[米ドル円]緩やかなドル高円安

ゴールデンウィーク明けとなった東京市場の早朝にドル円は一時113円台に乗せてきた。フランス大統領選で親EU派のマクロン氏が圧勝したことを好感しリスクオンの動きが強まった。
久しぶりに113円台を付けたことから実需などの売りも散見された。また、米長期金利が低下したことなどからドル売りが強まるとドル円は112円40銭付近まで押し戻された。
しかし、NY市場でメスター・クリーブランド連銀総裁の利上げに前向きな発言を受け米長期金利が上昇。ドルはドル高に転じたことでドル円は再び上昇。原油価格もOPEC減産期間の延長期待から上昇。NY株式市場もNYダウなど一旦は利食い売りに押されたものプラスで引けたことからリスクオンの動きが強まりドル円は113円30銭まで上昇。高値圏で引けてきた。
依然として地政学的リスクなどが燻ぶるものの、最悪な状況は回避されるとの見方もありドルは緩やかな上昇が継続するとみる。
ボリンジャーバンドの上限に沿ってバンドウォークの動きがみられることから、バンドの上限となる113円80銭付近が次の上値目途とみる。
ドル円予想レンジ: 113円80銭(BB上限)~112円80銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]噂で買って事実で売り

週明けシドニー市場でフランス大統領選の結果が明らかとなりユーロは上昇。先週末の終値1.1ドルを上回る1.1020付近に上昇。しかし、既に先週末にマクロン氏優勢の世論調査もありユーロ買いが進むなど織り込み済みの状態となっていた。
結局利食い売りなどから1.09ミドル付近に押し戻された。その後再度買いが入ったものの参入した欧州勢も売りからスタート。噂で買って事実で売るといった格言通りの動きとなった。
結果的に右派のルペン氏が4割近い票を獲得するなど、フランス国内は分断された。その中でマクロン氏の政治経験が少ないことなどから、来月の議会選挙では不安が残る。
一旦調整の売りが進んだ後は再度ユーロ買いが入るとみるが、 米長期金利の上昇などから上値も限定的とみる。
ユ―ロドル予想レンジ:1.1000~1.0900(61.8%)
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[豪ドル円]底固めから上昇へ

シドニー市場が開けたところで豪ドル円はドル円の上昇によりこの日の高値となる83円80銭付近に上昇。しかし、薄商いのなかでの上昇という事などから83円前半に押し戻されるなど不安定な動きも見られた。
欧州市場にかけて円の買い戻しも入ると豪ドル円はこの日の安値となる83円18銭まで下落。しかし、NY市場に入ると原油価格が上昇しリスクオンの動きが強まる中で再び上昇。
豪ドル自体は上値の重い展開が続く中でドル円が豪ドル円の底値を押し上げた格好だ。
結局ドル主体の相場であり、目先豪ドル円は底値固めが続きそうだ。
底値が固まってくるようなら金利に注目した豪ドル買いがいずれ強まるとみている。
それまでは慌てずに押し目買いの準備をしておきたい。
豪ドル円予想レンジ:83円80銭(61.8%)~83円20銭
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[全般]仏大統領選挙織り込み済みによる調整も一巡
ドル円は113円台、そしてユーロドルも1.10ドル台に乗せて始まったもののすでに先週末にかけてマクロン氏優勢という世論調査が広がり大分織り込んでいた模様。
また、選挙では白票が多く見られたことから、当選後の国民議会の掌握など求心力に懐疑的な見方もあり利食い売りが強まった。ドル円も利食い売りなども巻き込みながら米長期金利の低下などから欧州市場で112円40銭付近まで押し戻された。
しかし、NY時間にメスター米クリーブランド連銀総裁が利上げに前向きな発言を行ったことなどから米長期金利が上昇。ドルは全面高となりドル円も113円台に再び浮上。
軟調な地合いが続いた原油価格も46ドル台で底堅い動きとなりNY株式市場も三指数ともに落ち着いた動きとなるなどドル円はほぼ高値圏で引けてきた。
フランス大統領選挙の結果はほぼ織り込まれていたものの、大きなイベントリスクが後退。北朝鮮も一先ず武力衝突から話し合いへと道筋が見え始めている。更に、トランプ政権も歳出法案が上下両院で可決。オバマケア代替案も下院で可決されるなど政策への期待もここにきて回復。これら三つのリスクが後退したことでリスク回避の円買いの反動は暫く継続するとみてよいだろう。
織り込み済みとなったユーロもそろそろ調整が一巡し再び買いの動きが見られそうだ。
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