ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-06

[米ドル円]雲の下限ブレーク

(米ドル円日足)



東京市場でドル円の売りが強まり心理的な壁となる110円を割り込んだ。
前日のNY株式市場が下落したことから日経平均株価が下落したことでリスク回避の動きが強まったためだ。

欧州時間には中国が米国債の追加購入をする用意があるとの一部報道で長期金利が低下。ドル安がさらに進むとドル円は109円前半に下落。一旦は買い戻しの動きが強まり109円62銭まで反発。
NY市場では明日のコミー元FBI長官の公聴会を控えリスク回避の動きが強まりNY株式市場は前日に引き続き下落。円買いとドル売りが重なりドル円はこの日の安値となる109円23銭まで下落した。
その後「コミー氏は、フリン氏を巡る捜査でトランプ大統領の司法妨害と考えるかどうかは言及しない」「モラー特別検察官との間で証言内容を調整済み」などといった一部報道もあり買い戻しが入ったが上値は限定的となった。
ドル円は一目の雲の下限を下回ったことで目先上値の重い展開が予想される。
ただ、109円付近にはボリンジャーバンドの下限が位置するなど、一旦は下げ止まる可能性が高い。
明日のイベントを控え一段の売りが強まるようなら4月に付けた108円前半までの下落も視野に入る。
戻り売りスタンスが有効。

ドル円予想レンジ:109円80銭~108円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]総選挙で保守党苦戦の世論調査

(ポンド米ドル2時間足)



明日の英国総選挙を控えイベントリスクの高まりからポンド売りが強まる可能性が高い。
最新の世論調査ではメイ首相率いる保守党が労働党に対して僅か1ポイントのリードまで追い込まれているとされた。
また、他の調査では与党保守党が304議席獲得する見込みとなり、過半数には22議席足りないとの見方が示された。
もし労働党が勝利すれば今後のEUとの交渉が難航する可能性もあり、ポンド売りが強まる可能性が高い。
いずれにしても、選挙前ということからポンドは神経質な動きが予想される。

直近のポンドの動きを見ると上昇トレンドが続いているものの、長いスパンで見ると下降トレンドラインが上値を抑えている。
三角保ち合いの収束がみられる中で明日の選挙を控えリスク回避によるポンド売りが予想される。
1.29ミドル付近では戻り売りを出してみたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2950~1.2840(61.8%)

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[豪ドル米ドル]豪ドル買い継続

(豪ドル米ドル日足)



昨日の東京時間に開かれたRBA会合では予想通り政策金利1.5%の据え置きを決定。
声明文では「政策スタンスを変更しないことが経済の持続可能な成長とインフレ目標達成に一致する」「賃金の伸びは依然として低迷しており、しばらく続く」とした。
この声明を受け豪ドルは0.7490から0.7450付近まで下落。しかし、その後米長期金利の上昇などから反発。
NY市場でドル売りの動きが強まると豪ドルは東京市場で付けた高値0.7490付近を上抜け、損切を巻き込みながら0.7520付近まで上昇。
このレベルは5月の高値でもありボリンジャーバンドの上限も位置することから一先ず上は抑えられた。
明日はECB理事会や英国選挙、そしてコミー元FBI長官の公聴会といったイベントリスクが高まる。豪州はこれらのイベントとは関係が薄い国だけに豪ドルへの買いが集まりやすい。
短期的ではあるが押し目買いスタンスで臨みたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7540(50.0%、BB上限)~0.7480

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[全般]イベント控えリスク回避の動き

昨日は米国長期金利の低下や株安などからドル安円高の動きが進んだ。
東京市場では前日のNY株安の動きを受け日経平均株価が下落。リスクオフの円買いが強まるとドル円は110円の大台を割り込んだ。昼過ぎにはRBA会合が開かれ、緩和政策継続との声明を受け豪ドルは下落。
その後米長期金利が低下したことでドル売りが強まると豪ドルは反発。ドル円は109円前半まで下落した。中国が米国債を追加購入する用意があるとの一部報道を受けたものだ。

NY市場では明日のコミー元FBI長官の公聴会を控えリスク回避の動きが強まりNY株式市場は三指数ともに前日に引き続き下落。テロ騒ぎがあったことも市場の不安感を誘った。
明日8日はコミー元FBI長官の公聴会だけではなくECB理事会や英国選挙というビッグイベントを控え市場はリスク回避の円買いの動きを活発化させている。
一部報道でコミー元FBI長官はフリン氏を巡る捜査で「トランプ大統領の司法妨害と考えるかどうかには言及しない」「モラー特別検察官との間で証言内容を調整済み」と発言したとの報道が伝わるとドルが買われる場面も見られたが上昇は一時的となった。
英国選挙では与党保守党が過半数には22議席足りないとの見通しが示されるなど、いずれにしてもリスクは一層高まりやすい。
円高リスクが高まりやすい状況は今日も継続。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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