ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-02

[米ドル円]雲の中で底固め

(米ドル円日足)


トランプ大統領の円安けん制発言はドル円にとっては最大の下落リスクとして意識された。しかし、それにしても112円を割り込まずに反発したことはドル円にとっては寧ろ底堅さを示すものかもしれない。今度口先介入が出たとしても112円を割り込む可能性は低くなった。
日銀会合やFOMC会合が終了したことでイベントリスクは後退。一目の雲の上限116円と下限の110円の中心が113円となり、このレベルの底固めが終了したところで雲の上限を試す展開が予想される。
トランプ政権のドタバタ劇で目先は不安定な相場展開が続くとみるが、押し目買いスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ: 114円50銭~112円80銭

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[ユーロ米ドル]上限に近づく

(ユーロ米ドル日足)


前日に米通商政策の指令塔であるピーター・ナバロ氏がユーロ安誘導のけん制発言をしたことでユーロ買いが進んだ。昨日の欧州市場でもその流れを継いでユーロは底堅い動きとなった。
NY時間に発表されたADP雇用統計や米ISM製造業景況指数が予想を上回る好調な結果を示したことでドルが全面高となりユーロドルは下落。1.08ドル台にあったユーロドルはFOMC前には1.0730ドルまで押し下げられた。
1.08ドル前半は一目の雲の上限やフィボナッチ50.0%戻しのレベルであり意識された。
FOMCでは次回の利上げを示唆する文言が見られなかったことからドル売りが強まりユーロドルは1.07ドル後半に押し戻されたが、1.08ドルには届かず上値の重さが徐々に意識され始めている。
今年に入りユーロドルはトランプ政権誕生により1.03ドル台からショートの巻き戻しが継続して入った。
その上昇もそろそろ一幕の終了に近づいているように見える。一先ず1.08ドル付近で売りを出してみたい。

ユーロドル予想レンジ:1.0820(雲の上限、50.0%)~1.0700

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[ポンド円]BOE会合で緩和政策に変化も

(ポンド円日足)


ポンド円は連日激しい値動きが続いている。
ハードブレグジットの懸念が後退したことでポンドの買い戻しが続いていたが、トランプ大統領の円安けん制発言で押し下げられた。しかし、その後は再びポンド買いが強まる中で本日BOE政策会合がロンドン時間に開かれる。
これまでのポンド安や緩和政策により英国経済は底堅い動きとなり緩和政策が見直される可能性が出始めている。また、明日はブレグジットに関する政府の公式報告書が公表されるが、今後はFTAを活用するとみられる。懸念されるハードブレグジットが回避されるとの見方が強まればポンド買いに繋がるものだ。
1月31日のローソク足に底値サインとなる寄り引き同時線が現れたことで上昇再開の可能性が高まる。
一目の雲の上限が位置する144円を上抜けすればボリンジャーバンドの上限145円ミドル付近が次の上値目途として意識される。

ポンド円予想レンジ:145円70銭(BB上限)~142円50銭

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[全般]FOMC利上げ示唆は見られず

注目のFOMC会合で政策金利は予想通り据え置くことを決定。しかし、次回利上げを示唆する文言は見られず発表後ドルは下落した。
東京市場では前日に日本を名指ししたトランプ大統領の円安誘導発言でドル円が112円付近まで下落。その反動からドル円は底堅い動きとなり株式市場も堅調に推移。トランプ発言があった割には市場に楽観的なムードが漂った。
欧州市場では欧州全般の長期金利の上昇傾向が強まる中でユーロやポンドが上昇。前日にナバロ氏のユーロ安誘導発言などもありユーロの買い戻しが強まった。
NY時間に発表された1月ADP雇用統計は24.6万人と予想の16.8万人を大きく上回ったことでドルは全面高。その後発表された 1月ISM製造業景況指数も56.0と予想の55.0を上回り、ドル円はこの日の高値となる113円94銭を付けた。その後はFOMCを控えポジション調整の売りが入り113円前半まで押し戻された。
FOMC会合では政策金利は予想通り据え置きを決定。声明文でも前回の景気認識をほぼ踏襲した格好となった。市場の一部では次回の利上げ時期を示唆するのではといった見方もあったことから長期金利の上昇幅が縮小。ドルの失望売りが強まった。
ドル円は一時113円を割り込んだものの、引けにかけて押し戻された。
FOMC後にNY株式市場は3指数ともに上昇するなどリスクオンの動きが強まる中で円売りがドル円の下支えとなっている。
今週最後のビッグイベントとなる米雇用統計に今後は市場の注目が集まる。
昨日発表されたADP雇用統計が予想を大きく上回ったことから雇用者数に期待が高まる。日米金融政策会合といったビッグイベントリスクが次々と終わることで円安の流れが更に強まりそうだ。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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