[米ドル円]調整後再び上昇

東京市場では3月15日以来の114円台で始まったことで実需の売りが散見された。
前日の米長期金利上昇により一段の買いが予想されたが上値が抑えられた格好だ。
しかし、欧州市場でもドル円は114円台で底堅い動きが続いたがNY市場の開く手前で113円台に押し戻された。
NY時間に発表された新規失業保険申請件数やPPIが予想を上回ったことで114円台に再び乗せたもののNY株式市場や米長期金利の低下により再び下落。FBI長官の解任により市場はトランプ政権への不信感も広がったためだ。
北朝鮮がICBM発射実験を行う準備があるとの報道も重なりドル円は損切りを巻き込みながら113円46銭を付けた。しかし、売りが一巡したことで原油価格の上昇や日経平均先物が下げ幅を縮小。目先のドルロングの損切りも見られ、ポジション的には軽くなったように見える。
今日のNY市場で発表される米経済指標が好調な結果を示すようならドル円は114円後半を試す展開が予想される。
ドル円予想レンジ: 114円60銭(61.8%)~113円40銭
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[ポンド米ドル]1.3ドルの上値の重さ

欧州時間に発表された英国3月鉱工業生産指数や製造業生産指数が双方予想を下回ったことでポンドドルは下落。BOE政策会合を控えポジション調整の売りもあった模様。
BOE政策会合では予想通り政策金利と資産買取プログラム規模を据え置いた。ただ、政策金利に関しては一人だけ利上げを主張したことから全員一致とはならなかった。
インフレリポートではブレグジットの影響を考慮し今年の成長見通しを引き下げるなど、予想されたよりもタカ派的ではなかったことから市場はポンド売りで反応。
ポンドドルは1.3ドルの大台を目の前にしてポジション調整などの売りが並んでいるとみられる。1.3ドル付近というのは昨年10月の急落前のレベルという事もあり意識されている。
ボリンジャーバンドの中心線は上昇トレンドが継続しており、目先の売りが一巡したところでは再度1.3ドルを試す展開とみる。
ポンドドル予想レンジ:1.2920~1.2800(BB中心線)
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[NZドル米ドル]RBNZ緩和政策長期継続

早朝に開かれたRBNZ政策会合では予想通り政策金利1.75%の据え置きを決定。
声明文では「政策は相当の期間緩和的だろう」とした後に「不確実性が残り、政策は調整が必要な可能性がある」とされ、今後更なる利下げがあるとの見方からNZドルドルは急落。0.6950ドルから一気に0.6818ドルまで下落した。
その後は殆ど戻しがなく上値の重い展開が続いた。
この発表の時間帯は一日で最も薄商いとなる時で参加者が少なく値が飛びやすい。通常であれば窓を埋める動きがみられるものだが、それだけ売り圧力が強いという事だろう。
昨年末に付けた安値0.6862ドルを下回ったことで次の安値を探る展開とみる。
NZドルドル予想レンジ:0.6860~0.6800
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[全般]FBI問題燻ぶる中で米経済指標に注目
欧州市場では英国BOE政策会合が開かれ予想通り政策金利と資産買取プログラム規模は据え置かれた。ただ、インフレリポートで今年の成長見通しが引き下げられたことや、予想よりもタカ派的ではなかったことを受けポンドは急落。ユーロやポンドの買いなどもみられた。
NY市場では新規失業保険申請件数が1988年11月以来の低水準となった。4月PPIが0.5%と予想の0.2%を上回り、コアPPIも0.4%とこちらも予想の0.2%を上回ったことからドルは上昇。ところが、その後NY株式市場が軟調な地合いで始まり米長期金利が低下するとドル円は下落に転じた。先日トランプ大統領がFBI長官を解任したことで市場に今後の政権への不安感が広がったためだ。
また、北朝鮮が今年初となるICBM発射実験を行う準備があるとの報道もドル円の売りを誘った。
しかし、売りが一巡すると再びドル買いの動きが強まるなど、市場全体に慎重さは見られるがリスクオンの動きは継続。
本日のNY市場では米国CPIや小売売上高といった重要な指標発表を控える。
予想を下回ったとしても市場は6月のFOMCでの利上げ観測に変化はないとみる。もし、予想を上回るようなら株価や金利の上昇に繋がりドルは一段の上値を試す展開を予想する。
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注意喚起
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