ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-05

[米ドル円]トランプリスク燻ぶる

(米ドル円2時間足)



北朝鮮の核実験を受け週明けシドニー市場でドル円は一時111円を割り込む場面も見られた。しかし、大きな混乱は見られずむしろ110円台での買いも入り上昇に転じた。
欧州市場に入る手前でドル円は下落に転じたものの、その後ユーロが急速に上昇したことからユーロ円の買いも散見。ドル円は111円ミドル付近に上昇。しかし、NY市場では再び111円を割り込むなど円高への警戒感は依然としてくすぶる。
トランプ大統領が中東訪問中ということから一先ずトランプ関連の材料が出にくいことで大きな動きは見られない。
短期的には株価の上昇などから111円を固めて111円後半を試す展開が予想される。
110円台では押し目買いのチャンスと見る。

ドル円予想レンジ: 111円80銭(38.2%)~110円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]メルケル発言でユーロ買い加速

(ユーロ米ドル日足)



上昇が継続するユーロドルだが、その勢いが止まらない。
昨日の欧州時間に入りユーロの調整売りがみられこの日の安値となる1.1160まで下落。その下げたところでドイツのメルケル首相が「ユーロは安すぎる」「EUから更なる離脱を防がなくてはならない」などと発言。ユーロの買いがカウンターパンチ気味に入ったことで一気に上昇。NY市場ではこの日の高値となる1.1263まで上昇した。
今週末に行われるG7サミットではドイツの貿易黒字に対して米国からの圧力がかかるとみられ、メルケル首相の発言はそれを意識したものと思われる。
いずれにしても、ユーロの買いの強さが改めて確認された格好だ。
昨年の米大統領選挙後の高値となる1.13ドルを再度試す展開が予想される。
押し目買いスタンス継続。

ユーロドル予想レンジ:1.1300(16年11月9日高値)~1.1200

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[豪ドル米ドル]ボリンジャーバンド上限を意識

(豪ドル米ドル日足)



原油価格が上昇に転じた5月10日以来豪ドルも底値から上昇に転じた。
ドル売りの動きが重なったこともあり上げ足を速めている。ただ、本格的な豪ドル買いというよりもショートカバーを中心とした動きとみられ上値もそろそろ限界に近いように見える。
ただ、流れとしてはまだ豪ドル上昇の勢いは強く、目先はボリンジャーバンドの上限でありフィボナッチ50%戻しとなる0.75ミドル付近が次の上値目途とみる。
北朝鮮問題やトランプ大統領リスクなどは豪州にとって影響が少ないことから、安心して買いが入りやすい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7540(50.0%、BB上限)~0.7440

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[全般]ユーロの上昇幅拡大

週明け東京市場は前日北朝鮮が中距離弾道ミサイルを試験発射したことを受けドル円は下落して始まった。しかし、先週末NY終値となる111円25銭から30銭程度の下落で収まるなど市場は地政学的リスクに対する免疫が徐々に出来始めているようだ。
結局先週末のNY市場の流れを次いで株価は上昇しドル円は上昇に転じるなどリスク回避の動きは限定的となった。
欧州市場に入るとユーロがこれまでの上昇幅をさらに拡大。ドイツのメルケル首相が「ユーロは弱すぎる」と発言したことでユーロ買いの動きが強まった。週末にG7サミットを控えていることから対米貿易黒字削減に対する圧力をかわす狙いがあったと思われる。
NY市場ではトランプリスクがくすぶるなかでNY株式市場は三指数ともに上昇。実体経済の強さや好調な企業決算の結果を受けたものとみられる。OPEC総会での減産期間の延長期待が下支えとなるなどリスクオンの動きもみられた。一方、ドル円は一時111円を割り込む場面がみられるなど上値の重い展開が続いている。
トランプ大統領が中東訪問など外遊中ということもありトランプリスクに関する材料が出にくいのも市場に安心感を与えているようだ。
昨日はカプラン米ダラス連銀総裁が「今後2回の利上げが適切」と発言したものの市場の反応は限定的。市場はドルの不透明感が続く中で関心が徐々に後退。一方、ユーロへの注目度が上昇している。
今日もユーロを中心とした動きが続くと思われるが、一方向に上昇が続いていることからその反動には注意したい。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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