[米ドル円]地政学的リスクも慣れ円弱含み

週明け東京市場は早朝に北朝鮮によるミサイル発射報道で地政学的リスクの高まりから円が買われる場面がみられた。ドル円は111円08銭付近まで下落。先週のNY終値111円25銭から小幅な下落にとどまるなど地政学的リスクに対する市場の反応は低下。3週連続のミサイル実験が続いたことで市場は慣れ始めているようだ。ドル円はその後仲値買いも入り111円ミドルまで上昇。ただ、中国市場が休場ということから市場参加者は少なく、結局111円前半に押し戻されて終了。
欧米市場もロンドンやNY市場が休場ということからほとんど開店休業状態。結局ドル円は前日のNY終値と同レベルの111円25銭付近で引けている。
トランプ大統領のロシア疑惑が燻るものの、最終的にうやむやになるとの見方もある。そうであれば、市場の注目はFRBの利上げへの期待が強まりドル買いの動きが強まるとみる。6月の利上げはすでに織り込み済みといわれているが、政治リスクで上値を抑えられていた分だけその反発が入ることになる。
ただ、今の状況では下落リスクが燻る。今日の戦略としては111円付近での押し目買いスタンスで臨みたい。
ドル円予想レンジ: 111円80銭(38.2%)~111円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]ユーロ調整的な下押し継続

昨日の欧州市場はロンドンやNY市場がメモリアルデーで休場のなかでユーロは比較的堅調な地合いで始まった。
その中でドラギECB総裁が「インフレは引き続き抑制されており、大幅な刺激策はなお必要」と発言。一方、「景気下振れリスクは後退」とし、来月8日のECB理事会では成長見通しを見直すことを示唆。また、緩和政策に反対の意向を示していたバイトマン独連銀総裁も「ECBの緩和的な金融政策は基本的に適切」と発言したことでユーロは目先上値の重い展開が予想される。
ただ、市場は年内にテーパリングが始まるとの見方が残る中で最終的にユーロの上昇は継続するとみる。
38.2%戻しとなる1.11ドル付近で下げ止まるようなら買いを入れてみたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1200~1.1100(38.2%)
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[南アフリカランド円]大統領継続で失望売り

資源価格の上昇などから堅調な地合いが続いていたランド円だが昨日は下落に転じている。
ズマ大統領が与党ANCの幹部会議で不信任決議案が定義されていたが、今回72人の不信任動議で大半が大統領を支持し否決された。これを受けランドは失望売りが強まり下落。
しかし、このランド売りも一時的で、政治の混迷が続くものの資源価格の上昇などがランドを押し上げる状況は継続されるとみる。
ボリンジャーバンドの上限の位置する8円71銭付近で一旦は上値が抑えられたものの、中心線の上昇トレンドは継続。中心線の位置する8円45銭が強いサポートになっている。
フィボナッチ38.2%戻しとなる8円48銭付近で押し目買いを入れていきたい。
ランド円予想レンジ:8円56銭~8円48銭(38.2%)
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[全般]英米中休場で動意乏しく
欧州市場に入ってもロンドンやNY 市場もメモリアルデーで休場ということもあり、動意の乏しい動きが続いた。
また、今日からは米国重要指標の発表が相次ぐことや、ロシアゲートの解明が今後進むといったこともあり慎重な取引となった。
市場はこのロシア疑惑への懸念と同時にFRBの利上げ観測との綱引きが続いている。その中で、今日はFRBの金融政策にも影響を与える米個人消費支出やケースシラー住宅価格指数の発表に市場の注目が集まる。
先週公開されたFOMC議事要旨では最近の弱含みの経済指標が一過性かどうかを見極めとしている。ただ、今週はISM製造業景況指数や週末には雇用統計が控えており、今日の指標結果だけでは一時的な動きで収まるとみている。一方、明日からはコミー元FBI長官の公聴会が予定されている。
利上げ期待によるドル上昇圧力に対し政治リスクが上値を抑えるといった綱引きがしばらく続くとみられ神経質な展開が予想される。
政治的リスクが後退すればドル買いの動きが一気に進む可能性が高いとみる。反対に、トランプ大統領が弾劾に追い込まれるようならドルは急落することになるだろう。
市場のエネルギーは溜まりつつあり、いずれどちらかに大きく動き始めるとみている。
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