ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-06

[米ドル円]110円付近の底値固め

(米ドル円2時間足)


週明けシドニー市場でドル円は一時110円30銭付近まで下落したが売りは継続せず下げ止まった。その後はもみ合いからじり高となった。先週末に発表された米雇用統計の結果はそれ程ドル売りにつながるものではないという見方が買いを促した観もある。
110円73銭まで買い戻されたが、今週は重要イベントが多いことからドル買いも限定的となった。
その後米長期金利が上昇したことでドル円は再び110円70銭付近まで上昇。しかし、NY時間に発表されたISM非製造業景況指数が予想を下回ったことやNY株式市場の軟調な地合いを受け110円38銭まで下落。全般に方向感の乏しい動きが目立った。
110円前半は5月18日の下げ止まり反発に転じたレベルでもある。今回も底固めが確認されたところで再び上昇に転じるとみている。ただ、8日のコミー元FBI長官の公聴会の結果を見極めるまでは大きな反発は難しい。
暫く細かい取引を中心としたデイトレに徹したい。

ドル円予想レンジ:110円80銭(38.2%)~110円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]1.13ドルの天井意識

(ユーロ米ドル日足)


先週末に発表された米雇用統計の結果ユーロドルは1.12付近から1.1280付近まで上昇。週明け東京市場ではNY終値とほぼ同レベルでスタートしたがその後はじり安。
欧州市場が始まったところで米長期金利が上昇したことでユーロ売りが先行。目先の損切りを巻き込みながらNY市場では1.1235まで下落した。NY引けにかけて買い戻しが入ったものの上値の重い展開が続いている。
先週末に付けた高値1.1283は今年最高値のレベルであり、流石に買いは慎重な動きが目立った。1.13ドルは昨年の米大統領選挙後の高値でもあり意識される。ボリンジャーバンドの中心線は上昇トレンドが継続しており最終的に天井を上抜くとみている。
米長期金利の低下もユーロの下支えとなっている。8日のECB理事会ではフォワードガイダンスの修正がみられるようならユーロ買いのきっかけとなる。それまでは1.13ドルの上値を上抜くのは難しい。短期的には戻り売りで攻めたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1300(16年11月9日)~1.1220

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル米ドル]RBA会合で反落も

(豪ドル米ドル日足)


東京時間に発表された5月の中国サービス部門PMIが52.8と前月の51.5を上回ったことから豪ドル買いが強まった。その後も豪ドルの買いは止まらずNY市場でこの日の高値となる0.7498まで上昇。ほぼ高値圏で引けてきた。豪ドルは対ドルだけではなく対ユーロでも買いが散見されるなど、主要通貨の中で最も上昇した通貨の一つとなった。
先週末に発表された米雇用統計の結果を受け豪ドル買いに勢いが増したが、今日のRBA会合の結果を先取りした観もある。
RBA会合では今後も緩和政策の継続が示されるとみられ、利益確定の売りが強まる可能性が高い。
先月末に付けた高値0.7520の上抜けに失敗すればボリンジャーバンドの中心線0.7430付近まで押し戻されるとみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7520(BB上限、5月26日高値)~0.7430(BB中心線)

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[全般]イベント控え慎重なマーケット

週明け東京市場は先週末に発表された米雇用統計の結果からドル円が大きく下落した反動もそれほど見られず静かな展開で始まった。
先週末に1円余り急落したドル円だが、その買い戻しも入らず、かといって売り込む様子もなく110円ミドルを挟んでの小幅もみ合いとなった。
一方、この日発表された中国サービス部門PMIが前月から上昇したことを受け豪ドルが底堅い動きで始まった。
欧州市場では米長期金利が上昇したことからユーロが下落したがドル円は僅かな上昇にとどまった。
NY時間に発表された5月ISM非製造業景況指数は53.8と予想の55.0を下回った。しかし、景気の分岐点である50を依然大きく上回っていたことからドルへの影響は限定的となった。
NY株式市場は流石に上昇に一服感が漂い三指数ともに小幅下落となったことから、ドル円は一時110円38銭まで下落。しかし、市場全体に動意は乏しく方向感の見えない相場展開が続いた。
今週8日にはECB理事会や英国選挙、そして注目のコミー元FBI長官の公聴会が開かれることから慎重な動きが今日も続くとみる。
唯一それらのイベントの影響を受けにくい豪ドルの動きに注目が集まりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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