[米ドル円]113円を目前に調整の売り

欧州市場に入り米長期金利が上昇したことで、112円前半でもみ合いが続いたドル円も上昇。NY時間に発表された米GDPが予想を上回ると更に買いが強まり112円93銭を付けた。その後は株価の急落などから円の買い戻しが入り111円82銭まで1円余り下落。
急速に進んだ円安の反動がみられた。
今日は月末期末ということから一段の調整売りが入る可能性が高いが、これらが一巡したところでは再び円売りの動きが始まるとみている。
下値目途としては昨日付けた安値111円80銭付近で、ここを下回ると一目の雲の下限となる111円20銭が意識される。
ただ、来月からは新たな期に入ることから円売りの動きが再び強まるとみており、111円台では押し目買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:112円60銭~111円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]急速な上昇に警戒

ユーロドルの上昇が止まらない。
ECBの量的緩和政策の終了が意識される中でユーロ買いが一気に進んでいるが、その急速な上昇もそろそろ警戒しておきたい。
ドラギ総裁が先日の講演で量的緩和の可能性を示したことでユーロ買いが一気に進んでいる。ただ、その後ECB関係者が総裁の発言内容を誤認していると発言するなど、火消しに回る動きも見られた。しかし、市場は既に9月の会合において量的緩和縮小で合意するとの見方が広がりユーロ買いを進めている。
ユーロドルは1.13ドルのレジスタンスを上抜けたことでポジションをショートからロングに切り替えるなど損切りを巻き込みながら上昇。ユーロロングポジションはまだ軽いとみてよいだろう。
ただ、今日は週末で月末、そして期末ということもありそろそろ調整の売りが入る頃だ。
週足ボリンジャーバンドの上限が1.1460ドル付近に位置し、一旦は上値が抑えられている。
目先の買いの勢いは強く、大台の1.15ドルを目指す展開とみる。
完全に上値を抜けていくようであれば次のレジスタンスは昨年5月の高値1.1617ドルが意識される。
ユーロドル予想レンジ:1.1500~1.1400
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[豪ドル米ドル]銅価格が豪ドルの下支え

欧州や英国、そしてカナダなどの中央銀行はそろそろ緩和政策からの出口戦略を模索し始めており、豪州にもその期待が高まる。
また、原油価格の下落も一先ず収まる中で銅などの資源価格の上昇も豪ドル買いを促している。
主要各国の金融政策の転換は世界の投資マネーの動きにも変化を及ぼすものだ。
本邦からの豪ドル買いの動きは今の時点ではそれほど見られていないことから、まだ上昇の余地はあるとみる。
ただ、豪ドルドルは0.7750ドル付近で過去に何度も上値を抑えられているレベルでもあり、そろそろ利食い売りを入れるタイミングに近づいている。
0.77ドル台では一旦は売りを出しておき、0.77ドルミドルを明確に上回ったところで再度買いを入れていきたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7700~0.7650
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[全般]乱高下は変化のサイン
東京市場では前日に大幅高となったNY株式市場の流れを継いで日経平均株価が堅調な地合いで始まった。ただ、ユーロやポンドが急速に上昇したことからドル売り圧力が強まりドル円の上値は抑えられた。
欧州市場に入ると米長期金利の上昇によりドル買いが先行。112円前半でもみ合いが続いていたドル円は112円後半まで上昇。
NY市場で発表された1-3月期米GDPが1.4%と予想の1.2%を上回ったことでドル円はこの日の高値となる112円93銭まで上昇。113円台を伺うかと思われた。
しかし、この日は利上げ期待の高まる英国や欧州の株式市場が軟調な地合いとなったことで前日上昇したNY株式市場も一転して大幅下落となった。リスクオフの動きから円の買い戻しが一気に強まりドル円やクロス円が下落。ドル円は高値から1円余り下落した。
一方、低下していた米長期金利は上昇するなどドルの下支えとなりドル円は112円台前半で引けている。
欧州やカナダ、そして英国などこれまで低金利政策をとっていた各国の金融政策の転換を機に世界の余剰マネーの運用先に変化が出始めてきた。
その中でも日銀が今後も緩和策継続姿勢を示しており、各国との金融政策の違いから円を売る動きが活発化している。
これらの動きは始まったばかりであり、急速に売られた円の買い戻しの動きが一巡すれば再び円売りが強まるとみる。
ただ、今日は週末の月末、四半期末、半期末ということもあり調整の動きが入りやすく、今日発表されるPCEコア・デフレーターの結果次第では一段の調整が入る可能性もあり注意したい。
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