[米ドル円]トランプリスク次第

先週のドル円は112円から111円のレンジ相場が続いたが今週はこのレンジから大きく離れる可能性がある。
週明けは英米が祝日で休場となり、相場は連休明けの火曜日以降に大きな動きになる可能性が高い。火曜日は米個人消費支出の発表が控え、さらにコミー元FBI長官の公聴会も30日以降に予定されている。この公聴会でもしトランプ陣営のロシアとの関係が明らかになればトランプ大統領の弾劾の可能性が高まりドル売りが強まりかねない。下値目途としては大台の110円を割り込み4月15日に付けた109円60銭付近が意識される。もし、弾劾裁判へと発展するような展開となれば今年最安値となる108円10銭付近を割り込む可能性がある。
反対に、証拠などが示されないようならリスク回避の動きが後退しドル円はその反動から114円台もそれほど遠いレベルではない。
いずれにしてもトランプリスク次第とみられるが、そのリスクが後退すれば今度は米金融政策へと市場の注目は移る。
米国利上げの流れに変化はなく金融相場となればドル高トレンドは継続される。
今週のドル円予想レンジ: 114円60銭(61.8%)~109円60銭(4月15日安値)
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[ユーロ米ドル]調整一巡後は再び上昇へ

トランプリスクから米長期金利が低下しドル売りが強まる中でユーロは円と同様に買いが強まり上昇。
ユーロ圏の実体経済が堅調さを増す中で、フランス大統領選では孤立主義の台頭が抑えられ、ドイツ地方選挙でもメルケル首相率いる保守党が勝利。政治的なリスクが後退。
6月ECB理事会では年内にも金融政策の正常化を目指した何らかのサインが示されるとの見方もある。
先週は急速に上昇した反動が連休前ということもありユーロの上値を抑えたが、その調整売りが一巡したところでは再び上昇に転じる可能性が高いとみる。
今週のユーロドル予想レンジ:1.1300(16年11月9日高値)~1.1000(BB中心線、61.8%)
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[豪ドル米ドル]ボリンジャーバンドの上限を目指す

先週行われたOPEC総会では予想通り減産期間を9か月延長で合意したものの、発表後原油価格は急落。減産規模の拡大がなかったことや、米シェールオイルの増産への警戒感が高まったためとの見方もある。しかし、既に織り込み済みからポジション調整の売りが出たとみてよいだろう。資源国通貨であるカナダドルや豪ドルは原油価格に連動する格好で下落に転じた。
原油価格は45ドルから55ドルのレンジ内の動きが続いており、50ドルを挟んで安定するとみられる。
ポジション調整の売りが一巡したところでは再び豪ドルの買いが強まるとみており押し目買いスタンスで臨みたい。
豪ドルドルの上値目途としてはボリンジャーバンドの上限が位置する0.75ドルミドルからフィボナッチ61.8%戻しとなる0.76ドル付近が意識される。
今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7540(50.0%)~0.7400
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[全般]トランプリスクとその反動
ただ、「コーツ国家情報長官へトランプ陣営とロシアの共謀の存在を公式に否定するよう求めた」との報道など、依然としてリーク合戦が続く中でロシアゲート問題がドルの上値を抑えた。
今週はそのロシアゲート問題に対しコミー長官の公聴会が開かれる予定もあり、その発言次第でトランプ政権の命運が大きく変わる可能性がある。ただ、今回の公聴会は延期や内容の制限がかかるのではといった噂もあり不透明感は依然として漂う。
一方、今週は米金融政策の動向を見極める重要な指標発表を控える。
英米の連休明けとなる火曜日には米国個人消費支出や金曜日には雇用統計の発表があり、市場の注目が集まる。先週公開されたFOMC議会要旨では「最近の冴えない経済指標が一過性であるかを今後の経済指標で見極める」とされ、この結果次第で利上げのペースが鈍化するとの見方が広がればドル売りが加速する可能性がある。
一方、好調な結果が示されるようならこれまでの過度なドル売りの動きの反動から大きく反発する可能性もある。ロシアゲートへの懸念から、特に上値を抑えられていたドル円は110円台の底固めから反動へのきっかけになるか注目される。
また、OPEC総会後に下落した原油価格も再び上昇に転じる気配があり資源国通貨の買いが対ドル対円で入る可能性もあり目が離せない。
今週はトランプ大統領のロシア疑惑の行方次第でドル暴落のリスクが高まるか、その反動で大きく上昇するか大きな分かれ目になる重要な週になりそうだ。
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