ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-06

[米ドル円]ドル高リスク

(米ドル円4時間足)


東京市場で久しぶりに日経平均株価が大きく反発したことでリスクオンの円売りの動きが強まりドル円は111円台を回復。欧州市場に入るとクロス円の買いなどもありドル円は底堅い動きが続いた。
NY時間にはADP雇用統計の結果を受け111円ミドル付近に上昇。利食い売りなどから111円前半に押し戻されたものの、NY株式市場が三指数ともに大きく反発したことからリスクオンの円売りによりドル円は高値圏での引けとなった。
今日の米雇用統計は予想通りであればドルは底堅い動きが予想される。もし予想を下回ったとしても今月はFOMCでの利上げ期待もあり下値は限定的。反対に平均時給などの改善がみられるようならドルは一気に上昇幅を拡大する可能性が高い。これまでトランプ大統領のロシア疑惑などもありドル買いが遅れていることからドル高リスクが上回る。
押し目買いで臨みたい。

ドル円予想レンジ: 112円30銭~110円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]総選挙への不安とポンド安

(ポンド米ドル2時間足)


いよいよ1週間後に迫った英国総選挙の行方が混とんとしてきた。メイ首相率いる保守党は選挙実施を決めたときは労働党との差が20%の開きがあったが今現在3%まで迫っている。労働党が一気に支持率を高めているのはその公約にある。高額所得者や大企業への増税などにより若者層の支持が増えているためだ。もし労働党が勝利してもブレグジットは実施されるが、そのやり方がハードからソフトに変わるとみられる。企業などにとってはポジティブに捉えられるとの見方もあるが、市場の不安心理を考えるとポンド売りリスクは払しょくできない。ただ、目先の動きを見るとポンドショートの巻き戻しの動きが入りやすい。また、ポンドドルは短期的に1.27ドル後半ではダブルボトムを形成している。
上下に神経質な展開が予想されるが最終的にポンド買いが進む可能性が高いとみる。
1.28ドル前半での押し目買いで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2950(61.8%)~1.2830

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[豪ドル米ドル]中国経済への懸念

(豪ドル米ドル日足)


昨日の東京時間に発表された豪州4月小売売上高が1.0%と予想の0.3%を上回り豪ドルは上昇。しかし、その直後に発表された中国5月製造業PMIが49.6と景気の分かれ目となる50.0を下回ったことで反落。
結局戻り売りに押し戻されるなど売り圧力の強さが確認された。
豪ドルドルは欧州市場にかけて一旦は買い戻しが入り0.74ドル台に乗せたものの結局NY市場にかけて0.7370ドル付近まで下落。この日の安値圏での引けとなった。
原油価格はトランプ大統領がパリ協定脱退を表明したことにより今後原油増産されるとの観測から下落する場面も見られた。ただ、週間在庫が予想以上に減少したことで下げ止まった。
一方、好調な米経済への期待からドル買いの動きが活発化し始めており豪ドルドルの下落は継続するとみる。
下値目途としてはボリンジャーバンドの下限で5月9日の安値でもある0.7330ドル付近が意識される。

豪ドルドル予想レンジ: 0.7400~0.7330(BB下限、5月9日安値)

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[全般]米雇用統計でドル一気に上昇も

昨日の東京市場は久しぶりに日経平均株価が大幅高となりリスクオンの円安の動きが強まった。
欧州市場ではユーロが下落して始まるとドルは全般に底堅い動きとなりドル円は111円台前半を維持。クロス円の買いもドル円の下支えとなった。
NY市場 に入るとドルは更に大きく上昇。この日発表された5月ADP雇用統計が25.3万人と予想の18.0万人を大きく上回ったことで本日発表の米雇用統計への期待が高まりドルは全面高。また、その後発表された5月ISM製造業景況指数も54.9と予想の54.6を上回った。ここ2か月連続で低下していたことから懸念されていたが3か月ぶりに上昇となるなど株式市場は好感。NYダウは3か月ぶりに最高値を更新。3指数ともに大幅高となりリスクオンの円売りが強まるとドル円は111円ミドル付近まで上昇。
また、パウエルFRB理事が「今年の利上げは3回になる」と言及するなど6月利上げを予告とも思われる発言もドルを支えた。
その後は利食い売りに押される場面も見られたが全般に米経済への期待からドル高円安の動きが目立った。
本日発表される米5月雇用統計では非農業部門雇用者数変化が18.0万人と予想されるが、それ以上の増加が見込まれる。ただ、最近の市場は雇用者数よりも平均時給などに注目が集まる。今回は平均時給が0.2%と前月の0.3%を下回るものの完全雇用との見方が根強く、予想を下回ったとしても大きな影響はないとみる。
これまでドルへの不安感の燻りからドル買いの動きが遅れ、雇用統計の結果が予想を上回るようならドルは大きく反発するきっかけになるとみる。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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