ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-05

[米ドル円]米歳出法案合意で円安ドル高

(米ドル円日足)


週明け東京市場は先週末北朝鮮のミサイル発射を受けリスク回避による円買いが先行。ドル円は薄商いのなか111円16銭付近に下落して始まった。市場参加者が増えると先週末NY終値111円40銭付近に押し戻された。その後米議会が9月30日までの総額1.1兆ドルの包括的歳出法案で暫定合意に達したとの報道が伝わると市場に安心感が広がった。
中国や香港、そしてシンガポールが休場の中でドル円は111円92銭まで上昇。
欧州市場もメーデーで休場となる中でドル円は高値圏で推移。
NY市場では米経済指標が予想を下回ったことで111円44銭まで下落したが、その後は再び上昇に転じた。米長期金利が上昇したことや、GDPナウが4.3%と高い予想がドルを下支え。全般に安心感が広がる中で円安とドル高が同時に進行。
今日は市場が通常の状態に戻ることから一旦は昨日の上昇調整が入ると予想される。また、FOMC会合が始まることからイベントリスクとしての円買いも予想される。
しかし、昨日のNY市場では経済指標が予想を下回っても楽観的ムードが漂う事から下値が限られるようなら112円を試す展開を予想する。
111円ミドル付近から下では押し目買いで臨みたい。

ドル円予想レンジ: 112円60銭(61.8%、BB上限)~111円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]メーデー明けで上値試す展開も

(ユーロ円日足)


週明け東京市場では円高が先行しユーロ円はドル売りが強まり121円30銭に下落。しかし、その後は円の売り戻しが入るとユーロ円の買いも散見。
欧州勢がメーデーで不在の中、ユーロは対ドル対円での買いが継続。 NY市場でも全般にリスクオンの動きが広がるなかでユーロ円は強いレジスタンスとみられていた122円台に上昇。一旦は利食い売りなどに押されたものの引けにかけて再び買いが入った。
ボリンジャーバンドの上限に沿ってバンドウォークが始まっており、メーデー明けとなる今日の欧州市場では一段のユーロ買いが強まる可能性が高い。
目先の上値目途はボリンジャーバンドの上限となる122円60銭が意識される。このレベルは今年3月13日に付けた高値122円85銭が控えており、一旦は売りが並んでくるとみる。

ユ―ロ円予想レンジ:122円60銭(BB上限)~121円80銭(38.2%)

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[豪ドル米ドル]薄商いのなか豪ドル上昇

(豪ドル米ドル日足)


週明けシドニー市場で下落して始まった豪ドルはその後上昇に転じた。特に買い材料があるわけではないが、市場に安心感が広がる中で欧州勢が休場のため、豪ドルショートの巻き戻しが入ったとみられる。
NY市場ではISM製造業景況指数が予想を下回ったことでこの日の高値となる0.7540を付けたがその後は高値圏でのもみ合いで引けている。
原油や非鉄金属といったコモディティは軟調に推移する中で豪ドルの上値は限定的とみる。今日の東京時間昼過ぎに開かれるRBA会合では堅調な住宅市場の動きから緩和政策に変化がみられるのではといった見方もある。それだけに、今のRBAの政策スタンスに変化がなければ、豪ドル売りが再開するとみている。米長期金利も2.3%台に押し戻されており、豪ドルの上昇もそろそろ終盤に近い。
下降トレンドラインが上値を抑える中で戻り売りを狙いたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7550(BB中心線)~0.7440(BB下限)

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[全般]ネガティブな米経済指標でもドル円上昇

週明け東京市場でドル円は下落して始まった。先週末に北朝鮮がミサイルを発射したことで地政学的リスクが高まるとの見方が円買いを促した。
しかし、市場全般には北朝鮮問題は最悪な状態を脱したとの見方が根強く、111円16銭まで下落したドル円は先週末のNY終値111円40銭付近に押し戻された。
その後米議会が9月30日までの総額1.1兆ドルの歳出法案で暫定合意に達したとの報道でドル円は上昇。その後もショートカバーを巻き込みながら111円92銭まで買われた。
ただ、中国や欧州が休場といった薄商いの中で通常よりも値幅は大きくなりやすい状況で調整売りも散見。
NY時間に発表されたPCEデフレータ―や個人所得が予想を下回ったことでドルは下落。また、その後発表された4月ISM製造業景況指数も54.8と予想の56.5を下回ったことでドルは全面安となった。しかし、その後ドルは反発に転じた。ムニューチン米財務長官が「超長期国債は米国にとって完全に合理的となり得る」と発言したことで長期金利が上昇。
また、この日アトランタ連銀が発表した4-6月期GDPナウが4.3%と、先日発表された1-3月期GDPの0.7%からV字回復するとの見方からドル高円安の動きが進んだ。
結果的に、米経済指標は予想を下回ったもののドルが上昇するなど今の市場のセンチメントが楽観的な見方に傾いていることを示すものと考えられる。
今日から始まるFOMC会合では6月利上げの可能性が示されるとドル上昇に繋がるとの見方も多い。ただ、メーデーのために市場の流動性が低く過度にドル買いが進んだ可能性が高い。メーデー明けの本日の市場では昨日上昇したドル円などの調整の動きが入りやすい。
ただ、北朝鮮問題が最悪期を脱したとの見方もあり、市場には安心感が広がる。
調整が一巡したところで再び円安ドル高の流れが強まるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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