ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-05

[米ドル円]調整後再び上昇

(米ドル円日足)


東京市場では3月15日以来の114円台で始まったことで実需の売りが散見された。
前日の米長期金利上昇により一段の買いが予想されたが上値が抑えられた格好だ。
しかし、欧州市場でもドル円は114円台で底堅い動きが続いたがNY市場の開く手前で113円台に押し戻された。
NY時間に発表された新規失業保険申請件数やPPIが予想を上回ったことで114円台に再び乗せたもののNY株式市場や米長期金利の低下により再び下落。FBI長官の解任により市場はトランプ政権への不信感も広がったためだ。
北朝鮮がICBM発射実験を行う準備があるとの報道も重なりドル円は損切りを巻き込みながら113円46銭を付けた。しかし、売りが一巡したことで原油価格の上昇や日経平均先物が下げ幅を縮小。目先のドルロングの損切りも見られ、ポジション的には軽くなったように見える。
今日のNY市場で発表される米経済指標が好調な結果を示すようならドル円は114円後半を試す展開が予想される。

ドル円予想レンジ: 114円60銭(61.8%)~113円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル]1.3ドルの上値の重さ

(ポンド米ドル日足)


欧州時間に発表された英国3月鉱工業生産指数や製造業生産指数が双方予想を下回ったことでポンドドルは下落。BOE政策会合を控えポジション調整の売りもあった模様。
BOE政策会合では予想通り政策金利と資産買取プログラム規模を据え置いた。ただ、政策金利に関しては一人だけ利上げを主張したことから全員一致とはならなかった。
インフレリポートではブレグジットの影響を考慮し今年の成長見通しを引き下げるなど、予想されたよりもタカ派的ではなかったことから市場はポンド売りで反応。
ポンドドルは1.3ドルの大台を目の前にしてポジション調整などの売りが並んでいるとみられる。1.3ドル付近というのは昨年10月の急落前のレベルという事もあり意識されている。
ボリンジャーバンドの中心線は上昇トレンドが継続しており、目先の売りが一巡したところでは再度1.3ドルを試す展開とみる。

ポンドドル予想レンジ:1.2920~1.2800(BB中心線)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[NZドル米ドル]RBNZ緩和政策長期継続

(NZドル米ドル時間足)


早朝に開かれたRBNZ政策会合では予想通り政策金利1.75%の据え置きを決定。
声明文では「政策は相当の期間緩和的だろう」とした後に「不確実性が残り、政策は調整が必要な可能性がある」とされ、今後更なる利下げがあるとの見方からNZドルドルは急落。0.6950ドルから一気に0.6818ドルまで下落した。
その後は殆ど戻しがなく上値の重い展開が続いた。
この発表の時間帯は一日で最も薄商いとなる時で参加者が少なく値が飛びやすい。通常であれば窓を埋める動きがみられるものだが、それだけ売り圧力が強いという事だろう。
昨年末に付けた安値0.6862ドルを下回ったことで次の安値を探る展開とみる。

NZドルドル予想レンジ:0.6860~0.6800

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]FBI問題燻ぶる中で米経済指標に注目

昨日の東京市場は前日の米長期金利上昇により金利差拡大期待からドル円は114円前半の高値近辺で始まった。しかし、このレベルでは本邦からの実需売りなども散見され上値が抑えられた。
欧州市場では英国BOE政策会合が開かれ予想通り政策金利と資産買取プログラム規模は据え置かれた。ただ、インフレリポートで今年の成長見通しが引き下げられたことや、予想よりもタカ派的ではなかったことを受けポンドは急落。ユーロやポンドの買いなどもみられた。
NY市場では新規失業保険申請件数が1988年11月以来の低水準となった。4月PPIが0.5%と予想の0.2%を上回り、コアPPIも0.4%とこちらも予想の0.2%を上回ったことからドルは上昇。ところが、その後NY株式市場が軟調な地合いで始まり米長期金利が低下するとドル円は下落に転じた。先日トランプ大統領がFBI長官を解任したことで市場に今後の政権への不安感が広がったためだ。
また、北朝鮮が今年初となるICBM発射実験を行う準備があるとの報道もドル円の売りを誘った。
しかし、売りが一巡すると再びドル買いの動きが強まるなど、市場全体に慎重さは見られるがリスクオンの動きは継続。
本日のNY市場では米国CPIや小売売上高といった重要な指標発表を控える。
予想を下回ったとしても市場は6月のFOMCでの利上げ観測に変化はないとみる。もし、予想を上回るようなら株価や金利の上昇に繋がりドルは一段の上値を試す展開を予想する。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する