[米ドル円]112円台の上値の重さ

東京市場でドル円は112円03銭まで上昇したもののすぐに押し戻された。NY市場にかけて何度か112円台に乗せる場面も見られた。
FOMC議事要旨発表前に112円13銭を付けたが、結果的にこのレベルがこの日の高値となり議事要旨の内容を受け下落に転じた。
NY株式市場が三指数ともに上昇するなどロシアゲートの不安が燻ぶるなかでもリスクオンの動きがみられる。112円台の上値の重さは意識されるものの、市場はまだ買い意欲は強いように見える。
目先のドルロングポジションの調整が一巡したところで押し目買いを入れていきたい。
110円台の買いの強さも確認しており、111円30銭付近では買いを入れてみる。
ドル円予想レンジ: 112円30銭(50.0%、BB中心)~111円30銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]GDPに注目

ユーロの上昇が対ドルだけではなく対ポンドでも続いたことで上昇力は抑えられているものの、上昇トレンドは継続している。
また、米長期金利の低迷がポンドの下支えとなった。一方、先日のマンチェスターでの自爆テロを受け株価などへの影響が見られ短期的にポンドドルは上値の重い展開が続いている。
ただ、上昇トレンド内での下限を試すものとみられ、そろそろ下げ止まりから上昇に転じるとみる。
本日発表の英国1-3月期GDPの結果が予想を上回るようなら買いのタイミングとして意識される。
ポンドドルは1.29ドル付近は上昇チャネルの下限やフィボナッチ50.0%戻しとして意識される。
ポンドドル予想レンジ:1.3050~1.2900(50.0%)
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[豪ドル米ドル]OPEC総会の結果に注目

東京時間にムーディーズが中国長期国債の格付けを引き下げたことで豪ドルドルは0.7480ドル付近から下落が始まり0.7440ドル付近まで下がった。しかし、買い意欲は根強くその後上昇に転じるなど底堅い動きは継続。NY市場にかけて下落前のレベル0.7480ドル付近まで押し戻された。その後FOMC議事要旨の公開前には一旦は売りが散見された。
公開された議事要旨はハト派的な内容と受け止められたことでドルが下落。豪ドルドルは目先のショートカバーを巻き込みながら0.75ドル台に上昇し高値引けとなった。
下降トレンドラインをすでに上抜けており、豪ドルドルの上昇は継続するとみている。
ただ、0.75ドルミドルはボリンジャーバンドの上限やフィボナッチ50.0%戻しとして一旦は上値が抑えられそうだ。
今日から始まるOPEC総会での結果では一旦は押し戻される可能性もあるが押し目買いスタンスで臨みたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7540(50.0%、BB上限)~0.7480
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[全般]FOMC議事要旨でドル全面安
東京市場では早朝にムーディーズが中国の長期国債格付け引き下げを発表したことで豪ドルが下落。中国景気への懸念が示された格好となった。しかし、ドル円や株式市場への影響は限定的となった。
全般に市場では前日のNY市場のリスクオンの流れを継いでドル円は一時112円台を付けるなど底堅い動きが続いた。
欧州市場では前日からのユーロ安の動きが影響し全般に動意が乏しかった。
NY時間に入り4月中古住宅販売件数が-2.3%と予想の-1.1%を下回ったことでドルが売られる場面も見られたが小幅な値動きにとどまった。中身を見ると販売価格は前年比で+6%上昇、在庫も-9%と堅調な住宅市場が続いていることが示されている。
注目のFOMC議事要旨では「追加利上げ前に最近の弱含みの経済指標が一過性であるという証拠を待つのが賢明」とした内容が示され市場はハト派的と受け止めたようだ。これを受けドルは全面安となり株式市場は上昇。長期金利は低下するなど利上げへの期待がやや後退した。
今後、市場の注目は米経済指標やFOMCメンバーの発言に注目が集まることになるだろう。
今日は東京時間にシカゴ連銀総裁、ミネアポリス連銀総裁、ダラス連銀総裁の講演が行われる。注目はNY時間に行われるブレイナードFRB理事の発言に注目が集まる。元々ハト派であり投票権を持つだけに、ハト派色の強い発言が出れば再度ドル売りが強まる可能性が高い。
一方、本日はOPEC総会が始まるが減産期間延長をだいぶ市場は織り込んでいる。もし減産規模の拡大が示されるようなら安心感からドル高円安の動きが強まるとみる。
未明のFOMC議事要旨の内容は特に驚きはなく、どちらかといえば各市場のポジション調整的な動きにも見える。トランプリスクが燻ぶるなかで、ドル買いには慎重にならざるを得ない。
6月利上げの可能性は依然として強い。全般にドルロングのポジションが一巡したところでポジティブな内容が示されるようなら小幅ながらドル買いに反応しやすい状況とみる。
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