロ圏1月HICPが1.8%と予想の1.5%を上回った。失業率も9.6%と予想の9.8%を下回るなど好調な欧州経済が示されたが市場への影響は限定的となった。その後、トランプ氏のアドバイザーであるピーター・ナヴァロ氏が「ユーロは過小評価され、ドイツはそれを利用している」と発言したことでユーロは1.07付近から1.0760付近に上昇。その後トランプ氏が日本や中国に対し為替誘導批判をしたことでユーロ買いが更に加速。1.08ドル台に乗せてきた。
ナヴァロ氏はTTIP(環大西洋貿易投資パートナーシップ協定)での交渉を有利に働かせたいというものだろう。しかし、ユーロが下落した背景にはギリシャや南欧諸国の債務問題があり通貨誘導というのには当たらない。
結局、保護主義的なトランプ政策が前面に打ち出されたが、それも一時的な影響とみる。
今日のFOMC会合でドル高が進む可能性があり、そろそろ上値も上限に近い。

ユーロドル予想レンジ:1.0850(BB上限)~1.0750

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[豪ドル円]上昇チャネル下限を下回る

(豪ドル円日足)


東京市場では豪ドル買いが先行し豪ドル円は比較的底堅い動きで始まった。欧州市場に向けて売りが強まったものの、85円後半は上昇チャネルの下限でもあり下げ止まった。
しかし、NY時間に入るとサポートを下抜け85円20銭まで下落。トランプ大統領が日本は円安誘導をしていると発言したことで円買いが強まったためだ。
結局終値ベースでもチャネルの下限で引けたことから、目先は上値の重い展開が続くとみる。一方、ボリンジャーバンドの中心線では辛うじてサポートされていることからまだ上昇の余地は残されている。
円安誘導発言はある程度予想されていたものであり、実際にこの発言の根拠は薄い。この手の発言に対する市場の反応は徐々に弱まるとみている。
今日のNY終値ベースがチャネルのバンドを上回るようなら下落も一時的なものとみることが出来そうだ。

豪ドル円予想レンジ:86円00銭~85円00銭

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[全般]円安ユーロ安批判でドル急落

トランプ大統領は日本と中国に対して自国通貨安を誘導していると発言。円が一気に上昇した。また、トランプ大統領のアドバイザーであるピーター・ナヴァロ氏がユーロ安をけん制するなど、トランプ政権による為替けん制発言が相次ぎ市場は不安定な動きが続いている。
東京市場ではトランプ大統領による入国制限に対する混乱が嫌気し株式市場が下落するとともに円高が進んだ。
欧州市場ではユーロが上昇。トランプ大統領のアドバイザーであるナヴァロ氏が「ユーロは過小評価されており、それをドイツは利用している」と発言。これを受けユーロ買いが進み株式市場が下落した。
NY市場に入るとトランプ大統領が製薬会社との会合で規制緩和について議論。その中で日本や中国が通貨の切り下げで市場を手玉に取っていると発言したことでドル円は急落。112円付近まで下落したがその後は反発。これはトランプ政策による今後急激なドル高を招く可能性があることから、その前に布石を打ったとの見方もある。
実際に、日本はこの数年為替介入を実施しているわけではなく、中国も最近では寧ろドル売りで元高誘導を行っている。これまでのドル高は米国の金融政策の結果でもあり、今回のトランプ大統領の発言による円高は一時的なものとみることが出来そうだ。
トランプ大統領就任後は保護主義政策が先行して具体的な財政政策や減税、そして規制緩和などが見られず、政治のドタバタ劇が目立つ。
結局、これらの発言などで市場は毎日振り回され、為替も上下に激しい動きが続いている。
しかし、昨日発表されたケースシラー住宅価格指数が予想を上回るなど、ここ最近の米国の経済指標は好調な結果を示している。
ドル安が進む中で本日はFOMC会合の結果が発表される。
今後物価上昇へ懸念などが示されるようならドル高に反応しやすい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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