[米ドル円]トランプ政権への不透明感でドル安円高継続

トランプ氏の機密漏洩問題やトランプ氏がフリン前大統領補佐官の捜査を終了するようにコミー元FBI長官に要請していたことが明らかになるなど、政権内からのリーク合戦になっており、今後どんなスキャンダルが出てくるか分からない。この流れから見れば本格的にトランプ政権の崩壊というのも視野に入る。
一方、政策にも大きな壁が阻まっている。マコーネル上院院内総務の発言で上院での税率引き下げが困難との見方が強まり、米経済への懸念も燻ぶる。
市場のマネーはリスクの高い株式市場などから一気に安全通貨である円や米国債にシフトし始めている。
ドル安円高の流れは今日も継続するとみて良いだろう。
下値目途としてフランス第1回目の大統領選の結果を受けて上昇に転じた後の安値109円60銭が意識される。このレベルを下回るようなら4月17日の安値108円13銭までは特に強いサポートは見られない。
ドル円予想レンジ: 111円50銭~109円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]ドル売りでユーロ上昇加速

ユーロドルの上昇が止まらない。
東京市場でトランプリスクの高まりからドル売りが強まるとユーロドルは当面のレジスタンスとみられていた1.11ドルをすんなりと上抜いてきた。
フランス大統領選でマクロン氏の当選やドイツの地方選でも保守党が勝利する等、欧州政治リスクが後退する中、米国の政治リスクによるドル売りが重なりユーロドルの上昇が止まらない。
次の上値目途としては昨年11月9日の米大統領選でトランプ氏が勝利した時のユーロドルの高値となる1.13ドルが意識される。
NY市場でもほぼ高値圏で引けたことで買いの勢いは相当強いとみてよいだろう。ただ、どこかで値幅調整が入る可能性もあり押し目買いを狙いたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1300(11月9日高値)~1.1100
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[豪ドル円]損切り巻き込み下落加速

豪ドル円は東京市場で直近の安値83円90銭を割り込んだことで売りが加速。トランプ政権への不透明感を背景にリスクオフの円買いが進んだためだ。その後も断続的に損切りを巻き込みながら豪ドル円はこの日の安値となる82円35銭まで下落。ほぼ安値圏で引けてきた。
ボリンジャーバンドの中心線を割り込むなど殆どサポートレベルがサポートになっていない。トランプリスクが落ち着くまでは円買いの動きが豪ドル円を下押ししている。ただ、豪ドル自体の売り材料はこの時点で出尽くしており、下げ止まった時の反発の勢いも大きくなるとみてよいだろう。
下値目途としては82円を割り込んだところの81円ミドル付近。このレベルは4月の安値でありボリンジャーバンドの下限でもあり意識される。
そろそろ下げも終盤に近付いている様にみえる。
豪ドル円予想レンジ:82円90銭~81円50銭(BB下限、4月19日安値)
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[全般]トランプ政権危機でドル安円高
昨日の東京市場ではトランプ氏がロシアに機密情報を漏らしたとの疑惑が浮上したことで円買いドル売りの動きが強まった。ドル円は113円を割り込み112円前半まで下落。クロス円もほぼ全面安となった。
その後トランプ氏がフリン前大統領補佐官に対する捜査を終結するようにコミー元FBI長官に要請したとの報道が流れると更にドルは下落。NY株式市場は三指数ともにトランプ銘柄の売りを中心に大幅安。リスク拡大の中で債券に資金が流れ込み長期金利も2.2%まで低下した。トランプ政権内からトップシークレット情報が次々にリークされており、トランプ大統領が辞任に追い込まれるとの見方が現実味を帯び始めている。
また、この日はマコーネル上院院内総務が「歳入に中立的でなければいけない」と発言。下院では通過した税率引き下げも上院での通過は難しくなったこともドル売りに拍車をかけている。更に、最近の米経済指標が冴えない結果を示していることも重なりドルは全面安となっている。同時にリスク回避の円買いが進みドル円はNY市場の終わりにかけて110円台に突入。ほぼ安値圏で引けている。
もし、トランプ氏が弾劾されるようなことになればドルの底値は見えてこないだけに市場には不安感が一気に広がっている。
一方、トランプ氏が辞任となればドル買いに反応する可能性も残る。
目先ではリスク回避の動きから資金は安全な場所へと移り始めているのもそろそろ終盤に近い。本当に辞任に陥ることにならない限り今日明日にはドル売りも収まるとみている。
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