ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-04

[米ドル円]111円の底固さを見極める

(米ドル円日足)


先週末にドル円は112円台を付けたが結局111円前半に押し戻されてしまった。これが期末要因とみれば既に売りは一巡。新年度入りで再び外国債券投資などの動きが強まる可能性もあり、そろそろドル円クロス円などの買いも期待できそうだ。ただ、トランプ政権への不安は依然として残ることから一気に上昇というには厳しい状況だ。
今週の相場の主役は米国金融政策の行方になるとみており、FOMCメンバーの発言には注目。先週は年4回の利上げを示唆する発言も複数のメンバーから聞かれたが、同時に慎重な姿勢も示された。既に年3回の利上げは織り込まれており、バランスシート縮小も含め更なる引き締め姿勢が示されるようならドル買い。
ただ、週後半には米中首脳会談が開かれ、人民元や貿易赤字へのけん制的な発言があれば一時的なドル円の売りにつながる恐れもある。ただ、先週もトランプ発言でドル円が下落したもののすぐに買い戻されるなど、大分織り込まれている。買いのチャンスともいえそうだ。

今週のドル円予想レンジ: 113円50銭(61.8%、雲の下限)~111円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ユーロ下げ止まりか?

(ユーロ米ドル日足)


英国がEU離脱の通告を控えユーロポンドの買いが入った反動もあり、ユーロ売りが対ポンドやドルで強まった。先週末のアジア市場からユーロドルは1.0670付近で下げ止まったと思われた。しかし、NY市場の引けにかけて再び売りが強まり1.0670付近で下げ止まりそのまま引けている。
米長期金利が上昇したこともあるが、週末や月末のポジション調整が入ったと考えられる。
1.0670はボリンジャーバンドの中心線やフィボナッチの抵抗線が位置するなど強いサポートとして意識される。
EUの景気は上向いており、金融緩和政策もそろそろテーパリングのタイミングを探り始めている。
今週はECBの議事要旨が公開されるが、緩和政策の終了に関する内容が示されるようならユーロの買い戻しのきっかけになりそうだ。
ただ、米長期金利が再び上昇の気配がみられることからドル高によりユーロの上値も限られる。

今週のユーロドル予想レンジ: 1.0800~1.0600

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[豪ドル円]RBA会合と緩和政策の行方

(豪ドル円日足)


昨年後半から上昇が続いた鉄鉱石や銅の価格などが豪州にとって追い風となった。
中国経済も大規模財政出動で株価なども安定した動きが続いている。
更に、長期に渡って実施してきた緩和政策などから豪州の景気も回復の兆しも見えてきた。
今週はRBA政策会合が開かれるが、緩和政策の出口を探る動きが示されるようなら豪ドル上昇のきっかけになりそうだ。
反対に、緩和政策を今後も継続するとしても、豪ドル売りには繋がらない。
ドル円も111円付近の底堅さが確認されるようなら豪ドル円の買いのタイミングとみる。
今週から本邦機関投資家などが新年度入りとなり、投資対象として豪ドルなどは狙われる可能性が高い。

今週の豪ドル円予想レンジ:86円60銭(雲の上限、76.4%)~84円00銭

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[全般]新年度入りはドル買いか

先週の東京市場は期末という事もあり仲値に向けて纏まった買いが見られドル円は112円台に乗せ日経平均株価も上昇して始まった。しかし、後場に入ると一転。機関投資家などによる期末のポジション調整などから株式市場が下落に転じるとドル円も111円台後半に押し戻された。欧州市場でドル円は再び112円を付ける場面も見られたが週末月末、そして期末という事もあり売りが並んだ。
NY市場ではブラード米セントルイス連銀総裁が「小幅な利上げは問題ないが大規模な引き締めは不要」と発言。また、その後すぐにカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が「利上げを急ぐ必要はない」等ハト派的な発言が続いたことでドル売りが強まった。また、フィキシングにかけてドル売りが入るなど、期末特有の要因などもありポジション調整と思われる動きが各市場で見られた。
結果的にドル円はドル安円高の動きが重なり高値から約1円下の111円前半に押し戻されて引けてきた。
今週は日本では新年度入りという事から、機関投資家などの新規投資が再開する可能性もある。
今週は日銀短観やFOMC議事要旨の公開、そしてFRB幹部の講演が相次ぐ。
政治リスクによる市場の不安は一先ず一巡した観もあり市場の注目は金融政策に再び戻り始めている。
日銀短観では企業の想定為替レートが現行の水準よりも高く設定されているとの見方もあり、ドル売り材料として一時的にドル売りが強まる可能性がある。
FOMC議事要旨では年内2回の利上げは既に織り込んでおり、それ以上の利上げペースを加速する必要性が示されるか注目。また、バランスシートの縮小時期などが示されるようならドル買い方向に反応。
週末には米3月雇用統計が発表される。前月は予想を大きく上回る好調な結果が示されたにもかかわらずドル売りが進んだ。政治リスクなどが上値を抑えた格好だが、政治リスクは前回と違い一服感も漂う中で素直な反応になるとみている。ただ、前月の反動で予想17.5万人を下回る雇用者数となればドル売りに反応。
政治リスクは常に付きまとうものの、新たなドル買いや円売りの動きが入る時期でもあり円売りの動きが強まる可能性が高い。
今週は新年度や期初に当たることから次の方向性を見極める重要な週でもある。
短期的に要人発言や経済指標の結果などによる不安定な動きには注意が必要だが、新たなポジションを仕込むチャンスでもある。

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