ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-02

[米ドル円]安全通貨円に資金流れる

(米ドル円日足)


先週はムニューチン財務長官の短期的ドル高懸念が示されたことや、FOMC議事要旨の結果を受けドルは下落。また、トランプ氏の貿易赤字国に対して厳しく対応するといった発言もドル円の上値を抑えた。一方、NYダウは11日連騰し原油価格も堅調に推移。リスクオンの円安が進むかと思われた。しかし、トランプ政策への懐疑的な見方やフランス大統領選の行方を巡り円は上昇。クロス円を中心に円買いの動きが強まりドル円も一時111円台に突入。最終的に112円前半で引けてきた。市場全体に漠然とした不安感が広がる中で安全通貨としての円に資金が流入しやすい状況となった。
今週の大統領演説で期待が再び高まるようなら113円台に押し戻される可能性が高い。反対に、失望感が高まれば111円ミドルを割り込み110円を試す展開も視野に入る。

今週のドル円予想レンジ: 113円50銭~110円00銭(雲の底、50.0%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]欧州選挙やギリシャ懸念で戻り売り

(ユーロ米ドル8時間足)


フランス選挙を巡りユーロは不安定な動きを示す場面も見られた。3月に入るとオランダ選挙を控え、今週は再びEU財務相会合でギリシャへの金融支援を巡ることによってIMFとの溝が深まるようならユーロ売りに繋がりかねない。
一方、今週はユーロ圏HICPやPPIが発表されるが、ユーロ安が物価を押し上げているようならECBのテーパリング期待が高まりユーロの買い戻しが強まることも予想される。
また、今週はトランプ氏の議会演説があり、具体的な税制改革などが示されないようならドルの失望売りが強まりユーロ買いに繋がる場面も想定される。
ただ、ここにきて市場は政治相場色の濃い相場展開が続いており、選挙絡みの不透明感が当面ユーロの上値を抑える。
下降チャネルが継続しており、上値が確認されたところでは戻り売りを狙っていきたい。

今週のユーロドル予想レンジ: 1.0610~1.0450(1月12日安値)

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[豪ドル米ドル]強気の豪ドル天井を試す

(豪ドル米ドル日足)


中国や米国の大規模財政出動への期待などから鉄鉱石や銅といった資源価格の上昇が豪ドルを押し上げた。また、最近ではトランプ政権への不透明感が米長期金利の低下につながり豪ドルの下支えとなっている。豪州は欧州選挙やトランプ政権の影響を受けにくい国という事からも豪ドル買いに安心感を与えていると考えられる。
豪ドルドルは先週、昨年12月に付けた高値0.7730ドルを上抜け0.7740ドルまで上昇し一段の上昇が始まるかと思われた。しかし、過去と同様に今回も上値では売りが並び、押し戻されている。
豪ドルの買いの強さは今後も継続するとみるが0.77ドル台で積極的に買いを入れるには更なる買い材料が必要だ。ただ、豪ドルには不安材料は少なく安定した動きが続いている。
今週も0.76ドル前半に下押ししたところでは買いを入れて0.77ドル前半で売りを出すといったレンジ相場でトレードを臨みたい。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7750(BB上限)~0.7620

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[全般]政治相場で円買い継続

先週はトランプ大統領やムニューチン財務長官の発言、そしてフランス大統領選の動向などで相場の動きが左右されるなど政治相場色の濃い展開が続いた。
今週も28日の大統領議会演説を控え神経質な展開が予想される。
先週はFOMCメンバーが連日早期利上げの可能性を示すなど金利面ではドル買い材料が目立った。しかし、ムニューチン財務長官が短期的なドル高懸念を示した。また、トランプ氏が中国やメキシコの貿易赤字に対して非常に厳しく対応すると発言。更に、FOMC議事要旨のなかでもドル高が米国の下向きリスクとの指摘があったことからドルの下押し圧力となった。
一方、NYダウは11日連続で上昇し、原油価格も1バレル54ドル台に上昇するなどリスクオンの動きとなったが円安には向かわなかった。寧ろ、トランプ政策の不透明感から安全通貨の円に資金が流れ込んだ。
今週28日(実際には日本時間の3月1日)の議会演説では驚くような税制改革などが発表されるとの見方があった。しかし、ムニューチン財務長官が「税制改革は8月までに議会を通過」と発言。今回の演説では具体策が示されないのではといった懐疑的な見方も浮上。トランプ氏への政策期待への失望感が広がればドルの下落リスクは高まる。
3月はオランダの選挙を控え、その後には注目のフランス大統領選といったイベントリスクが続く。3月の利上げ期待は高いものの、それ以上に市場は政治的なリスクを警戒。
今週も安全通貨としての円が買われやすい状況は続きそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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