[米ドル円]慎重なドル買い

週明け東京市場は先週末のNY市場で引けにかけて下落した流れを継ぐかと思われたが、底堅い動きで始まった。週末のポジション調整の動きで下げたとの見方もあり、日経平均株価の上昇に合わせドル円の買いが強まり111円台に上昇。円売りの動きが強まった。
欧州市場ではフランス議会選挙でマクロン氏圧勝の結果を受けリスクオンの円売りが更に強まりドル円は111円40銭付近に上昇。その後利食い売りなどから110円後半に押し戻されたものの、ダドリー米NY連銀総裁の発言を受け米長期金利が上昇しドルは全面高となりドル円はこの日の高値となる111円60銭まで上昇。そのまま高値圏で引けてきた。
先週のFOMC会合の結果はバランスシートの縮小と利上げを同時に行う可能性が示された。しかし、米長期金利は寧ろ低下したこともあり市場はドル買いに慎重な姿勢が目立つ。
だからこそ、ドルロングのポジションができにくく、緩やかなドル高は継続。
今日もFRB高官発言が相次ぐが、一時的な下振れがあるようなら買いチャンスとみる。
ドル円予想レンジ:112円20銭(61.8%、BB上限)~111円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]1.11ドルから1.13ドルのレンジ相場継続

週明け東京市場でフランス議会決選投票の結果マクロン氏が圧勝との報道が伝わったがユーロの動きは限定的となった。マクロン氏率いる共和国前進は400議席を上回るとの見方があったが結果は6割程度となったためだ。しかし、この結果欧州の政治リスクは後退。9月に行われるドイツの議会選挙ではメルケル首相が優勢とみられることから今後EUの結束は高まるとの見方が広がった。
しかし、ユーロはこのひと月続いている1.13から1.11のレンジ相場から抜け出せずにいて、今後もこのレンジ相場は継続されるとみる。
昨日のNY市場ではダドリー米NY連銀総裁発言で米長期金利が上昇したことでユーロは1.11ミドルまで下落。そろそろレンジの下限に近付いており、1.11前半では押し目買いスタンスで臨みたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1200~ 1.1110(5月30日安値)
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[豪ドル円]議事要旨公開で底値の堅さを探る

昨日の東京市場と欧州市場の狭間で大手格付け会社のムーディーズが豪州主要銀行の格付けをAa3からAa4に引き下げを発表。この報道で豪ドル円は84円60銭から84円25銭に下落した。しかし、下げたところでは買いが入りすぐに押し戻されるなど豪ドルの買いの強さが目立った。
また、ドル円がリスクオンにより上昇したことも豪ドル円を押し上げた。
一目の雲の上限が84円ミドル付近に位置することから豪ドル円のサポートとなっており、買い安心感が広がる。
今日はRBA議事要旨が公開されるが、その結果豪ドル円が84円ミドル付近を底固めするようなら改めて買いを入れておきたい。
豪ドル円予想レンジ:85円60銭(61.8%)~ 84円50銭
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[全般]FRB高官発言でドル全面高
週明け東京市場では先週末にドル円が引けにかけて下落した流れとは反対に堅調な地合いでスタート。日経平均株価も先週末のNYダウが高値を更新したことを好感。リスクオンの円売りの動きが強まりドル円は111円台に乗せた。
欧州市場ではフランス議会選挙の結果マクロン氏が圧勝したことで安定政権への期待が高まりリスクオンの動きが継続。
また、NY時間にダドリー米NY連銀総裁が「景気拡大はなお長期間続く」「物価は目標の2%に向かう」「緩やかな利上げの継続は可能」とし、利上げ継続の姿勢を示したことで米長期金利が上昇しドルは全面高となった。
これまでは欧州選挙やロシアゲート問題での公聴会、そしてFOMC会合といったイベントが続く中でFRB高官の発言による市場への影響は低かった。しかし、それらのイベントが終了したことで市場の注目は再び米金融政策と経済に向かい始めているとみる。
本日もエバンス米シカゴ連銀総裁、フィッシャーFRB副議長、ローゼングレン米ボストン連銀総裁、そしてカプラン米ダラス連銀総裁の講演があり、その発言に市場は反応しやすい地合いとみる。先日のFOMC 会合ではほとんどのメンバーが利上げに前向きな姿勢を示しており、その発言でドル買いが進む可能性が高い。
ダドリー米NY連銀総裁が米景気に強気な姿勢を示したことで米長期金利の上昇に加えNY株式市場は三指数ともに上昇。NYダウは史上最高値を更新するなどリスクオンの動きとドル安がドル円を一段押し上げると考える。
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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