[米ドル円]下落リスク継続

東京市場でドル円は底堅い動きで始まり111円23銭まで上昇。110円台の底堅さが意識された。しかし、欧州市場に入りユーロやポンドの上昇によりドル売りの動きが強まると再び111円を割り込み、NY市場では110円50銭まで下落した。この日発表されたシカゴ購買部協会景気指数の誤報が原因だが、訂正後も上値の重い展開が続いた。NY株式市場が三指数や原油価格の下落がリスク回避の動きを強めた。
トランプ大統領のロシア疑惑解明が本格的に動き出したことで市場には不安感がドル円の上値を抑える。ただ、この解明は長期化するとの見方もあり、そうなれば目先の不安は後退。市場の注目は米金融政策に移る。今日のISM製造業景況指数が3か月連続で低下するようなら一時的にドル売りが強まる可能性もある。しかし、明日の雇用統計発表を控え下値も限定的とみる。110円ミドルを下回るようなら5月18日に付けた安値110円25銭付近までの下落も視野に入る。そのレベルでは押し目買いを入れてみたい。
ドル円予想レンジ: 111円20銭~110円50銭(61.8%)
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[ユーロ米ドル]テーパリングを意識

ユーロは6月8日の理事会で「政策金利は長期にわたり現在の水準か、それよりも低い水準に留まる」とのフォワードガイダンスを変更する見方が広がっている。昨日もバイトマン独連銀総裁が「フォワードガイダンスの調整をどの時点で開始するか議論を開始すべき」と発言。一方、米国長期金利は低いレベルで推移していることからユーロ買いが進んでいる。昨日は対ドルだけではなく対豪ドルや円でも買いがみられた。
ただ、その上昇も一旦は上限に近づいているとみている。昨年11月9日の米大統領選挙後に付けた高値1.13ドル付近が意識されており、この近辺ではこれまでの利食い売りなどが出やすくなっている。また、明日は米雇用統計を控えており目先のポジション調整による売りが入りやすい。
ボリンジャーバンドの中心線は依然として上昇トレンドが継続中であり、調整が一巡すれば再び上昇に転じるとみる。ただ、目先は1.13手前で売りを出してみたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1300~1.1200
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[豪ドル円]ボトムに近づく

東京市場で豪ドル円は底堅い動きで始まり、この日の高値となる82円95銭まで上昇。何度か上値を試す動きがみられたが買いが続かず82円ミドル付近まで押し戻された。
欧州市場ではユーロ買いで始まるとユーロ豪ドルのクロス売りも散見。
NY市場ではリスク回避の動きから円が買われ豪ドル円はこの日の安値となる82円11銭に下落。原油価格が下落したこともあり、引けにかけて買い戻しも見られたが依然として上値は重いままだ。
売り圧力は依然として強く、一段の下値を探る展開が予想される。
ただ、5月18日に付けた安値81円80銭付近で下げ止まるようならダブルボトムを意識した買い戻しが入るとみている。
もし、この下値を割り込んだとしても4月19日に付けた安値81円50銭が強いサポートとなっている。短期的には戻り売りから入り、81円台で買いに回るのはどうだろう。
豪ドル円予想レンジ: 82円60銭(38.2%)~81円80銭(5月18日安値付近)
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[全般]ISM製造業景況指数に注目集まる
欧州市場に入ると米長期金利が低下する中でユーロやポンドが上昇。ドルは全般に上値の重い展開が続いた。
NY時間に発表されたシカゴ購買部協会景気指数が55.2と予想の57.0下回ったことでドルが下落。その後すぐに59.4と訂正されたが戻りは限定的。その後発表された中古住宅販売保留指数が-1.3と予想の0.5%を大きく下回るなど冴えない結果となったこともありNY株式市場も小幅下落。ドル円はこの日の安値となる110円50銭まで下落。その後ベージュブックの発表などもありドル円は買い戻しがみられたがユーロやポンドはほぼ高値圏で引けている。
本日はADP雇用統計やISM製造業景況指数といった重要指数が発表される。
ADP雇用統計は前月の17.7万人を上回る18万人が予想される。一方、ISM製造業景況指数は前月の54.8から54.6へ低下が予想される。すでに2か月連続で低下しており、今回も予想通りであれば米景気への警戒感が高まり利上げペースが鈍化するとの見方が広がる可能性もある。ドルの上値は依然として重くなるものの、明日の雇用統計を控え買い戻しの動きには注意したい。
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