ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-06

[米ドル円]コミー発言内容に注目

(米ドル円2時間足)



東京市場でドル円は109円前半でもみ合いが続いた。イベントリスクを控え109円割れもささやかれたが、このレベルには資本筋の買いが並んでいるとの見方から下げ止まった。
NY時間にはコミー前FBI長官の冒頭演説内容が一部公開され、大統領の圧力がかかっていないとの判断からドル円は上昇。109円90銭付近まで買われそのまま高値圏での引けとなった。
まだ全体の内容が明らかにされていないことから依然不安は残るものの、これまで上値を抑えていたキャップが外される可能性が出てきた。
ただ、今日はECB理事会や英国総選挙もありイベントリスクからの円買いの動きも依然として残る。
これらの結果が明らかとなり、コミー前FBI長官の発言でトランプ氏の弾劾や辞任といったリスクが後退すれば一気にドル円は上昇する可能性が高い。
109円前半に下落するようなら買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:110円70銭(61.8%)~109円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ECB理事会で1.13上限抜けるか

(ユーロ米ドル日足)



昨日の欧州市場でユーロは上下に激しい動きがみられた。
今日のECB理事会で2019年までのインフレ見通しを引き下げるとの一部報道でユーロは1.12後半から1.12近くへ下落。その後変更は僅かになると報じられると1.12後半に押し戻されるなど往って来い。
NY市場にかけて米長期金利が上昇しドルが買われると1.1220付近まで押し戻される場面も見られたが、理事会を控え方向感は見られない。
今日のECB理事会では成長見通しが上方修正され景気下振れリスクという文言が削除される可能性が高い。市場には、フォワードガイダンスの修正がされ追加緩和の可能性はなくなるとの見方があり、何も変更がなければユーロ売りが強まる。
予想通りの結果であればこれまで上値の上限とみられていた1.13ドルを上抜くきっかけになるだろう。
上抜けするようならボリンジャーバンドの上限の位置する1.14ドルを目指す展開が予想される。このレベルは昨年6月の高値でもあり意識される。

ユーロドル予想レンジ:1.1400(BB上限)~1.1200

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[豪ドル米ドル]米長期金利上昇で上値も限定

(豪ドル米ドル日足)



東京時間に発表された豪州1-3月期GDPが年1.7%と予想の1.6%を上回ったことで豪ドルは0.7567まで上昇。一旦は上値が抑えられたが欧州時間にユーロ豪ドルの売りが入ると、再度0.7567まで上昇。しかし、米長期金利が上昇したこともあり再度上値を抑えられた。原油価格も週間在庫が予想に反して増加したことから下落幅を拡大。豪ドルにとってはネガティブ材料が多いものの、それでも買いの勢いは依然として強い。
ボリンジャーバンドの上限やフィボナッチ50%レベルを上抜けてきたことで上昇は継続。次の上値目標はフィボナッチ61.8%戻しとなる0.7590付近が意識される。
ただ、今日のコミー前FBI長官の公聴会次第で米長期金利がさらに上昇する可能性もあり、そうなれば豪ドルも反落することになる。調整の動きも含め一旦は0.76付近で売りを出してみたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7590(61.8%)~0.7500

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[全般]トランプ疑惑後退で円安

昨日の東京市場はビッグイベントを控え慎重な動きが目立つもののドル円の下値は限られた。
日経平均株価はマイナスで始まったものの引けにかけてプラスに転じたことからドル円も109円前半で下げ止まった。
欧州市場に入りユーロが急落。一部報道で「ECBは2019年までのインフレ見通しを引き下げる」と報じられた。これを受けドル買いの動きが強まりドル円も押し上げられた。
しかし、その後インフレ見通しの変更は僅かにとどまるとの報道もありユーロの買い戻しが入るとドル円も再び下落するなど神経質な展開となった。
NY市場ではドル円が大きく反発。
米上院情報委員会がコミー前FBI長官の公聴会で「トランプ大統領は忠誠を要求しフリン氏捜査の終了を希望した」との冒頭証言原稿を提出。懸念されたトランプ氏からの圧力がかけられていなかったとの見方からドル円は109円後半に押し戻された。
今日はECB理事会、英国総選挙、そしてコミー前FBI長官の公聴会などビッグイベントが行われる。いわゆるスーパーサーズデーとなる。
それぞれ重要イベントではあるが、その中でも最もドル円に影響を及ぼすのがコミー前FBI長官の公聴会になる。一先ずトランプ氏の圧力がかからなかったことが明らかとなったが、その他にどのような内容となるか発言が終了するまで予断を許さない。
昨日はドル円が上昇したがユーロやポンドではドルの動きは限定的となった。それぞれのイベントをこなすまでは動きが取れないためだ。
これら不安材料がある程度払しょくされるようならリスク回避の後退による円売りが一気に強まりかねない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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