[米ドル円]112円を伺う動き

東京市場では前日のFOMC議事要旨がハト派的な内容との見方が広がったことからドル円は上値の重い展開で始まった。
しかし、ゴトウビということもあり実需のドル買いの動きも見られ底値も限定的となった。
欧州市場ではユーロやポンドの売りが強まる中でドル買いの動きが強まるとドル円も111円後半に上昇。しかしこのレベルではクロス円の売りなども並んで押し戻された。
NY市場ではOPEC総会で減産期間の延長が合意に至ったとの報道にもかかわらず原油価格は下落。噂で買って事実で売るという格言通りの動きとなった。
一方、NY株式市場は堅調な地合いとなりリスク回避の動きも後退。111円ミドルまで下落したドル円も引けにかけて底堅い動きを見せた。
トランプリスクが燻ぶるなかで今週のドル円はじり高が続いており、先週下落した修正の買い戻しが今日も強まり112円台を試す展開が予想される。
ただ、積極的な買いは見られないことから112円前半では売りを出しておきたい。
ドル円予想レンジ: 112円30銭(50.0%、BB中心)~111円40銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]原油安とGDP

欧州時間に発表された英国GDP改定値は0.2%と予想の0.3%を下回った。発表直前にはポンドドルが1.3ドル台に上昇するなど期待感が高まっていた。しかし、予想を下回ったことから失望売りが入り1.29ドル前半まで下落。一旦は買い戻しの動きも見られたがこの日行われたOPEC総会で減産期間延長が合意されたものの原油価格が大幅下落となりポンド売りが再び強まった。
先日のテロ事件もありポンドは売られやすい地合いが続く中での原油安やGDP改定値の結果がポンドの上値を抑えている。
ただ、ポンド買いの意欲は依然として残っており底堅い動きは今後も継続するとみる。
目先はボリンジャーバンドの幅が縮小しており来週の連休明けまでは1.29~1.30のレンジ相場が続くとみる。
持ち合い収束後は上に放れる可能性が高いとみるが、今日は様子見としたい。
ポンドドル予想レンジ:1.3000~1.2920(BB中心)
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[豪ドル米ドル]原油価格大幅下落で豪ドル失望売り

前日のFOMC議事要旨の結果を受けドル売りの流れを継いで東京市場で豪ドルドルは0.75ドル台に乗せるなど堅調な地合いで始まった。
しかし、OPEC総会の結果発表を前に原油価格が下落に転じたことで資源国通貨の豪ドルは下落に転じた。その後も上値の重い展開が続く中でOPEC総会では予想通り減産期間延長で合意。しかし、一部で期待された規模拡大には至らなかったことや米国シェールオイルの増産への懸念などから原油価格の下落幅は拡大。豪ドルドルはこの日の安値となる0.7450ドルまで下落。そのまま安値圏で引けている。
0.75ドル台の上値の重さが今回で確認されたことで今日も豪ドルドルは上値の重い展開が予想される。0.74ドル前半にはボリンジャーバンドの下限が位置するものの、売りの勢いは収まらずフィボナッチ61.8%戻しとなる0.74ドル割れも視野に入る。
豪ドルドル予想レンジ:0.7480~0.7400(61.8%)
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[全般]原油急落でもリスクオン
昨日の東京市場では前日のFOMC議事要旨がハト派的であったことからドル円は軟調な地合いで始まった。しかし、輸入企業などからの実需の買いもあり下げも限定的となった。
欧州市場ではOPEC総会で減産期間が延長する可能性が高まったものの利食い売りが先行し原油価格が下落。資源国通貨である豪ドルやカナダドルの売りが強まり下落幅を拡大。
NY時間にOPECや非加盟国が減産期間を9か月延長で合意したことが発表されると更に原油価格は下落。一部で減産規模を拡大するとの見方もあり失望売りや利益確定の売りが強まった。
一方、NY株式市場は堅調な地合いをキープ。S&Pは最高値を更新するなどリスクオンの動きが強まりドル円は111円後半で推移。
この日はFOMCメンバーの発言が相次ぐ中で懸念されたハト派として知られるブレイナード理事が「現在の世界経済はより明るくなっている」と発言。利上げを後押しするような発言となったこともドルの下支えとなった。
本日は週末で来週月曜日はメーデーということから英米市場が休場となるため既にポジション調整が進んでいる。
また、来週はコミー前FBI長官の議会証言も控える中でトランプ政権の命運がかかる重要な週でもありポジションを一方向に傾けにくい。
そんな中で今日のNY市場では米GDP改定値の発表を控える。
予想外の数字が発表されるようならドルは乱高下の可能性があるものの、最終的に「往って来い」の動きになるとみている。
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