[米ドル円]111円台のもみ合い継続

ドル円は111円台での膠着状態に入った模様。
昨日の東京市場でドル円は実需の買いも散見される中で米長期金利低下に伴うドル売りと同時にリスク回避の円買い戻しの動きが交錯。結果的に欧州市場にかけて111円07銭まで売り込まれた。しかし、111円を割り込む勢いはなくその後反発。
ポンド円などの買い戻しも入りドル円は111円74銭まで上昇。しかし、前日の高値となる111円79銭には届かずに再び失速。原油価格の下落や株式市場の不安定な動きが円買い戻しを促した。
112円前半にはボリンジャーバンドの上限が位置する一方で110円90銭付近には中心線が下値をサポート。中心線の角度も横に這い始めていることから、目先111円台のもみ合い相場に突入したとみる。
111円10銭付近で買いを入れ111円80銭付近で売りを出すレンジ相場に徹したい。ただ、どちらかに抜けたときは損切りも早めに。
ドル円予想レンジ:111円80銭~111円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]利上げ期待とEU離脱

前日カーニーBOE総裁が利上げに否定的な発言をしたことでポンドは失望売りが強まり下落に転じた。その流れを継いで昨日の欧州市場でポンドドルは前日の安値1.1260ドルとほぼ同レベルの1.1259ドルまで下落。しかし、その後ホールデンMPC委員が「半年後に金融刺激策の一部解除を支持する」と発言。ホールデン委員は先週のBOE政策会合で利上げに反対したメンバーということもあり市場の利上げ期待は再び高まった。
ポンドは安値1.2589ドルから一気に1.1271ドルまで100ポイント余り上昇。その後1.2540ドルまで押し戻されたが底堅い動きで引けている。
しかし、メイ政権の弱体化によりEU離脱交渉が不利に運ばれるとの見方もありポンドの売り圧力は依然として残る中でのポンド上昇。目先は利上げ期待で買いが先行しやすいものの最終的に上値が抑えられるとみている。
ボリンジャーバンドの下限でバンドウォークが始まった可能性が高く、戻り売りを主体に戦略を立てておきたい。
ポンドドル予想レンジ:1.2740~1.2590(BB下限、50.0%)
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[NZドル円]上昇トレンド継続

本日早朝に開かれたRBNZ政策会合では現行の政策金利1.75%の据え置きを決定。声明文では「政策は相当な期間緩和的」「多くの不確実性が残り、政策は調整必要な可能性がある」「NZドルの下落は貿易部門成長見通しの再調整に必要」などハト派的な内容となったものの発表後NZドルは上昇。これまでのRBNZ会合でも常にハト派的な内容が続いていることから、市場は売りで反応しにくくなっている。
この時間帯は流動性が極端に低下していることから一方向に動きやすく、上昇後は利食い売りに押されている。
日足チャートを見ると5月から上昇トレンドが始まり現在も継続。発表直後のレベル80円30銭付近で下げ止まるようなら押し目買いを入れていきたい。
NZドル円予想レンジ:81円10銭(6月20日高値)~80円30銭
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[全般]原油価格下落止まらず不安拡大
昨日の東京市場では米長期金利の低下などからドル売りが進む中で日経平均株価の下落もありドル円は上値の重い展開が続いた。ポンドも前日のカーニーBOE総裁が利上げに否定的な発言をしたこともあり下落圧力が高まった。
欧州市場に入ってもポンドは対ドル対円で売りがみられ、ドル円はこの日の安値となる111円08銭まで売り込まれた。
しかし、その後ホールデンMPC委員が「半年後に金融刺激策の一部解除を支持」と発言したことでポンドが上昇に転じるとドル円もつられて上昇。NY市場でドル円は前日の高値に迫る111円73銭を付けた。
しかし、原油価格の下落に歯止めがかからず米長期金利は低水準で伸び悩み株価もまちまちの動きをするなど不安感が広がり始めている。
この日エネルギー省が発表した週間原油在庫やガソリン在庫が予想を下回ったにも拘らず原油価格が下落するなど、弱気相場に突入したとの見方も出始めている。
しかし、原油価格はOPEC減産などが継続しており、この下落も一時的な動きとみるところも多い。
目先は原油価格の動向に株、債券、そして為替も振れやすく、特に資源国通貨であるカナダドルや豪ドルなどへの影響が強まる。
ドルの動きが見えにくい中でこれら資源国通貨の取引を増やした方が面白い。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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