[米ドル円]米長期金利低下とNY株安

東京市場では欧州懸念からリスク回避の円買いが進みドル円は110円78銭まで下落。その後は買い戻しの動きも見られたが111円前半で上値が抑えられた。
NY時間に発表された米・PCEコア・デフレーターが予想を上回ったことで111円24銭まで買われたものの、米長期金利の低下やNY株式市場の冴えない動きからドル売り円買いの動きが強まった。ドル円は東京市場で付けた安値を下回る110円66銭まで下落。引けにかけて買い戻しが入ったものの111円台には届かず終了。
米経済指標などは好調な結果を示す中でもドル円が下落したことから今日のドル円は上値の重い展開で始まるとみる。ただ、米利上げ期待などやトランプ政策への期待は依然として継続しており下値も限定的とみる。
111円を挟んでのもみ合いが予想される。
ドル円予想レンジ: 111円40銭~110円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]調整継続

前日にECBドラギ総裁が「ギリシャへの支援プログラム審査が完了し債務負担が軽減されるまではギリシャ国債購入を検討しない」と発言。また、イタリアが総選挙を今年9月に前倒しするとの観測などから東京市場ではユーロ売りが加速。ユーロドルは節目の1.1110ドルまで下落した。
東京市場でユーロがここまで動くということは投機筋中心の動きとみられるものでその後は買い戻しが入り上昇。欧州市場では一部通信社が「6月理事会で経済リスク評価を上方修正し、緩和バイアス解除について議論する可能性がある」と報じ、ユーロ買いがさらに進んだ。また、NY市場で米長期金利が低下したことでドル売りが強まるとユーロドルはこの日の高値となる1.1204ドルまで上昇。引けにかけても底堅い動きが続いた。
今回の下げは1.08ドルミドルから1.12ドルミドルまで上昇した調整の動きとみており、その調整売りが一巡すれば再びユーロドルは上値を試す展開とみる。
それまで時間調整がしばらく続くとみており、短期的には1.12ドル台の戻り売りを出してみたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1200~1.1100
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[カナダドル円]期待されるGDP

資源国通貨ということで原油価格の動きに連動しやすいカナダドルだが、目先上値の重い展開が続くとみている。
昨日はゴールドマンサックスが今年の原油価格の見通しを引き下げたことで原油価格は下落。最近の米国シェールオイルの生産コストが低下しており、1バレル30ドルでも採算が合うとの見方がある。そうなれば、原油価格の上値を抑える要因となりカナダドルも上値が抑えられる。
今日はカナダの1-3月期GDPが発表されるが前月の2.6%から4.2%に上方修正と予想される。予想通りであればカナダドル買いが強まり上値は限定的とみる。
戻り売りを狙ってみたい。
カナダ円予想レンジ: 82円50銭~81円70銭(61.8%)
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[全般]米長期金利低下でドル全面安
東京市場では前日にイタリア選挙が前倒しで行われるとの観測や、ギリシャ債務問題を巡る懸念などからリスクオフの円買いの動きが先行。ドル円は111円を割り込み110円78銭まで下落した。その後は買い戻しも見られたが上値の重い展開で推移。
ユーロもイタリアやギリシャ問題などから下落幅を拡大する中でドル買いの動きとなった。しかし、欧州市場が始まると一転。ユーロの買い戻しが強まる中で一部通信社が6月ECB理事会で経済リスク評価を上方修正し、緩和バイアス解除について議論するといった報道でユーロは上昇幅を加速。ユーロ円の買い戻しの動きが強まるとドル円も底堅い動きとなった。
連休明けNY市場では4月の米・PCEコア・デフレーターが0.2%と予想の0.1%を上回ったことでドルは上昇。しかし、その後米長期金利が低下し始めるとドルは一転して下落。
また、NY株式市場も三指数ともにマイナスで始まるとリスク回避の動きからドル円はこの日の安値となる110円67銭まで下落した。
その後は買い戻しも見られたがドルの上値は抑えられた。
連休明けとなったロンドンやNY市場はさえない動きとなったが、その背景にはトランプ大統領のロシアゲート疑惑問題がある。30日以降にコミー元FBI長官の公聴会が行われる予定であり、この結果が明らかになるまではドルは不安定な動きが続くとみる。
また、北朝鮮問題も市場の反応は鈍くなっているものの、一触即発のリスクが燻る中で円も買われやすい地合いが続きそうだ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]地政学的リスクも慣れ円弱含み

週明け東京市場は早朝に北朝鮮によるミサイル発射報道で地政学的リスクの高まりから円が買われる場面がみられた。ドル円は111円08銭付近まで下落。先週のNY終値111円25銭から小幅な下落にとどまるなど地政学的リスクに対する市場の反応は低下。3週連続のミサイル実験が続いたことで市場は慣れ始めているようだ。ドル円はその後仲値買いも入り111円ミドルまで上昇。ただ、中国市場が休場ということから市場参加者は少なく、結局111円前半に押し戻されて終了。
欧米市場もロンドンやNY市場が休場ということからほとんど開店休業状態。結局ドル円は前日のNY終値と同レベルの111円25銭付近で引けている。
トランプ大統領のロシア疑惑が燻るものの、最終的にうやむやになるとの見方もある。そうであれば、市場の注目はFRBの利上げへの期待が強まりドル買いの動きが強まるとみる。6月の利上げはすでに織り込み済みといわれているが、政治リスクで上値を抑えられていた分だけその反発が入ることになる。
ただ、今の状況では下落リスクが燻る。今日の戦略としては111円付近での押し目買いスタンスで臨みたい。
ドル円予想レンジ: 111円80銭(38.2%)~111円00銭
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[ユーロ米ドル]ユーロ調整的な下押し継続

昨日の欧州市場はロンドンやNY市場がメモリアルデーで休場のなかでユーロは比較的堅調な地合いで始まった。
その中でドラギECB総裁が「インフレは引き続き抑制されており、大幅な刺激策はなお必要」と発言。一方、「景気下振れリスクは後退」とし、来月8日のECB理事会では成長見通しを見直すことを示唆。また、緩和政策に反対の意向を示していたバイトマン独連銀総裁も「ECBの緩和的な金融政策は基本的に適切」と発言したことでユーロは目先上値の重い展開が予想される。
ただ、市場は年内にテーパリングが始まるとの見方が残る中で最終的にユーロの上昇は継続するとみる。
38.2%戻しとなる1.11ドル付近で下げ止まるようなら買いを入れてみたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1200~1.1100(38.2%)
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[南アフリカランド円]大統領継続で失望売り

資源価格の上昇などから堅調な地合いが続いていたランド円だが昨日は下落に転じている。
ズマ大統領が与党ANCの幹部会議で不信任決議案が定義されていたが、今回72人の不信任動議で大半が大統領を支持し否決された。これを受けランドは失望売りが強まり下落。
しかし、このランド売りも一時的で、政治の混迷が続くものの資源価格の上昇などがランドを押し上げる状況は継続されるとみる。
ボリンジャーバンドの上限の位置する8円71銭付近で一旦は上値が抑えられたものの、中心線の上昇トレンドは継続。中心線の位置する8円45銭が強いサポートになっている。
フィボナッチ38.2%戻しとなる8円48銭付近で押し目買いを入れていきたい。
ランド円予想レンジ:8円56銭~8円48銭(38.2%)
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[全般]英米中休場で動意乏しく
欧州市場に入ってもロンドンやNY 市場もメモリアルデーで休場ということもあり、動意の乏しい動きが続いた。
また、今日からは米国重要指標の発表が相次ぐことや、ロシアゲートの解明が今後進むといったこともあり慎重な取引となった。
市場はこのロシア疑惑への懸念と同時にFRBの利上げ観測との綱引きが続いている。その中で、今日はFRBの金融政策にも影響を与える米個人消費支出やケースシラー住宅価格指数の発表に市場の注目が集まる。
先週公開されたFOMC議事要旨では最近の弱含みの経済指標が一過性かどうかを見極めとしている。ただ、今週はISM製造業景況指数や週末には雇用統計が控えており、今日の指標結果だけでは一時的な動きで収まるとみている。一方、明日からはコミー元FBI長官の公聴会が予定されている。
利上げ期待によるドル上昇圧力に対し政治リスクが上値を抑えるといった綱引きがしばらく続くとみられ神経質な展開が予想される。
政治的リスクが後退すればドル買いの動きが一気に進む可能性が高いとみる。反対に、トランプ大統領が弾劾に追い込まれるようならドルは急落することになるだろう。
市場のエネルギーは溜まりつつあり、いずれどちらかに大きく動き始めるとみている。
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[米ドル円]トランプリスク次第

先週のドル円は112円から111円のレンジ相場が続いたが今週はこのレンジから大きく離れる可能性がある。
週明けは英米が祝日で休場となり、相場は連休明けの火曜日以降に大きな動きになる可能性が高い。火曜日は米個人消費支出の発表が控え、さらにコミー元FBI長官の公聴会も30日以降に予定されている。この公聴会でもしトランプ陣営のロシアとの関係が明らかになればトランプ大統領の弾劾の可能性が高まりドル売りが強まりかねない。下値目途としては大台の110円を割り込み4月15日に付けた109円60銭付近が意識される。もし、弾劾裁判へと発展するような展開となれば今年最安値となる108円10銭付近を割り込む可能性がある。
反対に、証拠などが示されないようならリスク回避の動きが後退しドル円はその反動から114円台もそれほど遠いレベルではない。
いずれにしてもトランプリスク次第とみられるが、そのリスクが後退すれば今度は米金融政策へと市場の注目は移る。
米国利上げの流れに変化はなく金融相場となればドル高トレンドは継続される。
今週のドル円予想レンジ: 114円60銭(61.8%)~109円60銭(4月15日安値)
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[ユーロ米ドル]調整一巡後は再び上昇へ

トランプリスクから米長期金利が低下しドル売りが強まる中でユーロは円と同様に買いが強まり上昇。
ユーロ圏の実体経済が堅調さを増す中で、フランス大統領選では孤立主義の台頭が抑えられ、ドイツ地方選挙でもメルケル首相率いる保守党が勝利。政治的なリスクが後退。
6月ECB理事会では年内にも金融政策の正常化を目指した何らかのサインが示されるとの見方もある。
先週は急速に上昇した反動が連休前ということもありユーロの上値を抑えたが、その調整売りが一巡したところでは再び上昇に転じる可能性が高いとみる。
今週のユーロドル予想レンジ:1.1300(16年11月9日高値)~1.1000(BB中心線、61.8%)
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[豪ドル米ドル]ボリンジャーバンドの上限を目指す

先週行われたOPEC総会では予想通り減産期間を9か月延長で合意したものの、発表後原油価格は急落。減産規模の拡大がなかったことや、米シェールオイルの増産への警戒感が高まったためとの見方もある。しかし、既に織り込み済みからポジション調整の売りが出たとみてよいだろう。資源国通貨であるカナダドルや豪ドルは原油価格に連動する格好で下落に転じた。
原油価格は45ドルから55ドルのレンジ内の動きが続いており、50ドルを挟んで安定するとみられる。
ポジション調整の売りが一巡したところでは再び豪ドルの買いが強まるとみており押し目買いスタンスで臨みたい。
豪ドルドルの上値目途としてはボリンジャーバンドの上限が位置する0.75ドルミドルからフィボナッチ61.8%戻しとなる0.76ドル付近が意識される。
今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7540(50.0%)~0.7400
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[全般]トランプリスクとその反動
ただ、「コーツ国家情報長官へトランプ陣営とロシアの共謀の存在を公式に否定するよう求めた」との報道など、依然としてリーク合戦が続く中でロシアゲート問題がドルの上値を抑えた。
今週はそのロシアゲート問題に対しコミー長官の公聴会が開かれる予定もあり、その発言次第でトランプ政権の命運が大きく変わる可能性がある。ただ、今回の公聴会は延期や内容の制限がかかるのではといった噂もあり不透明感は依然として漂う。
一方、今週は米金融政策の動向を見極める重要な指標発表を控える。
英米の連休明けとなる火曜日には米国個人消費支出や金曜日には雇用統計の発表があり、市場の注目が集まる。先週公開されたFOMC議会要旨では「最近の冴えない経済指標が一過性であるかを今後の経済指標で見極める」とされ、この結果次第で利上げのペースが鈍化するとの見方が広がればドル売りが加速する可能性がある。
一方、好調な結果が示されるようならこれまでの過度なドル売りの動きの反動から大きく反発する可能性もある。ロシアゲートへの懸念から、特に上値を抑えられていたドル円は110円台の底固めから反動へのきっかけになるか注目される。
また、OPEC総会後に下落した原油価格も再び上昇に転じる気配があり資源国通貨の買いが対ドル対円で入る可能性もあり目が離せない。
今週はトランプ大統領のロシア疑惑の行方次第でドル暴落のリスクが高まるか、その反動で大きく上昇するか大きな分かれ目になる重要な週になりそうだ。
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[米ドル円]112円を伺う動き

東京市場では前日のFOMC議事要旨がハト派的な内容との見方が広がったことからドル円は上値の重い展開で始まった。
しかし、ゴトウビということもあり実需のドル買いの動きも見られ底値も限定的となった。
欧州市場ではユーロやポンドの売りが強まる中でドル買いの動きが強まるとドル円も111円後半に上昇。しかしこのレベルではクロス円の売りなども並んで押し戻された。
NY市場ではOPEC総会で減産期間の延長が合意に至ったとの報道にもかかわらず原油価格は下落。噂で買って事実で売るという格言通りの動きとなった。
一方、NY株式市場は堅調な地合いとなりリスク回避の動きも後退。111円ミドルまで下落したドル円も引けにかけて底堅い動きを見せた。
トランプリスクが燻ぶるなかで今週のドル円はじり高が続いており、先週下落した修正の買い戻しが今日も強まり112円台を試す展開が予想される。
ただ、積極的な買いは見られないことから112円前半では売りを出しておきたい。
ドル円予想レンジ: 112円30銭(50.0%、BB中心)~111円40銭
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[ポンド米ドル]原油安とGDP

欧州時間に発表された英国GDP改定値は0.2%と予想の0.3%を下回った。発表直前にはポンドドルが1.3ドル台に上昇するなど期待感が高まっていた。しかし、予想を下回ったことから失望売りが入り1.29ドル前半まで下落。一旦は買い戻しの動きも見られたがこの日行われたOPEC総会で減産期間延長が合意されたものの原油価格が大幅下落となりポンド売りが再び強まった。
先日のテロ事件もありポンドは売られやすい地合いが続く中での原油安やGDP改定値の結果がポンドの上値を抑えている。
ただ、ポンド買いの意欲は依然として残っており底堅い動きは今後も継続するとみる。
目先はボリンジャーバンドの幅が縮小しており来週の連休明けまでは1.29~1.30のレンジ相場が続くとみる。
持ち合い収束後は上に放れる可能性が高いとみるが、今日は様子見としたい。
ポンドドル予想レンジ:1.3000~1.2920(BB中心)
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[豪ドル米ドル]原油価格大幅下落で豪ドル失望売り

前日のFOMC議事要旨の結果を受けドル売りの流れを継いで東京市場で豪ドルドルは0.75ドル台に乗せるなど堅調な地合いで始まった。
しかし、OPEC総会の結果発表を前に原油価格が下落に転じたことで資源国通貨の豪ドルは下落に転じた。その後も上値の重い展開が続く中でOPEC総会では予想通り減産期間延長で合意。しかし、一部で期待された規模拡大には至らなかったことや米国シェールオイルの増産への懸念などから原油価格の下落幅は拡大。豪ドルドルはこの日の安値となる0.7450ドルまで下落。そのまま安値圏で引けている。
0.75ドル台の上値の重さが今回で確認されたことで今日も豪ドルドルは上値の重い展開が予想される。0.74ドル前半にはボリンジャーバンドの下限が位置するものの、売りの勢いは収まらずフィボナッチ61.8%戻しとなる0.74ドル割れも視野に入る。
豪ドルドル予想レンジ:0.7480~0.7400(61.8%)
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[全般]原油急落でもリスクオン
昨日の東京市場では前日のFOMC議事要旨がハト派的であったことからドル円は軟調な地合いで始まった。しかし、輸入企業などからの実需の買いもあり下げも限定的となった。
欧州市場ではOPEC総会で減産期間が延長する可能性が高まったものの利食い売りが先行し原油価格が下落。資源国通貨である豪ドルやカナダドルの売りが強まり下落幅を拡大。
NY時間にOPECや非加盟国が減産期間を9か月延長で合意したことが発表されると更に原油価格は下落。一部で減産規模を拡大するとの見方もあり失望売りや利益確定の売りが強まった。
一方、NY株式市場は堅調な地合いをキープ。S&Pは最高値を更新するなどリスクオンの動きが強まりドル円は111円後半で推移。
この日はFOMCメンバーの発言が相次ぐ中で懸念されたハト派として知られるブレイナード理事が「現在の世界経済はより明るくなっている」と発言。利上げを後押しするような発言となったこともドルの下支えとなった。
本日は週末で来週月曜日はメーデーということから英米市場が休場となるため既にポジション調整が進んでいる。
また、来週はコミー前FBI長官の議会証言も控える中でトランプ政権の命運がかかる重要な週でもありポジションを一方向に傾けにくい。
そんな中で今日のNY市場では米GDP改定値の発表を控える。
予想外の数字が発表されるようならドルは乱高下の可能性があるものの、最終的に「往って来い」の動きになるとみている。
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[米ドル円]112円台の上値の重さ

東京市場でドル円は112円03銭まで上昇したもののすぐに押し戻された。NY市場にかけて何度か112円台に乗せる場面も見られた。
FOMC議事要旨発表前に112円13銭を付けたが、結果的にこのレベルがこの日の高値となり議事要旨の内容を受け下落に転じた。
NY株式市場が三指数ともに上昇するなどロシアゲートの不安が燻ぶるなかでもリスクオンの動きがみられる。112円台の上値の重さは意識されるものの、市場はまだ買い意欲は強いように見える。
目先のドルロングポジションの調整が一巡したところで押し目買いを入れていきたい。
110円台の買いの強さも確認しており、111円30銭付近では買いを入れてみる。
ドル円予想レンジ: 112円30銭(50.0%、BB中心)~111円30銭
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[ポンド米ドル]GDPに注目

ユーロの上昇が対ドルだけではなく対ポンドでも続いたことで上昇力は抑えられているものの、上昇トレンドは継続している。
また、米長期金利の低迷がポンドの下支えとなった。一方、先日のマンチェスターでの自爆テロを受け株価などへの影響が見られ短期的にポンドドルは上値の重い展開が続いている。
ただ、上昇トレンド内での下限を試すものとみられ、そろそろ下げ止まりから上昇に転じるとみる。
本日発表の英国1-3月期GDPの結果が予想を上回るようなら買いのタイミングとして意識される。
ポンドドルは1.29ドル付近は上昇チャネルの下限やフィボナッチ50.0%戻しとして意識される。
ポンドドル予想レンジ:1.3050~1.2900(50.0%)
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[豪ドル米ドル]OPEC総会の結果に注目

東京時間にムーディーズが中国長期国債の格付けを引き下げたことで豪ドルドルは0.7480ドル付近から下落が始まり0.7440ドル付近まで下がった。しかし、買い意欲は根強くその後上昇に転じるなど底堅い動きは継続。NY市場にかけて下落前のレベル0.7480ドル付近まで押し戻された。その後FOMC議事要旨の公開前には一旦は売りが散見された。
公開された議事要旨はハト派的な内容と受け止められたことでドルが下落。豪ドルドルは目先のショートカバーを巻き込みながら0.75ドル台に上昇し高値引けとなった。
下降トレンドラインをすでに上抜けており、豪ドルドルの上昇は継続するとみている。
ただ、0.75ドルミドルはボリンジャーバンドの上限やフィボナッチ50.0%戻しとして一旦は上値が抑えられそうだ。
今日から始まるOPEC総会での結果では一旦は押し戻される可能性もあるが押し目買いスタンスで臨みたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7540(50.0%、BB上限)~0.7480
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[全般]FOMC議事要旨でドル全面安
東京市場では早朝にムーディーズが中国の長期国債格付け引き下げを発表したことで豪ドルが下落。中国景気への懸念が示された格好となった。しかし、ドル円や株式市場への影響は限定的となった。
全般に市場では前日のNY市場のリスクオンの流れを継いでドル円は一時112円台を付けるなど底堅い動きが続いた。
欧州市場では前日からのユーロ安の動きが影響し全般に動意が乏しかった。
NY時間に入り4月中古住宅販売件数が-2.3%と予想の-1.1%を下回ったことでドルが売られる場面も見られたが小幅な値動きにとどまった。中身を見ると販売価格は前年比で+6%上昇、在庫も-9%と堅調な住宅市場が続いていることが示されている。
注目のFOMC議事要旨では「追加利上げ前に最近の弱含みの経済指標が一過性であるという証拠を待つのが賢明」とした内容が示され市場はハト派的と受け止めたようだ。これを受けドルは全面安となり株式市場は上昇。長期金利は低下するなど利上げへの期待がやや後退した。
今後、市場の注目は米経済指標やFOMCメンバーの発言に注目が集まることになるだろう。
今日は東京時間にシカゴ連銀総裁、ミネアポリス連銀総裁、ダラス連銀総裁の講演が行われる。注目はNY時間に行われるブレイナードFRB理事の発言に注目が集まる。元々ハト派であり投票権を持つだけに、ハト派色の強い発言が出れば再度ドル売りが強まる可能性が高い。
一方、本日はOPEC総会が始まるが減産期間延長をだいぶ市場は織り込んでいる。もし減産規模の拡大が示されるようなら安心感からドル高円安の動きが強まるとみる。
未明のFOMC議事要旨の内容は特に驚きはなく、どちらかといえば各市場のポジション調整的な動きにも見える。トランプリスクが燻ぶるなかで、ドル買いには慎重にならざるを得ない。
6月利上げの可能性は依然として強い。全般にドルロングのポジションが一巡したところでポジティブな内容が示されるようなら小幅ながらドル買いに反応しやすい状況とみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]110円台の底固めから上昇へ

東京市場では早朝に起きた英国の爆破テロやトランプ大統領のロシア疑惑の新たな材料がみられたことから円が上昇。ドル円は111円を割り込み110円87銭まで下落。その後は111円台を回復したものの上値の重い展開が続いた。
NY市場では新築住宅販売件数やリッチモンド連銀製造業指数が予想を下回ったものの市場への影響は限定的となった。また、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が利上げに慎重な姿勢を示したものの、ドル売りの反応は見られないなど市場には安心感が広がった。
NY株式市場は三指数ともに上昇し、原油高などからリスク回避の動きが後退。また、2年債入札が不調に終わったこともあり米長期金利が上昇しドル高円安の動きが強まりドル円は111円80銭台に上昇。そのまま高値引けとなった。
トランプ大統領への疑惑による過度なリスク回避の動きがここにきて徐々に後退。その反動が今日も継続するとみる。
フィボナッチ50.0%戻しとなる112円30銭が次の上値目途とみており押し目買いを狙いたい。
ドル円予想レンジ: 112円30銭(50.0%)~111円30銭
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[ユーロ米ドル]米長期金利上昇でユーロ買いも一服感

ユーロドルの上昇が続いていたが昨日は流石に一服感が広がった。
東京市場では動意が乏しく欧州市場ではユーロ買いでスタート。ユーロドルは前日の高値1.1264ドルを上回る1.1269ドルまで上昇したが買いが続かず失速。利食い売りなども散見され上値が抑えられた。
その後NY市場で米長期金利の上昇に伴いドル高の動きが強まるとユーロドルは更に下落幅を拡大。1.1177ドルまで下落しほぼ安値圏で引けている。NY時間にショイブレ独財務相が「ユーロの為替レートはドイツにとっては低過ぎる」と発言。前日のメルケル首相と同様の発言をしたものの市場の影響は見られなかった。やや買われ過ぎの感もありむしろ利食い売りのきっかけとなった。
フィボナッチ38.2%戻しとなる1.11ドル付近までの下落も視野に入る。ただ中期的なユーロ上昇の流れは継続とみられ、売り一巡後は再び上昇に転じるとみている。
押し目買い推奨。
ユーロドル予想レンジ:1.1240~1.1100(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[豪ドル円]レジスタンスを超えるか注目

東京市場では英国爆弾テロなどの地政学的リスクの高まりから円が買われ豪ドル円も82円80銭付近まで下落。しかし、リスク回避も一時的な動きとなり反発。また、時間外で原油価格が上昇したことも豪ドルの押し上げ要因となった。
NY市場が始まったところで売りが先行して始まったもののNY株式市場の上昇などからリスク先行の円売りが強まると豪ドル円は83円65銭まで上昇。このレベルは一目の雲の下限やボリンジャーバンドの中心線が上値を抑えた。このレベルを超えていくようなら先週の高値84円ミドル付近を再度試す展開が予想される。ただ、このレベルはダブルトップを付けたレベルであり当面の高値として意識される。
豪ドル円予想レンジ:84円20銭~83円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[全般]米長期金利上昇でドル全面高
しかし、その後は落ち着きを取り戻しドル円も111円台に戻したものの全般に上値の重い展開が続いた。
欧州市場ではテロ事件による影響はそれほど見られず動意が乏しかった。
この日は米国予算教書の概要が発表され、10年間で400兆円の歳出削減や法人税率引き下げなどが示された。財政見通しの甘さなどが指摘されたものの株式市場はすでに織り込み済みとなり三指数ともに上昇。原油価格もOPEC総会での減産期間延長期待から堅調に推移。全般にリスク回避の動きが後退したことで米国債券が売られ長期債利回りも大きく上昇しドルは全面高となった。
一方、上昇が続いたユーロドルもこの日は米金利上昇により上値の重い展開となった。ショイブレ・ドイツ財務相が「ユーロの為替レートはドイツにとって低すぎる」と発言したが影響は限定的となった。
ホワイトハウスも「トランプ陣営がロシアと共謀した証拠なお不在」としたことなども市場に安心感を与えた。
ロシアゲートにより市場に不安が広がったものの、更なる材料も見られないことから過度なリスク回避の動きは後退している。
今日もドル円クロス円ともに底堅い動きが予想されるものの、リスクの燻りから上値も限定的とみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]トランプリスク燻ぶる

北朝鮮の核実験を受け週明けシドニー市場でドル円は一時111円を割り込む場面も見られた。しかし、大きな混乱は見られずむしろ110円台での買いも入り上昇に転じた。
欧州市場に入る手前でドル円は下落に転じたものの、その後ユーロが急速に上昇したことからユーロ円の買いも散見。ドル円は111円ミドル付近に上昇。しかし、NY市場では再び111円を割り込むなど円高への警戒感は依然としてくすぶる。
トランプ大統領が中東訪問中ということから一先ずトランプ関連の材料が出にくいことで大きな動きは見られない。
短期的には株価の上昇などから111円を固めて111円後半を試す展開が予想される。
110円台では押し目買いのチャンスと見る。
ドル円予想レンジ: 111円80銭(38.2%)~110円80銭
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[ユーロ米ドル]メルケル発言でユーロ買い加速

上昇が継続するユーロドルだが、その勢いが止まらない。
昨日の欧州時間に入りユーロの調整売りがみられこの日の安値となる1.1160まで下落。その下げたところでドイツのメルケル首相が「ユーロは安すぎる」「EUから更なる離脱を防がなくてはならない」などと発言。ユーロの買いがカウンターパンチ気味に入ったことで一気に上昇。NY市場ではこの日の高値となる1.1263まで上昇した。
今週末に行われるG7サミットではドイツの貿易黒字に対して米国からの圧力がかかるとみられ、メルケル首相の発言はそれを意識したものと思われる。
いずれにしても、ユーロの買いの強さが改めて確認された格好だ。
昨年の米大統領選挙後の高値となる1.13ドルを再度試す展開が予想される。
押し目買いスタンス継続。
ユーロドル予想レンジ:1.1300(16年11月9日高値)~1.1200
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[豪ドル米ドル]ボリンジャーバンド上限を意識

原油価格が上昇に転じた5月10日以来豪ドルも底値から上昇に転じた。
ドル売りの動きが重なったこともあり上げ足を速めている。ただ、本格的な豪ドル買いというよりもショートカバーを中心とした動きとみられ上値もそろそろ限界に近いように見える。
ただ、流れとしてはまだ豪ドル上昇の勢いは強く、目先はボリンジャーバンドの上限でありフィボナッチ50%戻しとなる0.75ミドル付近が次の上値目途とみる。
北朝鮮問題やトランプ大統領リスクなどは豪州にとって影響が少ないことから、安心して買いが入りやすい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7540(50.0%、BB上限)~0.7440
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[全般]ユーロの上昇幅拡大
結局先週末のNY市場の流れを次いで株価は上昇しドル円は上昇に転じるなどリスク回避の動きは限定的となった。
欧州市場に入るとユーロがこれまでの上昇幅をさらに拡大。ドイツのメルケル首相が「ユーロは弱すぎる」と発言したことでユーロ買いの動きが強まった。週末にG7サミットを控えていることから対米貿易黒字削減に対する圧力をかわす狙いがあったと思われる。
NY市場ではトランプリスクがくすぶるなかでNY株式市場は三指数ともに上昇。実体経済の強さや好調な企業決算の結果を受けたものとみられる。OPEC総会での減産期間の延長期待が下支えとなるなどリスクオンの動きもみられた。一方、ドル円は一時111円を割り込む場面がみられるなど上値の重い展開が続いている。
トランプ大統領が中東訪問など外遊中ということもありトランプリスクに関する材料が出にくいのも市場に安心感を与えているようだ。
昨日はカプラン米ダラス連銀総裁が「今後2回の利上げが適切」と発言したものの市場の反応は限定的。市場はドルの不透明感が続く中で関心が徐々に後退。一方、ユーロへの注目度が上昇している。
今日もユーロを中心とした動きが続くと思われるが、一方向に上昇が続いていることからその反動には注意したい。
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[米ドル円]下値リスク燻ぶる

先週はトランプ大統領の機密漏洩やフリン元大統領補佐官のFBI捜査妨害などの司法違反の問題が浮上。大統領が弾劾される可能性が高まりロシアゲートと呼ばれ始めるなど政権危機が高まりドルは全面安。同時にリスク回避の円買いも進みドル円は110円25銭まで下落した。
その後はトランプ疑惑を後退させるようなビデオが出回りドルの買い戻しが進む場面も見られた。
過剰反応となったドル安や円買いの反動からドル円は111円72銭付近まで買い戻された。
しかし、トランプ政策への不透明感や6月利上げ期待の後退などもあり上値は限定的となった。
今週は疑惑の解明が進む中でトランプ弾劾という可能性が一層進むようなら再び110円割れを試す展開が予想される。また、米経済指標の結果が予想を下回るようならNY株価の下落などからリスク回避の円買いリスクも燻ぶる。
ただ、これらも先週大分織り込み始めており、改善傾向がみられるようなら売られ過ぎた反動からドル円の買いが更に強まる可能性も残す。
市場には円高ドル安リスクが優勢となりドル円の下値リスクが上昇リスクを上回っている。
下値目途としては第一回フランス大統領選後の安値109円60銭が意識される。
ただ、トランプ氏が辞任したとしてもその後ペンス副大統領が引き継ぎ、政策はそのまま実行されるとの見方が強く、寧ろドル買い要因ともなりかねない。
ドル円の下値にも限界がある。
今週のドル円予想レンジ: 112円80銭(61.8%)~109円60銭
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[ユーロ米ドル]買い戻し継続

先週はトランプ大統領のスキャンダルでドル売りが一斉に高まったことでユーロドルはもみ合いの上限とみられた1.10ドルを上抜き1.12ドル台に上昇し、そのまま高値圏での引けとなった。元々ユーロは超低金利という事から調達通貨として売りが強まっていた。それがここにきてテーパリングの可能性が高まり買い戻しの動きが活発となっていた。また、フランス大統領選やドイツの地方選挙でポピュリズムへのリスク後退がユーロ買いに安心感を与えた。
そこに米国長期金利が低下したことで金利差からのユーロ買いが加わり上昇が加速。この動きは今週も継続するとみる。
ユーロドルは上値目途としては昨年の米大統領選直後の高値1.13ドル付近となるが、勢いがあれば昨年夏の高値1.13ドルミドルも視野に入る。
押し目買いスタンスで臨みたい。
今週のユーロドル予想レンジ:1.1300(16年11月9日高値)~1.1000
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