[米ドル円]米長期金利低下とNY株安

東京市場では欧州懸念からリスク回避の円買いが進みドル円は110円78銭まで下落。その後は買い戻しの動きも見られたが111円前半で上値が抑えられた。
NY時間に発表された米・PCEコア・デフレーターが予想を上回ったことで111円24銭まで買われたものの、米長期金利の低下やNY株式市場の冴えない動きからドル売り円買いの動きが強まった。ドル円は東京市場で付けた安値を下回る110円66銭まで下落。引けにかけて買い戻しが入ったものの111円台には届かず終了。
米経済指標などは好調な結果を示す中でもドル円が下落したことから今日のドル円は上値の重い展開で始まるとみる。ただ、米利上げ期待などやトランプ政策への期待は依然として継続しており下値も限定的とみる。
111円を挟んでのもみ合いが予想される。
ドル円予想レンジ: 111円40銭~110円50銭
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[ユーロ米ドル]調整継続

前日にECBドラギ総裁が「ギリシャへの支援プログラム審査が完了し債務負担が軽減されるまではギリシャ国債購入を検討しない」と発言。また、イタリアが総選挙を今年9月に前倒しするとの観測などから東京市場ではユーロ売りが加速。ユーロドルは節目の1.1110ドルまで下落した。
東京市場でユーロがここまで動くということは投機筋中心の動きとみられるものでその後は買い戻しが入り上昇。欧州市場では一部通信社が「6月理事会で経済リスク評価を上方修正し、緩和バイアス解除について議論する可能性がある」と報じ、ユーロ買いがさらに進んだ。また、NY市場で米長期金利が低下したことでドル売りが強まるとユーロドルはこの日の高値となる1.1204ドルまで上昇。引けにかけても底堅い動きが続いた。
今回の下げは1.08ドルミドルから1.12ドルミドルまで上昇した調整の動きとみており、その調整売りが一巡すれば再びユーロドルは上値を試す展開とみる。
それまで時間調整がしばらく続くとみており、短期的には1.12ドル台の戻り売りを出してみたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1200~1.1100
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[カナダドル円]期待されるGDP

資源国通貨ということで原油価格の動きに連動しやすいカナダドルだが、目先上値の重い展開が続くとみている。
昨日はゴールドマンサックスが今年の原油価格の見通しを引き下げたことで原油価格は下落。最近の米国シェールオイルの生産コストが低下しており、1バレル30ドルでも採算が合うとの見方がある。そうなれば、原油価格の上値を抑える要因となりカナダドルも上値が抑えられる。
今日はカナダの1-3月期GDPが発表されるが前月の2.6%から4.2%に上方修正と予想される。予想通りであればカナダドル買いが強まり上値は限定的とみる。
戻り売りを狙ってみたい。
カナダ円予想レンジ: 82円50銭~81円70銭(61.8%)
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[全般]米長期金利低下でドル全面安
東京市場では前日にイタリア選挙が前倒しで行われるとの観測や、ギリシャ債務問題を巡る懸念などからリスクオフの円買いの動きが先行。ドル円は111円を割り込み110円78銭まで下落した。その後は買い戻しも見られたが上値の重い展開で推移。
ユーロもイタリアやギリシャ問題などから下落幅を拡大する中でドル買いの動きとなった。しかし、欧州市場が始まると一転。ユーロの買い戻しが強まる中で一部通信社が6月ECB理事会で経済リスク評価を上方修正し、緩和バイアス解除について議論するといった報道でユーロは上昇幅を加速。ユーロ円の買い戻しの動きが強まるとドル円も底堅い動きとなった。
連休明けNY市場では4月の米・PCEコア・デフレーターが0.2%と予想の0.1%を上回ったことでドルは上昇。しかし、その後米長期金利が低下し始めるとドルは一転して下落。
また、NY株式市場も三指数ともにマイナスで始まるとリスク回避の動きからドル円はこの日の安値となる110円67銭まで下落した。
その後は買い戻しも見られたがドルの上値は抑えられた。
連休明けとなったロンドンやNY市場はさえない動きとなったが、その背景にはトランプ大統領のロシアゲート疑惑問題がある。30日以降にコミー元FBI長官の公聴会が行われる予定であり、この結果が明らかになるまではドルは不安定な動きが続くとみる。
また、北朝鮮問題も市場の反応は鈍くなっているものの、一触即発のリスクが燻る中で円も買われやすい地合いが続きそうだ。
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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