[米ドル円]一目の雲が上値を抑える

東京市場では前日NY市場の流れを継いでドル円は底堅い動きで始まった。
早朝に111円40銭付近まで下落したものの東京市場では買い遅れ感もあり、押し目を拾う動きが目立った。
欧州市場でも買いが先行したものの原油価格の下落などから資源国通貨を中心としたクロス円の売りが入るとドル円も上値の重い展開となった。
また、ムニューシン財務長官が「ドル高は輸出に障害」と発言したことで売られる場面も見られたがトランプ政権への信認の表れとしたことで買い戻された。
原油価格の下落などからNY株式市場も三指数ともに下落。米長期金利も低下するなどドル売り円買いの材料がみられたものの、ドル円は111円前半で下げ止まった。
この日はフィッシャーFRB副議長やその他FRB幹部のタカ派的な発言が相次ぐなど、FRBの利上げスタンス継続期待からドル買いの意欲は強い。
ただ、ドル円は111円80銭付近に位置する一目の雲の下限が上値を抑えていることから上昇は足踏み状態。
雲の厚みは薄いことから何かきっかけがあればすんなりと上抜く可能性が高い。
いずれ上昇するとみており111円付近では押し目買いスタンス継続。
ドル円予想レンジ:112円20銭(61.8%)~111円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]EU主導の離脱交渉

ロンドン時間にカーニーBOE総裁が「インフレ圧力が抑制されており、利上げ時期ではない」と発言したことでポンドは一気に100ポイント以上下落。先日開かれたBOE政策会合で3人のメンバーが利上げを主張したことで利上げ期待が高まった。ポンド買いが強まり始めていただけにその反動が入ったとみられる。ポンドドルは1.2750ドルからNY市場にかけて1.26ドルまで下落。その後も上値の重い展開が続きほぼ安値圏である1.26ドル前半で引けている。
昨日から始まったEUとの離脱交渉は英国に支払いを求める清算金などが最優先となることで合意。英国は当初支払いを拒否していただけに、EU主導の離脱交渉で始まった。
英国の政局混乱でメイ首相が強い姿勢を示されないことがポンド売りを促す。
利上げ期待が後退する中で、英国の政局不安定の状況が続く間はポンド売りの動きは継続するとみる。
ポンドドル予想レンジ:1.2700~1.2580(50.0%)
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[豪ドル円]銅価格の下落などから上値重い展開

東京時間に公開されたRBA議事要旨では「緩和スタンスを維持することが適切」「豪ドル高は経済の調整を複雑化する」とし、これまでの内容と変わらなかった。ただ、「雇用と住宅市場の改革が見えて、雇用住宅市場に重点を置く」としたことで豪ドルは一時上昇する場面も見られたがすぐに元のレベルに戻った。
これまでの底堅い流れが続き、豪ドル円は欧州市場にかけて上昇が続き85円04銭まで上昇。しかし、原油価格の下落幅が拡大すると銅などの資源価格が下落したことで豪ドルも下落に転じた。
結局NY市場でこの日の安値となる84円35銭まで下落しほぼ安値圏で引けてきた。
一目の雲の上限で一先ず下げ止まりを見せたものの、上髭を伸ばした陰線が天井で出現。
コモディティー価格の下落など今日も一段の下値を探る展開が予想される。
豪ドル円予想レンジ:84円80銭~ 83円80銭(38.2%)
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[全般]原油価格下落で市場不安
欧州勢もこの日は逆張りで入らず素直にドル買いスタンスで参入。
また、カーニーBOE総裁が「インフレ圧力は抑制されており利上げの時ではない」と発言したことでポンドは急落するなど神経質な展開も見られた。
その後下落が続いていた原油価格が更に下落幅を拡大したことでNY株式市場は三指数ともに下落。また、米長期金利も低下するなどリスクオフの動きがみられた。ドル売り円買いの動きが強まるとドル円はこの日の安値となる111円31銭まで下落した。
その後は買い戻しが入るなど、ドルは全般に底堅い動きが続いている。
この日フィッシャーFRB副議長が「長期にわたる低金利でいくつかの国で住宅価格が高騰している」と発言するなど低金利の副作用に関して警戒感を示した。また、ローゼングレン・ボストン連銀総裁も「低金利は金融安定に不安をもたらす」など、前日のダドリーNY連銀総裁とともにタカ派発言が続いている。
一方、ムニューシン財務長官はドルに対して「輸出面では障害」としたものの「強いドルはトランプ政権への信認の表れ」と発言。一時ドル売りに反応する場面も見られたがすぐに買い戻された。
原油価格や株価の下落はドルにとって不安感は残るものの、引き締めが続く米金融政策は米国経済の強さを示すものだ。
今後も緩やかなドル高の流れに変化はないとみる。
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