ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-03

[米ドル円]110円底固め終了

(米ドル円日足)


東京市場でドル円は111円ミドル付近に上昇して始まった。しかし、その後日経平均株価が下落したこともあり111円を割り込み110円95銭まで売り込まれた。しかし、110円台での買い意欲は強く111円台に押し戻された。
NY市場では米GDP確定値が予想を上回ったことから111円ミドルに上昇。しかし、直後にトランプ大統領が「為替操作国に対してペナルティーを模索している」との報道で111円ちょうどまで押し戻されたが、111円を割ることはなかった。これで110円の底堅さが改めて確認されたことになる。
その後は米長期金利の上昇とともに株価や原油価格も上昇。ドル高ととともにリスク選好の円売りが重なりドル円は111円後半に上昇。
トランプ政権への不安感は依然燻ぶるものの、一先ず悪材料出尽くし感もあり市場は金融相場に移り始めている。
ドル円は上値のレジスタンスであった111円ミドルが今度はサポートとして意識される。
上値目途はボリンジャーバンドの中心線でもありフィボナッチ50.0%戻しでもある112円80銭も今の勢いを見れば射程距離に入る。

ドル円予想レンジ: 112円80銭(50.0%、BB中心線)~111円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロポンド]ロングポジションの巻き戻し一巡か

(ユーロポンド4時間足)


英国のEU離脱通告を終了したことでイベントリスクとして売られていたポンドの買い戻しが強まっている。一方、ユーロはテーパリング期待から買われていたがここにきて下落に転じている。昨日発表されたドイツの3月CPIが0.2%と予想の0.4%を下回ったことからテーパリングへの期待が後退。ユーロ売りが強まるなどユーロポンドの売りが加速した。
しかし、これらの動きもEU離脱通告を挟んでも短期的な動きとみられる。
今日は週末で月末、そして四半期末という事もあり、そろそろポジションの巻き戻しも終了に近い。
ユーロポンドはフィボナッチ61.8%戻しとなる0.8550ポンドで下げ止まったことで、そろそろ反発に向かうとみる。

ユーロポンド予想レンジ:0.8640~0.8550(61.8%)

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[南アフリカランド円]内閣改造で下落リスク高まる

(南アフリカランド円日足)

ZAR_JPY_20170331_hiashi.jpg

昨日開かれた南ア中銀SARB金融政策会合で現行の政策金利7.0%の据え置きが決定された。予想通りの結果となり市場の反応は限定的となった。しかし、声明ではメンバー一名が0.25%の利下げを主張。今後引き締め政策が終了するとの見方も聞かれた。
その後、ズマ大統領が内閣改造に踏み切ることを決定。改造ではゴーダン財務相を含む9大臣と6副大臣に及ぶ可能性があることからリスク回避のランド売りが強まった。
ただ、ドル円が上昇に転じており、明日からは本邦機関投資家が新年度という事もありそろそろ高金利通貨に対する買いが強まる可能性がある。
フィボナッチ38.2%戻しの8円20銭近辺は昨年末から続いたもみ合いの下限でもあり意識される。
長期投資としての買いを入れるチャンスとみる。

南アランド円予想レンジ:8円40銭~ 8円20銭(38.2%)

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[全般]楽観的ムードからリスクオンの円安

NY市場で米長期金利が上昇しドル高が進む中で、原油価格や株価三指数ともに上昇するなど市場のセンチメントは楽観的なムードに傾いている。
昨日の東京市場でドル円は111円ミドルへと堅調に始まったものの、その後株価が大きく下落したことでドル円も111円を割り込んだ。
しかし、NY時間に発表された米10-12月期GDP確定値が2.1%と予想の2.0%を上回ったことでドルは上昇に転じた。特に、個人消費の伸びが大きく上方修正されたことを市場は好感。NY株式市場は三指数ともに上昇。原油価格もOPECの協調減産の延長について協議していることが伝わると1バレル50ドル台に上昇。市場のセンチメントが楽観的なムードに傾いたことで長期債利回りも上昇。ドル円は底堅い動きとなった。
一方、トランプ大統領が「為替操作国へのペナルティーを模索している」との報道でドル円は一時111円ミドルから111円付近に押し戻されたもののすぐに反発。111円後半へ上昇するなど、政治リスクで上値の抑えられていたドル円は上昇。
ユーロもECBの出口戦略が後退する中で売りが先行。ユーロポンドの売りも入りドルを押し上げる要因となった。
市場は政治相場の泥沼から少しずつ抜け出し再び金融相場に戻り始めている。
昨日もダドリーNY連銀総裁が「成長とインフレリスクは上方向に移行」「労働市場のたるみは縮小」と発言。また、メスター・クリーブランド連銀総裁も「バランスシートの年内縮小を支持」とするなど、利上げに向けた動きが今後強まる可能性を示した。
明日から4月で新年度が始まることから本邦からの新規投資などの期待などもあり、相対的に金利の高い通貨などの上昇に注目したい。

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[米ドル円]110円台の底固め

(米ドル円時間足)


昨日の東京市場でドル円は111円前半での小幅なもみ合いが続いたが、欧州市場に入ると110円後半に下落。米長期金利や日経平均先物が低下したことを受けドル安円高が進んだ。
しかしNY市場で再び上昇。原油価格が上昇したことやボストン連銀総裁の発言がドル円の下支えとなった。
トランプ政権への懸念は残るものの、110円前半で短期的なダブルボトムを形成したことで110円台の底固めに入ったとみる。
110円70銭付近に押し戻されたら買いを入れていきたい。ただ、111円ミドルも上値は重く、利食い売りも早めに。

ドル円予想レンジ: 111円50銭(50.0%)~110円70銭

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[ポンド米ドル]EU離脱通告法案提出で下げも一巡

(ポンド米ドル2時間足)


英国は昨日EUに対して離脱通知の法案を提出。EUも受理したことで48時間以内に27のEU加盟国と交渉方針案を明らかにする。その内容次第ではポンド売りが強まる可能性もある。しかし、正式なものは4月下旬にも開かれる(5月にずれ込む可能性も)EU首脳会議で600億ユーロの賠償金も含め金融、貿易、そして安全保障などの複雑な離脱条件が話し合われる。
長期的には英国経済にとってネガティブ材料が多く、下落傾向に変化はない。しかし、目先の動きとしては寧ろ利上げ期待などからの買い戻しが強まるとみる。
ポンドドルの下値目途としてはフィボナッチ50.0%戻しとなる1.23ドルミドル付近が意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.2520~1.2360(50.0%)

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[南アフリカランド円]SARB政策会合に注目

(南アフリカランド円日足)

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トランプ政策への期待が後退したことで財政出動も減少するとの思惑がありコモディティ価格が低下。資源国家であるランドの下落が強まった。しかし、その動きも一服感が出始めている。
今日は南ア中銀SARB政策会合が開かれるが、政策金利は現行の7%に据え置かれると予想される。依然世界は低金利時代において7%という金利は魅力的だ。
ボリンジャーバンドの下限でのバンドウォークから上に放れ始めており、上昇に転じるサインとみる。
ドル円も110円台を底固めに入ったとみられ、押し目買いを狙っていきたい。

南アランド円予想レンジ:8円65銭~ 8円40銭

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[全般]英国のEU離脱、影響限定的

ついに英国がEUからの離脱を通知。昨年6月のブレグジットから9か月経過、既に市場は織り込み済みという事で大きな混乱は見られなかった。
東京市場ではトランプ政権への不透明感によるドル安もほぼ一巡しドル円は111円を挟んでの小動きで終始。日経平均株価は円高一服で小幅上昇するなど徐々に落ち着きを取り戻してきた。
欧州市場では英国のEU離脱通告をEU側が受け取ったことで、今後2年間の交渉が始まる。既に市場は織り込み済みではあったが、今後の交渉はかなり難航するとみられ予断を許さない状況は続く。
ただ、トランプ政治への不信感や今回の英国政府の離脱も含め政治リスクは一先ず山場を越えたとみられる。次の山場はいずれ来るが、それまでは政治相場から金融相場へと市場の注目は移り始めているように見える。
昨日のNY市場では原油価格が上昇。週間在庫統計では予想をやや上回ったもののガソリン在庫が大幅減という事から原油価格は上昇幅を拡大。NY株式市場もNYダウが下落したもののナスダックやS&Pは上昇するなど、大きな混乱は見られなかった。トランプ政策への懸念も一先ず収まり始めているとみる。
一方、米長期金利は前日から再び低下。ドル円も一時110円後半に押し戻される場面も見られた。
その後ローゼングレン・ボストン連銀総裁(投票権あり)が「今年4回の利上げはFOMC参加者のいう緩やかな金利正常化の軌道と整合」と発言。ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁も「今年3回を超える利上げはあり得る」と発言したことでドルの下支えとなった。また、この日発表された米中古住宅販売成約が5.5%上昇と2010年7月以来の増加となるなど、住宅市場の強さを示すものとなった。
政治リスクへの懸念は今後も燻ぶるものの、堅調な米経済への期待が再び強まる中でドルは底堅い動きが予想される。

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[米ドル円]反転のタイミング

(米ドル円時間足)


前日のNY市場の流れを受け東京市場でドル円は堅調に推移。株価も上昇して始まるとリスク選好の円売りが強まりドル円は110円81銭まで上昇。しかし、依然として政治リスクが意識されるなか欧州市場で再びドルは下落。NY市場にかけてドル円は110円18銭まで下落。しかし、前日の安値110円12銭には届かずに反発。
リビアの生産が停止したことで原油価格が上昇に転じるとNY株式市場も反発。リスク選好の円売りが進むと同時に、米長期債利回りが上昇したことでドル買いが進んだ。
ドル円は東京の高値を抜けると目先の損切りを巻き込みながら111円20銭まで上昇した。このレベルはオバマケア代替法案が撤回される前のレベルとなり、一先ずトランプ政権による失望売りは収まったとみることもできる。
依然として政治リスクが燻ぶる中で、ここからは慎重に買いを入れていきたい。
目先はフィボナッチ50.0%戻しの111円50銭が意識されるが、上抜けるようならフィボナッチ61.8%戻しとなる111円80銭が次のレジスタンスとなる。

ドル円予想レンジ: 111円50(50%)~110円70銭

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[ポンド米ドル]EU離脱通告前の前日

(ポンド米ドル4時間足)


英国は本日EUに対して離脱通告を行うが、その前からポンド売りが強まっている。
ポンドドルはBOEの利上げ期待の高まりから1.21ドル付近で買いが強まった。しかし、EUからの離脱による英国のリスクはどこまで高まるかは未定。英国経済も含めた一つの節目の日という事からポジション調整の売りが入ったとみられる。
離脱を通知するまではもう一段ポジション調整の売りが強まるとみている。ただ、交渉は2年間かけて行うもので、目先は利上げ期待からの買いが再び強まりやすい。
今日のポンドドルは荒っぽい値動きが予想されるものの、底値が確認されたところでは買いを入れていきたい。
下値目途としてはフィボナッチ50.0%戻しとなる1.23ドルミドルだが、勢いがあればフィボナッチ61.8%戻しの1.23ドルが意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.2520~1.2360(50.0%)

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[豪ドル円]リスクオンとコモディティ価格

(豪ドル円時間足)

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シドニー市場で豪ドルは上昇して始まったが、東京市場が始まると下落に転じた。ドルが全般に買われたことから豪ドルドルの下落が強まると豪ドル円は84円を割り込んだ。豪ドル円は、一旦は買い戻しが入ったもののNY市場にかけて再び下落が始まりこの日の安値となる83円83銭まで売り込まれた。しかし、NY時間に原油価格が上昇すると鉄鉱石価格も反発。豪ドルが上昇すると同時に株価上昇などからリスク選好の円売りが重なり豪ドル円は84円90銭まで上昇。安値から1円余り上昇した。
全般に市場のセンチメントは楽観的なムードに傾き始めており、豪ドル円は今日も底堅い動きが継続するとみる。
押し目買いのレベルは昨日NY市場で一旦上値を抑えられた84円ミドル付近。
上値目途としてはフィボナッチ50.0%戻しの85円ミドル付近。

豪ドル円予想レンジ:85円50銭(50.0%)~84円50銭

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[全般]原油価格上昇で楽観ムード

トランプ政権への不透明感は残るものの、目先の材料が出尽くしたことで市場には一服感も漂っていた。
東京市場では全般にドルが底堅い動きで推移し日経平均株価も大幅上昇。リスクオンムードが広がった。しかし、欧州市場に入ると再びドル売りの動きが強まりドル円は110円18銭まで下落した。しかし、前日の安値110円12銭には届かず下げ止まった。
その後原油価格が上昇すると株式市場も上昇。リスクオンの円売りの動きが強まった。また、米長期金利も上昇に転じたことでドルは全面高。ドル円は111円前半に押し戻された。
また、本日EU離脱通告となるイギリスのポンドが下落に転じたことでユーロもつられ安となった。
昨日発表されたケース・シラー米住宅価格指数は5.7%と予想の5.6%を上回り2年7か月ぶりの高水準となった。また、3月消費者信頼感指数が125.6と予想の114.0を上回り、こちらも2000年12月以来の高水準。米経済の堅調な地合いを示すものとなったことも市場に安心感を与えた。
この日はイエレン議長やフィッシャーFRB副議長などの発言も相次いだ。イエレン議長は米経済の強さを示すなどこれまでの内容を踏襲するものとなった。ただ、フィッシャーFRB副議長は「今年、あと2回の利上げは正しい」と発言したことを受けドル買いの動きも見られた。
市場には依然としてトランプ政権への不信感が漂うものの、市場の注目は再び米経済に向かい始めている。
市場のセンチメントは楽観的なムードに傾いており、リスクオンの円安とともに今日もドルの買い戻しの動きが強まるとみる。

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[米ドル円]110円の底堅さ

(米ドル円時間足)


先週末のNY市場の引けにかけてドルが買われたものの、トランプ政権懸念の高まりから週明け東京市場でドルは全面安の動きで始まった。
欧州市場に入ると更にドル売りが強まりユーロやポンドの上昇が加速。ドル円も110円12銭まで下落。その後は110円40銭付近までショートカバーも見られたが再び下落。110円11銭まで押し戻された。
しかし、NY市場ではNYダウや原油価格が下落したもののリスクオフの円買いには繋がらなかった。また、長期金利が低下したもののドルは寧ろ買い戻しが強まりドル円は110円67銭まで上昇し、そのまま高値圏での引けとなった。
全般にドルの売られ過ぎた調整の買いとみられるが、110円を一先ず割り込まずに反転したことで底値の堅さが確認された格好だ。
今日も目先のドルショートの炙り出しが入るとみており、短期的には110円に損切りを置いて押し目買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ: 111円20(38.2%)~110円10銭

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[ポンド米ドル]EU離脱通告前の前日

(ポンド米ドル8時間足)


いよいよ英国政府がEUに対しての離脱通告が明日に迫り、ポンドは荒っぽい動きが予想される。
昨年6月のブレグジットでポンドが下落する前のレベル1.5ドルから1.2ドルに下落した反動ともみられる買いが強まった。高値から安値への下落幅の23.6%戻しが1.27ドルで、2月にはこのレベルで反落している。今回のポンドの上昇は米ドルの下落要因もあったが、そろそろポンド買いの調整も一巡した観がある。
明日の通告を控え短期と長期のポジションの動きが交錯する可能性もあり、そうなれば短期的に荒っぽい動きが予想される。
下値目途としては38.2%戻しの1.24前半が意識される。
ただ、ブレグジットショックでの下落は既に織り込んでおり、下振れがあれば最終的に買いを入れていきたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2700(2月2日高値)~1.2420(38.2%)

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[南アフリカランド円]コモディティ価格下落に伴うランド売り

(南アフリカランド円日足)


東京市場でランド円は底堅い動きが続いていたが欧州市場に入り一転。ドルランドが8.8440を下抜けた途端損切りを巻き込みながらランド円も一気に8円75銭付近まで下落。一旦は下げ止まったが再び売りが強まると、NY市場で8円59銭まで下落した。ランドの流動性は非常に低いことから一度下落すると想定以上に下落幅を拡大することになる。
下落の背景には鉄鉱石や銅の価格の下落もあるが、結局目先の損切りを狙った投機的な動きとみられる。
目先はまだ戻り売りが出やすいとみるが、中長期での上昇トレンドに変化は見られない。長期ポジションを仕込むには寧ろ絶好のチャンスとみて丁寧に下値を拾っていきたい。

南アランド円予想レンジ:8円80銭~8円55銭(BB下限、61.8%)

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[全般]トランプ政策懸念も一服

先週末のオバマケア代替法案が撤回されたことを受け、トランプ政策への懸念が拡大しドルは全面高となった。また、リスク回避の円買いの動きも強まり週明け東京市場でドル円は110円前半まで下落。その後も上値の重い展開が続いたがNY市場に入ると反発の兆しも見えた。
NY市場ではNYダウが8日連続の下落となったことや原油価格も冴えない動きとなりリスク回避の動きが強まった。また、長期債に資金がシフトされ金利は低下するなど、ドル安円高の動きが強まるかと思われた。しかし、ドル円は110円12銭に下落した後は反発。
上昇が続いたユーロやポンドも対ドルで下落に転じるなど、これまで行き過ぎたドル安の反動がみられた。
トランプ政策の実効性に懸念が広がったものの、その流れは依然として続くとの期待も残っているとみられる。
一先ずトランプ政策への失望売りは一服感が広がったと言えそうだ。
本日は1月ケースシラー住宅価格指数や消費者信頼感指数などが発表されるが、米国実体経済の強さが再確認されるようなら一段のドルの買い戻しにつながる可能性がある。
また、イエレン議長の講演があり、その中でバランスシート縮小の時期が示唆されるようならドル買いに繋がる。
しかし、ドルの戻りが限られるようなら再び売りが強まる可能性もある。政治不安は簡単には払しょくできない。ドルの反転も上値は限定的となりそうだ。

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[米ドル円]反転のタイミング

(米ドル円日足)


金融政策から見るとドル円は上値を試す展開が予想された。
ところがトランプ政権が実際に動き出すと、入国禁止令やオバマケア代替法案が合意に至らなかった。先週はトランプ政策への期待の剥落がドル円の上値を重くする大きな要因となった。結果、ドル円はその手前の110円63銭で下げ止まった。その前日にも同レベルで下げ止まったことでテクニカル的にみるとダブルボトムを形成したことになる。
政治リスクは依然として燻ぶるものの一先ず最悪の状況を見越した売りは織り込んだと考えられる。
もし、トランプ政策への期待が更に後退し、先週の最安値を下回れば110円の大台を試す展開も想定される。しかし、昨年11月の米大統領選挙後の安値101円18銭からその後の高値118円66銭の半値戻しが109円90銭になり、強いサポートレベルとみてよい。このレベルを下回らないようなら当面の底値として再確認される。
反転のタイミングを逃さないようにしたい。

ドル円予想レンジ: 112円50銭~110円50銭

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[ポンド米ドル]いよいよEU離脱通告

(ポンド米ドル8時間足)


今週29日水曜日はいよいよ英国政府がEUに対して離脱の通告を行う。昨年6月24日のブレグジットショックから9ヵ月余り過ぎており、その間市場は大分今回の離脱を織り込んでいる。今後2年間の交渉が始まるが、分担金の支払いやユーロ加盟国27か国との交渉はこれからだ。また、スコットランドや北アイルランドの独立も含め英国にとってはいばらの道となる。しかし、市場は長期的な流れよりも目先のBOEによる利上げ期待が先行。
噂で売って事実で買うとの例えではないが、実際に離脱通告をすることで買い戻しの動きが更に高まる可能性がある。ただ、最近のポンドの動きは指標発表などを前に動きだすことが多く見られる。投機筋が目先のポジションを引きずり出し、その後再び元のレベルに戻すといった動きだ。
29日の通告を控えポンド売りの仕掛けには注意したい。
ポンドドルは最初に下振れがあるとすれば下値目途としてフィボナッチ38.2%戻しの1.2370ドル付近。
或いは、そのまま買いを入れてくるとすれば今年最高値となる1.27ドル付近が意識される。

今週のポンドドル予想レンジ:1.2700~1.2370

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[南アフリカランド円]SARB政策会合に注目

(南アフリカランド円週足)


昨年後半から上昇に転じたランド円は依然として殆ど戻しらしい戻しがなく上昇が続いている。
昨年12月16日に中国が大規模財政投資の実施を公表したことで鉄鉱石や銅といったコモディティー価格が上昇。それらの資源国である南アフリカのランドや豪ドルといった通貨が買われ始めた。ここにきて原油も含めコモディティー価格の下落が目立つものの、米国などもトランプ政権が同様に大規模財政投資を行う事から今後も鉄鉱石などの需要は衰えないとみられる。
今週は南ア中銀(SARB)が政策金利を発表するが、現行の7%政策金利を維持すると予想される。世界的な低金利時代であり、7%の金利は魅力的だ。
余り押し目は期待できないことから浅いところで長期的なポジションとして買いを仕込んでおきたい。ただし、この通貨は流動性が低いことから取引額は通常よりも少なめに。

今週の南アランド円予想レンジ:9円10銭(61.8%)~8円805銭

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[全般]オバマケア代替法案採決中止で不安感漂う

先週末に採決されると思われていたオバマケア代替法案は最終的に約10票足りず、採決が中止された。
市場では最初合意に至らないとの見方が広がりドル売りが強まる中でドル円は前日の安値と同レベルの110円63銭まで下落した。しかし、引けにかけて採決は中止されたことが伝わるとドルの買い戻しが入った。トランプ大統領は合意にまでには時間がまだかかることを明らかにしたが、共和党内の調整が出来ないとなると指導力などの問題が広がる。
また、前回の入国禁止令に続いて今回の失態はトランプ大統領の実効性に疑問が残る。
税制改革やインフラ投資などの実施にも影響を及ぼしかねない。
トランプ政治が始まった途端、現実路線は予想以上に厳しいことが確認された格好だ。
ただ、これらはある程度想定されていたことであり、期待が先行し過ぎていたという事だろう。その修正の動きは既に先週大分進んだことから、今週は再びFRBの金融政策動向に注目が集まるとみている。
先週末にはブラード・セントルイス連銀総裁が「FRBはバランスシートの縮小に向けて良い位置にある」と発言。また、ムニューチン財務長官が「ドル高は米経済の信頼を反映」と発言した事でドルが上昇する場面も見られた。これまでFRBメンバーの発言も含め市場の反応は見られなかった。しかし、ここにきて反応し始めているという事は政治リスクが織り込まれてきたことを示すものと思われる。
今週は米国債入札が行われることもあり、金利に敏感に反応しやすい状況となる。
先週のNY株式市場はトランプ政策への不安感が高まり三指数ともに冴えない動きが続いた。リスクの高まりから資金は安全な米国債へと流れ、金利は低下した反動がみられるか注目。ドルも同時に低下から上昇に向かう相場の転換点になるか注目したい。

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[米ドル円]110円の節目を意識

(米ドル円日足)


オバマケア代替法案採決を前に東京市場では一旦は円の買い戻しも見られたが、すぐに押し戻された。トランプ政権への不安感がドルの上値を抑えるといった政治相場中心の動きが続いた。
NY市場では各指標に過度に反応するなど神経質な展開。
結局短期筋中心の相場展開となった一方、ドル円は採決が合意に至らないとの見方が根強く、一時111円を割り込むと110円63銭の安値を更新。その後は買い戻しが入ったものの上値の重い展開が続いた。
そのオバマケア代替法案採決が最終的に見送りとなったことを受けドル円は110円75銭まで下落。しかし、前回の安値を超えられずに下げ止まった。
この動きから、代替法案が合意に至らなかったとしても下値の堅さが確認されたとみてよいだろう。
110円という大台は昨年のトランプ氏の大統領選勝利後の安値と、その後の高値のフィボナッチ50.0%戻しにあたることから強いサポートとして意識されている。
そろそろドル円も下落から上昇への反転の時期に近づいているとみる。

ドル円予想レンジ: 112円50銭~110円50銭

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[ポンド米ドル]上昇も終盤へ

(ポンド米ドル8時間足)


英国がEU離脱宣言をする29日が迫る中で再びポンドへの売りが強まる可能性が高い。
EUは英国に対して最大600億ユーロの支払いを要求しており、支払いが拒否されるようなら再び混乱が拡大する懸念もある。また、スコットランドや北アイルランドの独立の動きもみられる。
前日にロンドンでテロ行為が発生したこともポンド買いに影を落とす。
一方、ポンド安が英国経済の下支えとなっており、金利引き上げ期待がポンド買いを促している。
昨日発表された英国2月小売売上高指数が1.4%と予想の0.4%を大きく上回ったことからポンドは上昇。その後も底堅い動きが続いている。
また、オバマケア代替法案を巡りドル安が進んでいることもポンドの押し上げ要因となっている。
しかし、ポンド上昇もそろそろ終盤に近付いているようにみえる。
チャートを見ると2月24日に付けた高値に近づいてきた。
ポンドドルの習性としてV字型の「往って来い」が多くみられ、1.25ドルミドルレベルでは利食いが出やすいことから、一先ず戻り売りスタンスで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2560(2月24日高値)~1.2420

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[豪ドル円]買い場探し

(豪ドル円日足)

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3日連続陰線が続くなど下落の勢いはまだ続いている。トランプ政権への不安が円高を招いたことが要因だが、同時に鉄鉱石価格の下落も豪ドル売りに拍車をかけている。
昨日のアジア市場で鉄鉱石価格の下落に伴い豪ドルが急落。トランプ政権への期待が後退し、米国インフラ投資が先送りされるとの見方も影響した可能性がある。
いずれにしても、これまでの上昇への反発とみてよい。
しかし、米中の大規模財政出動がこれで変わったわけではなく、コモディティー価格は一時的な下げとみることが出来る。
週末という事や、オバマケア代替案の採決が合意に至るようなら豪ドル上昇が再開することになるだろう。
昨年12月29日に付けた安値83円75銭付近はフィボナッチ38.2%戻しと一致。そろそろ下げ止まりから反転のタイミングを探りたい。

豪ドル円予想レンジ:85円50銭~83円75銭(38.2%)

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[全般]オバマケア代替案審議見送り

オバマケア代替法案の採決を前にドルは全般に上値の重い展開が続いた。
東京市場では一旦はドル円の買い戻される場面も見られ111円ミドル付近に上昇。しかし、この日のNY時間に行われるオバマケア代替法案採決が難航するとの見方が根強く、ドル円は押し戻された。
欧州市場ではこの日発表された英国小売売上高指数が1.4%と予想の0.4%を大きく上回ったことからポンドが大きく買われるなど、ポンドの堅調さを伺える動きとなった。
NY市場に入り新規失業保険申請件数が25.8万件と予想の24.0万件を上回るとドルが下落したがすぐに反発し往って来い。その後発表された新築住宅販売件数は+6.1%と予想の+1.6%を大きく上回るとドルが上昇。
しかし、オバマケア代替法案採決を控え押し戻されるなど、短期的に上下に振らされるような神経質な展開が目立った。
この日予定されていたイエレン議長の講演では財政や金融政策には言及せず、市場の反応は限られた。
注目のオバマケア代替法案採決は共和党議員の反対派を説得できずに24日以降に先送りが決定されるとドルは全面的に売りが強まった。しかし、先送りは寧ろ合意に至るのではといった期待も残りドルは買い戻されて引けている。
今日か来週早々には採決されることから、相場の大きな転換点になるとみる。
既に、否決されるとの見方が市場では織り込まれており、ドルの下値は限定的とみる。
もし、合意に至るようならトランプ政策への期待が再び高まりドル高が強まることになるだろう。

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[米ドル円]トランプ政権への不信感

(米ドル円日足)


ドル円の下落が止まらない。トランプ政権への不信感がドル売りと円買いを促しており、ドル円は昨年11月以来の安値を更新。トランプ氏が大統領に当選した時の安値111円前半からその後高値111円ミドルまで買われた。トランプ政権への期待によるトランプラリーだ。しかし、実際にトランプ政治が始まったものの本日行われる下院でのオバマケア代替法案が通過できないと、トランプ期待が後退。今回のドル売りの背景には政治への不安感が大きい。同時に米ドルという基軸通貨への信認も低下することになる。これは世界的な不安感を広げるもので、最も安全な通貨の一つである円が買われやすい。
今日の議会での動き次第で更なる下落の可能性がある。110円付近はフィボナッチ50.0%戻しとなり、このレベルを下回ると売りが加速しそうだ。
しかし、市場は既に大分織り込み始めており、そろそろ下値も限定的とみる。
ただ、今日は日本でも森友学園の理事長の証人喚問もあり東京市場ではドル円の上値も限られる。
政治リスクが後退するまでは積極的なドル円の買いは控えておきたい。

ドル円予想レンジ: 112円00銭~110円50銭

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[ユーロ米ドル]フィボナッチ61.8%戻しで往って来い

(ユーロ米ドル日足)


ユーロドルはテーパリング期待で買われていたユーロにより上昇の勢いが衰え始めている。このレベルはフィボナッチ50.0%戻しであり、意識されている。
昨日はECB理事であるビルロワドガロー・フランス中銀総裁が「緩和的政策が依然として必要」と発言。一時的にユーロ売りが強まったもののその後は上昇に転じており、まだ買いの勢いは残る。トランプ政策への不信感がユーロの上昇を加速させたが、それも一巡し始めている。
ユーロドルは1.0830ドル付近を上抜け出来ないようならダブルトップを形成することになる。
反対に、このレベルを超えていくようなら次の上値目途としてはフィボナッチ61.8%戻しの1.0930ドル付近。
今日の米国下院でのオバマケア代替法案が通過するかどうかが分かれ目になる。

ユーロドル予想レンジ:1.0830(50.0%)~1.0710

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[NZドル米ドル]RBNZ会合、緩和政策継続

(NZドル米ドル日足)


早朝に行われたRBNZ会合で政策金利を現行の1.75%に据え置くことを決定。
声明文では「かなりの期間緩和的であり続ける」とした。また、「NZドルの更なる下げが必要」とするなどこれまでと同様の内容となった。市場は発表後NZドルの買いも見られたがすぐに押し戻されている。ここのところ米ドルの下落がNZドルの下支えとなっていたが、その米ドル売りもそろそろ一巡。
中期的な下降トレンドラインが上値を抑えており、下落リスクが強まるとみている。
ただ、NZドルドルが0.69ドルというのは大きな流れの中での底を打っており、その近辺に近づいたところでは買いを入れていきたい。

NZドル/ドル予想レンジ:0.7090~0.7000(38.2%)

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[全般]オバマケア代替案審議に注目

ドル安円高の動きが止まらない。
前日のFBI長官の公聴会でトランプ氏とロシアとの関連を調査していることが明らかとなったことで、トランプ大統領への不信感が広がった。ただ、この結果が出るには大分時間がかかるもので、潜在的な不安感はあるものの直近ではドル売りには限界がある。
一方、今日の下院でのオバマケア代替案審議が通過できないとの見方が広がったことがドル売り円買いの動きを強めた。共和党内からも反対票が出る可能性があり、そうなれば税制改革や財政出動拡大などの遅れにつながる。そうなれば、トランプ政策への期待が失墜するとの見方が市場の不安感を拡大。ドル安の動きは収まり始めたものの、リスク回避の円高の流れは続いた。
結局ドル円は111円を割り込むなど昨年11月以来の安値を更新。クロス円も全面安となった。
本日はイエレン議長の講演がNY時間に行われ、今後の金融政策への発言に注目が集まる。
特に、バランスシートの縮小時期や利上げペースに関する内容が示されるようならドル買いのきっかけになるかもしれない。
ただ、今の相場を支配するのは金融相場ではなく政治相場となっていることから影響は限定的とみる。
もし、オバマケア代替案が通過するようならドル買戻しの動きが強まることになる。反対に、審議が難航するようなら一段のドル売りも考えられものの大分織り込まれており下値も限界に近付いているとみる。
注目はやはり下院審議に集まる。

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[米ドル円]最安値下回る

(米ドル円日足)


東京市場でドル円は112円25銭付近に押し下げられて始まったものの、その後は買いが優勢となり112円85銭まで上昇。方向感はないものの底堅い動きが目立った。しかし、欧州市場に入るとユーロやポンドの上昇によるドル安の動きが強まり、ドル円は下落に転じた。
NY市場では原油価格が再び1バレル48ドルを割り込み、NY株式市場が三指数ともに大きく下落した。リスクオフの動きから円買いの動きが強まった。また、米長期金利が低下したことでドルが下落するなど円高ドル安の動きとなってドル円は2月7日に付けた安値111円60銭を下回る111円55銭まで下落。そのまま安値圏での引けとなった。
本日の東京市場では日経平均株価が下落して始まるとみられ、ドル円も上値の重い展開が継続するとみられる。米国政治リスクを背景とした不安感が上値を抑える。
111円ミドルはフィボナッチ38.2%戻しレベルでありボリンジャーバンドの下限も位置することから、このレベルは強いサポートとなる。
このレベルで下げ止まるようなら上昇の機材となるが、今の地合いを見ると一段の下値を探りに行きそうだ。
市場のセンチメントが変わるまでは戻り売りが優勢となりそうだ。

ドル円予想レンジ: 112円30銭~111円00銭

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[ポンド米ドル]物価目標を上回るCPI

(ポンド米ドル8時間足)


昨日のロンドン時間に発表された英国2月CPIが年率で2.3%と予想の2.1%を上回った。BOEの物価目標2%を上回ったことでBOEの利上げ期待が高まりポンドは急騰。今月29日には英国がEU離脱通知をすることが前日に決定。ポンドが売られる場面も見られたが小幅で止まったことも買い安心感を与えたようだ。
また、米長期金利が低下したことでドル安が進んだこともポンドの更なる押し上げ要因となっている。
既に昨年6月から売られていたポンドだけに、ここから更に売り込む材料に乏しい。EUとの交渉も今後2年間という長期マラソンとなることから、市場では目先の利上げ期待によるポンド買いが優勢となっている。
ポンドドルはフィボナッチ61.8%戻しの1.2480ドルを上抜けたことから次の上値ターゲットは2月24日に付けた高値1.2570ドル付近が意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.2570(2月24日高値)~1.2400

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