[豪ドル米ドル]豪雇用統計の結果次第で調整も

豪ドルの上昇の勢いが止まらない。
前日のRBA議事要旨では雇用の強さによる賃金下落リスクが後退し、国内経済も総じて良好との内容が示されたことで利下げ期待が後退。市場の一部では利上げも視野に入れた豪ドル買いを入れ始めているようだ。
ただ、ここまでほぼ一本調子で買いが続いていることからそろそろ高値警戒感が出てくるころだ。
豪ドルドルは大台となる0.8ドル付近では利食い売りが並んでくるとみており、意識しておきたい。
今日は豪州6月雇用統計が発表され、その結果後の動きに注目しておきたい。
もし、予想を下回り豪ドル売りが入ったとしてもすぐに買いが入るようなら0.8ドルを上抜く勢いがあるとみる。
反対に予想を上回った時に0.8ドルで上値が抑えられるようなら目先の天井を打つ可能性がある。
いずれにしても、中期的な豪ドル上昇トレンドは継続するとみており、最終的に買いを入れていきたい。
豪ドルドル予想レンジ: 0.8000~0.7850
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[全般]米政治リスクと日銀会合
トランプ政権の要ともいえるオバマケア代替法案が断念されたことにより、今後の政策への市場の不信感は増している。また、先週末に発表された米CPIが予想を下回ったことで年内利上げの可能性が後退したこともドルの上値を抑えている。
昨日のNY時間に発表された米6月住宅着工件数は8.3%と予想の6.2%を上回る4か月ぶりの高水準となった。同時に発表された米6月建設許可件数も7.4%と予想の2.8%を大きく上回るなど好調な米経済を示すものとなったが市場の反応は見られなかった。
NY株式市場も三指数ともに上昇し、原油価格も週間在庫の減少から上昇。リスクオンの動きがみられ、米長期金利も小幅上昇したもののドル円は寧ろ上値の重い展開となり一時111円ミドルまで下落。
今週に入り米国物価への懸念と政治リスクの高まりからドル円の上値の重さが目立つ。
今日は日銀会合があり、市場では緩和政策の継続と同時に物価見通しの下方修正を発表するとの見方が大勢となっている。今の市場のセンチメントはドル円の売りに反応しやすくなっているだけに、少しでもハト派的な内容が示されるようなら売りのきっかけにされやすい状況だ。
ただ、トランプ政権への不信感は今に始まったわけではなく、米経済は物価以外には好調な数字がみられる。
主要国が一斉に正常な金融政策に戻そうとする中、日銀が緩和政策を継続することで、今後円キャリー取引が活発化するとみてよい。
調整の売りが一巡したところでは再びドル円クロス円の買いが強まるとみている。
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[米ドル円]日銀会合前の買い戻し

連休明け東京市場でドル円は上値の重い展開で始まった。
先週末の米CPIが予想を下回ったことでFRBの利上げペース減速への観測が高まりドル売りが先行。また、日銀内でのETF買い入れに懸念の声が広がったことや、FTAで為替の圧力がかかるとの思惑から円買いも進行。ドル円は112円を一時割り込んだ。
NY市場ではオバマケア代替法案が過半数に達しないとのことから採決が断念されたことでトランプ政策への期待が後退。NYダウが一時100ドル近く下落すると債券市場に資金が集まり長期金利も低下。ドル安円高の材料が重なりドル円は111円69銭の安値を付けた。
このレベルはフィボナッチ50%戻しであり一目均衡表の基準線が位置することから下げ止まりから反発に転じた。
108円後半でダブルトップを付けてから上昇が続いたドル円の反落も一先ず半値戻しで売りも一巡した観もある。
明日の日銀会合では緩和政策の継続が示されるとみられており、目先のドルショートポジションの巻き戻しが入る可能性が高いとみる(一部で物価目標引き下げから追加緩和の観測も)。
しかし、市場では政治リスクに対する警戒感が再び高まり始めており上値も限定的とみる。
本日のドル円予想レンジ:112円80銭~111円65銭(50.0%、基準線)
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[ユーロ米ドル]欧米金利差縮小でユーロ買い加速

東京市場で米長期金利が低下したことからドルが全面安となりユーロドルは上昇。1.15ドルの大台付近で損切を巻き込みながら1.1540付近に上昇。
欧州市場では英国6月CPIやRPIが予想を下回ると対ポンドで新たなユーロ買いが強まった。
NY市場ではオバマケア代替法案が断念されたことでドル売りが強まる中ユーロドルは昨年5月以来の高値となる1.1584まで上昇。
FRBの利上げペースの減速に対してECBのQE縮小期待がユーロ買いを促している。
ただ、ここにきて上昇ペースが急速に高まったことへの反動がそろそろ警戒される。
1.16ミドルには週足ボリンジャーバンドの上限が位置し、その上の1.1740付近はフィボナッチ38.2%戻しとなる。
明日はECB理事会が開かれることから、その前には利食い売りが入る可能性が高く、ここからの買いは慎重にしたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1650(BB上限)~1.1510
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[豪ドル米ドル]大台替わりの0.8ドル意識

東京市場でドルが全面安となる中で豪ドルドルは前日の高値0.7838を上抜くと損切を巻き込みながら上昇。欧州市場では2年2か月ぶりの高値0.7943まで上昇。その後は流石に利食い売りに押され0.76前半に押し戻されて引けてきた。
昨日公表されたRBA議事要旨では力強い雇用で賃金予想の下振れリスクの一部が除去された。また、経済への自信が示されたことで追加利下げ観測が後退し買いが一気に強まった。
銅や鉄鉱石などの価格上昇などが豪ドルにとっては追い風となっており、RBAがいずれ利上げに踏み切る可能性が高いとの見方も一部でみられた。
市場全体にボラティリティーが低下する中で資源国であり相対的に金利の高い豪ドルに買いが入りやすくなっている。
週足ボリンジャーバンドの上限でバンドウォークが始まっており上昇トレンドは今後も継続するとみる。
上値目途としては大台替わりの0.8ドルが意識されることから、一先ず利食いを出しておきたい。上抜けすれば再度買いを入れていく。
豪ドルドル予想レンジ: 0.8000~0.7880
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[全般]円高ドル安材料重なる
先週末から米国経済指標の予想を下回る結果を受けFRBの年内利上げへの懸念の高まりからドルの上値は抑えられた。また、トランプ大統領がNAFTAの再交渉で為替操作を防げる仕組みの導入を目指す方針が示されたことで日本に対しても同じような要求を掲げるとの見方が円買いを促した。
また、オバマケア代替法案に対して「共和党上院議員の反対意見が増えた」との報道でトランプ政策への懸念からドル売りが強まり、ドル円は112円を瞬間割り込んだ。
更に、日銀内でETFの買い入れに懸念の声が広がっているとの報道も円買いを促す要因となった。
この日は米長期金利が低下したことでユーロも対ドルで大きく上昇。大台の1.15ドルを上抜くと断続的に損切りを巻き込みながら欧州市場でも上昇が継続。
ロンドン時間に発表された英国6月CPIやRPIが予想を下回ったことからユーロポンドの買いが強まりユーロの上昇幅が拡大。
NY市場では東京市場でも懸念されたオバマケア代替法案の採決が断念されたことで長期金利が低下。
政治リスクの高まりからドルが全面安となる中、NYダウも一時100ドル近く下落するとドル安円高の動きが重なりドル円は111円69銭まで下落した。
NY市場の後場に入り株価や長期金利の下落幅が縮小したことでドルの買い戻しが入ったものの市場の不安感は燻る。
オバマケア代替法案が断念されたことはトランプ政策にとっては大きな痛手であるものの、それにしては市場の反応は限定的となった。既に、トランプ氏への期待が後退していたことが要因とも考えられる。
ここにきてドル安や円高の材料が重なったことでドル円は上値の重い展開が続く中で、明日の日銀会合に市場の注目は集まる。
米国に続き各主要国の緩和政策の転換がみられる中で日銀が改めて緩和政策の継続を示すとみられる。
ドル円の上値は重いものの、日銀会合を控えドルショートポジションの巻き戻しが強まる可能性もあり注意したい。
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[米ドル円]112円前半の底固めから上昇へ

東京市場が休場ということもあり週明けアジア市場は薄商いの中でドル円は朝方売りから始まった。
日中は先週末に急落した反動からドル円は112円77銭まで買い戻されたものの、欧州市場にかけて米長期金利が低下したことで再びドル売りが強まった。
NY市場の始まる頃にはドル円は112円32銭まで押し戻された。
ただ、ロンドンフィキシングにかけてドル円のまとまった買いが入ると目先のドルショートの損切りを巻き込みながら112円87銭まで上昇。
その後は米長期金利が低下したことや、NY株式市場や原油価格の下落などから円の買い戻しが入り112円ミドル付近に押し戻されて引けている。
日銀金融政策決定会合では緩和政策継続姿勢が示されるとみられ、日米金融政策の違いによるドル円やクロス円の買いは継続するものとみる。
全般に売りは一巡した観もあり、112円前半の底固めが終わったところで再び買いが強まるとみている。
ドル円予想レンジ:113円10銭(38.2%)~112円30銭
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[ポンド米ドル]複数の英国経済指標に注目

先週末は米CPIや小売売上高の結果を受けポンドドルは今年最高値となる1.3110まで上昇。ほぼ高値圏で引けたものの、週明けアジア市場では売りが先行。
NY市場でも米長期金利の低下によりポンドは上値の重い展開が続いている。
まだポジション的には目先のロングが戻り売りを出してくる可能性が高い中、本日発表される英国6月CPIやRPIそしてコアPPIが発表され注目が集まる。
予想を下回るようなら一時的にポンド売りが強まるとみているが、BOEの利上げ期待から押し目買いのチャンスを狙いたい。
ポンドドル予想レンジ:1.3120~1.3000(38.2%)
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[豪ドル米ドル]高値圏での調整売り

昨日のアジア時間に発表された中国小売売上高や鉱工業生産指数、そして4-6月期GDPなどそれぞれ予想を上回る好結果が示された。この結果を受け豪ドルは小幅上昇したもののすぐに押し戻された。
NY市場にかけて米長期金利が低下したことで豪ドル買いが強まり、先週末に付けた高値0.7828を上回り0.7838まで上昇。今年最高値を更新した。しかし、その後は利食い売りなどに押され0.7790まで下落して引けている。
本日公開されるRBA議事要旨では緩和政策の継続が示されるとみられており、その前に利食い売りを出してきた模様。
堅調な中国や豪州の景気を背景にRBAはいずれ緩和政策の転換を余儀なくされるとの見方は根強い。
ただ、高値を更新したことで恐怖感が広がり始めていることから一段の調整売りが予想される。
目先下値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しの0.7740付近がサポートとみられるが、勢いがあれば50%戻しの0.77ドル付近も想定される。
押し目買いスタンスに変わりはないが、底値を確認してから買いを入れていきたい。
豪ドルドル予想レンジ: 0.7830~0.7740(38.2%)
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[全般]日本休場で動意薄
また、この日発表された中国4-6月期GDPが6.9%と予想の6.8%を上回ったことでも安心感が広がった。
欧州市場では一旦はユーロ売りも見られたが、米国長期債利回りが低下したことから上昇。対ドル対ポンドなどで買いが散見された。ドル円も112円前半に押し戻された。
NY市場では前月大きく上昇した7月NY連銀製造業景気指数が9.8と予想の15.0を大きく下回ったが市場への影響は限定的となった。
一方、ドル円はロンドンフィキシングにかけてまとまった買いがみられ112円87銭まで上昇。短期のドルショートの巻き戻しも見られたが、米長期金利の低下により112円ミドルに押し戻された。
全般に目立った材料がない中で動意の乏しい動きがみられた。
先週はイエレン議長のハト派発言に加えCPIが予想を下回ったことで利上げへの慎重な見方が広がる中でドルの上値は抑えられた。
ただ、一時的な経済指標の落ち込みなどでFRBの金融政策が変わることはない。イエレン議長の発言では数か月の物価動向を見極めるとの姿勢が示されており、ややドルが売られ過ぎた感もある。
今週は日銀会合が開かれ、今後も緩和政策の継続が示されるとみられる。
ドル円やクロス円の買い戻しの動きが入る可能性が高く、下げたところでは買いを入れておきたい。
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[米ドル円]日銀会合、緩和姿勢を再認識

先週はトランプ大統領の長男が選挙中にロシア人弁護士と対談したことが分かったことから政治リスクが高まる中でドル円のポジション調整の売りを誘った。その後イエレン議長のハト派的な議会証言でドルは全面安となった。議長は物価上昇の鈍化を懸念し今後数か月の物価動向を見極めるとした。そのため先週末に発表された米6月CPIが予想を下回ったことでドル円は112円25銭付近まで下落。東京が三連休の前ということもあり損切を巻き込んでの下落となった。
このレベルはボリンジャーバンドの中心線でありフィボナッチ38.2%でもあり下げ止まった。一先ず売りは一巡したとみるが、短期筋の仕掛け的な売りが入ればフィボナッチ61.8%戻しとなる111円70銭付近までの下押しも頭に入れておきたい。
ただ、日銀と各国中銀の政策の違いによる円安の動きはまだ始まったばかりであり、最終的にドル円はクロス円とともに上昇過程にあるとみている。
今日は東京市場が休場ということもあり円高への仕掛けが入りやすい。ただ、このような仕掛けは最終的に買い戻されることが多く、寧ろ押し目買いを狙いたい。
今週のドル円予想レンジ:114円00銭~111円70銭(61.8%)
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[ユーロ米ドル]QE縮小期待の買いも一服観

ECBの量的緩和縮小期待からのユーロ買いもここにきて一服感が出始めている。
今週はECB理事会があるが縮小のアナウンスは9月との見方が多く、今回はその発表を行うとの内容にとどまりそうだ。9月までは日にちがあることから先週からユーロ買いの調整が通貨ごとに見られる。
ECB理事会前にユーロ売りが進むようなら会合後には再びテーパリング期待からの買いが強まるとみる。
先週のイエレン議長議会証言により緩やかな利上げになるとの見方もありドルの上値も限定的となればユーロドルも緩やかな上昇が予想される。
中長期でのユーロ上昇の流れに変化はないものの、当面高値圏でのもみ合いが続くとみる。
今週のユーロドル予想レンジ: 1.1550(BB上限)~1.1350(38.2%)
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[豪ドル円]RBA議事要旨に注目

先週はイエレン議長の議会証言を受けドルが下落する一方、豪ドルやカナダドルといった資源国通貨に買いが集中。カナダドルは政策金利が引き上げられたことで豪ドルもいずれ緩和政策から転換することが期待されたと思われる。また、原油価格やNY株式市場が上昇したことでリスクオンの円売りの動きも重なり豪ドル円は今年最高値となる88円18銭に迫る88円08銭まで上昇。ほぼ高値圏で引けたことから今週も買いの勢いは続くとみてよいだろう。
今週はRBA議事要旨が公開されるが利上げに関する内容が示されないようであれば一時的に利食いのきっかけにされる可能性が高い。ただ、世界的な低金利政策の転換に近づいたことで投資マネーの動きが豪ドルに流れ始めている可能性が高い。
日本の機関投資家などの動きもまだ見られないことから今後更に豪ドルが上昇する余地は大きそうだ。
88円20銭を上抜くようなら81円台のダブルボトムを形成することになるが、やや買われ過ぎの観もいなめない。ボリンジャーバンドの上限付近では利食い売りが出やすいことから注意したい。
ただ、上昇トレンドは継続とみており、最終的に豪ドルロングポジションはキープしておきたい。
今週の豪ドル円予想レンジ: 88円80銭(BB上限)~87円20銭
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[全般]円売りとドル売りでクロス円上昇
先週はトランプ大統領の長男が選挙中にロシア人弁護士と会談したことが伝わり政治リスクの高まりからドル円は下落に転じた。ドルへの懸念が高まるなかイエレン議長が議会証言でハト派的な発言をしたことでドルはさらに下落。
イエレン議長やその他のメンバーが軟調なインフレに対する懸念を示す中で週末に発表された米6月消費者物価指数や小売売上高が予想を下回ったことでドル売りの動きが加速。週初に114円ミドルまで上昇したドル円も112円前半に押し戻された。
一方、NYダウは連日最高値を更新。原油価格も週間在庫の減少などから堅調な地合いが続きリスクオンの動きが広がった。また、カナダが政策金利を米国に続いて引き上げるなど世界的な低金利時代の転換を示す先駆けとなった。この動きを受けクロス円全般に買いが進行。特に資源国通貨に対する円売りの動きが目立つ。
今週は日銀政策会合やECB理事会が開かれることからクロス円を中心とした円売りの動きがさらに高まる可能性が高いとみる。
日銀政策会合では今後も異次元緩和の継続が示されるとみられるなかで、ECB理事会ではQE縮小に向けたスケジュールを9月の理事会で検討するとの内容が示されそうだ。
他の各国中銀も緩和政策の転換に動き始めればドルが売られやすい地合いとなる一方、日銀だけが緩和政策の継続を示すことで円売りの動きも同時に強まる。
結果的にドル円の上値も限定的となることから、買いを入れるのであればクロス円の方がパフォーマンスは高くなる。
特に、ここにきて豪ドルやカナダドル、ランドなどの資源国通貨で対円での上昇が目立つと同時にポンドの買いも強まっている。
ただ、これらは急速な上昇に伴う調整の売りが強まる可能性もあり十分注意したい。
一旦下落が始まれば損切りを巻き込みながら予想外の下落幅となりやすい。
一旦ポジションを縮小して、売りが一巡したところで再度買いを入れておきたい。
今週のもう一つの注目材料としてはオバマケア修正法案の採決に注目が集まる。
過半数を得るのは難しいとされるが、もし可決されるようならトランプ政策への期待の高まりから再びドル上昇のきっかけになるので注目しておきたい。
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[米ドル円]調整売り一巡で再び上昇トレンドへ

東京市場では前日のNY株価の上昇を受け日経平均も上昇して始まるとドル円は113円ミドル付近に上昇。しかし、イエレン議長のハト派的発言もあり短期的なドル売りが強まると113円を割り込みこの日の安値となる112円87銭まで押し下げられた。
欧州市場ではユーロ買いが強まるとクロス円全般に買いが入りドル円は再び上昇。
NY市場では株式市場や原油価格が上昇すると円売りの動きが強まりドル円は113円48銭まで上昇。
今週はイエレン議長発言で112円台を何度か試す展開が続いたが、底値の堅さを確認した格好だ。
結局急速なドル円の上昇に対する調整売りが入ったとみられ、売りもそろそろ一巡したとみる。
今日のNY時間に発表される米CPIや小売売上高は前月を上回る好結果が予想される。
インフレへの懸念が後退すればドル円は再び114円台を目指す展開が予想される。
ドル円予想レンジ:113円90銭(61.8%)~112円90銭
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[ユーロ円]ECBの量的緩和縮小

東京市場でユーロ円は129円ミドルの上値の重さが意識され欧州市場にかけて売りが先行。
129円を割り込むと目先の損切りを巻き込みながら128円50銭まで下落したがすぐに反発。
WSJ紙がECB当局者の話として「ECBは9月の理事会でQEを段階的に縮小する計画を発表する可能性が高い」と報道したことでユーロは上昇に転じた。
ユーロ円は129円48銭まで上昇したがこの時も上値を抑えられた。
日足チャートを見ると流れの展開を示す寄引同時線が現れており、そろそろ上昇に転じるとみることができる。
途転を示すパラボリックも上昇が継続。ボリンジャーバンドの中心線も右肩上がりが続いている。ただ、バンドの幅が徐々に縮小し始めており値動きも小さくなる可能性がある。
一先ず、130円台では売りを出しておきたい。
ユーロ円予想レンジ:130円00銭~128円90銭
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[豪ドル円]88円上抜けでダブルボトム形成

東京市場で豪ドルの継続的な買いが散見され底堅い動きとなる中、豪ドル円は今週付けた高値87円20銭付近を上抜くと損切りを巻き込みながら更に上昇が加速。
NY市場では株価や原油価格が上昇したことでこの日の高値となる87円66銭を付けるなど、7月に入り豪ドル投資の動きが入っている可能性がある。
88円前半を上抜くようなら今年の4月と6月に付けた安値81円ミドルのダブルボトムを形成することになる。
このレベルを上抜くようなら2015年11月に付けた高値90円付近を試す展開が予想される。
今日は週末ということもあり88円台ではいったん利食い売りが出やすい。
ボリンジャーバンドは上昇トレンドが継続しており、豪ドルロングポジションはキープしておきたい。
豪ドル円予想レンジ: 88円20銭(BB上限、2月16日高値)~87円20銭
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[全般]イエレン議長ハト派発言も限定的
昨日の東京市場では前日のイエレン議長の議会証言を受け利上げペースの鈍化が意識される中でドル円は上値の重い展開が続いた。欧州市場ではユーロ円などクロス円の売りが強まったが、その後ユーロが反転。WSJ紙がECB当局者の話として「ECBは9月の会合でQEを段階的に縮小する計画を発表する可能性」と報道したことでユーロが上昇に転じるとクロス円も一斉に上昇。ドル円もクロス円の買いに支えられ上昇に転じた。
NY市場では前日に引き続きイエレン議長の議会証言が行われ「インフレを非常に注意深く見守っている」「保有資産の縮小期、長期金利はいくらか上昇へ」と発言したが市場への影響は限定的となった。
ただ、NY株式市場は三指数ともに上昇が続く中で原油価格も上昇。
また、ECBの量的緩和縮小の報道で欧州金利が上昇したことで米長期金利も上昇しドル円は113円ミドル付近に押し上げられた。
この日はカプラン米ダラス連銀総裁やブレイナードFRB理事が軟調なインフレに懸念を示したものの、イエレン議長の発言も含め市場への影響は限られた。市場は最終的にバランスシート縮小と年内一回の利上げを見込んでいるとみられる。
今日のNY時間に発表される米消費者物価指数や小売売上高の結果を受けインフレに対する懸念が高まればドルは一時的に下落する可能性が高い。
しかし、これらの指標だけでFRBの金融政策が変わることはなく、これまでのように粛々と現在の金融政策を継続するとみる。
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[米ドル円]112円台の底堅さを確認

前日のNY時間にトランプ大統領の長男が選挙中にロシア人弁護士と会っていたことが明らかとなり政治リスクの高まりからドル円は下落。また、イエレン議長の議会証言を控え東京市場でもドル円は上値の重い展開で始まり113円前半に下落。
NY市場ではイエレン議長の発言がハト派的と捉えられたことでドル円は113円60銭付近から113円を割り込み112円93銭まで下落。このレベルでは上昇トレンドラインがサポートとなり反発したものの、戻りは113円38銭までと戻りの重さが意識される。
今日は再度NY市場で付けた安値付近を試す展開が予想されるが、株価の上昇などからリスクオンの円売りもあり下値も限定的とみる。
112円台での買いの強さが確認されたところで買いを入れていきたい。
ドル円予想レンジ:113円60銭~112円90銭(上昇トレンドライン)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ円]130円台で目先達成感

先週末に130円の大台に乗せたユーロ円だが一先ず目先の高値を達成したことでやれやれの売りも散見された。
昨日のNY市場で行われたイエレン議長の議会証言では利上げに対してハト派的な見方が広がり円の買い戻しが強まった。一方、ユーロもこれまで上昇した反動から対ドルだけではなく豪ドルやカナダドル、そして円に対して下落。
ユーロ円は129円70銭付近からの損切りを巻き込みながら129円05銭までほとんど戻しがなく下落。その後も安値圏でもみ合いが続いていることから売り圧力は残るとみてよい。
下値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しの128円ミドルが目先のサポートとみるが、勢いが強まればフィボナッチ50.0%戻しの128円付近が意識される。
ただ、日欧の金融政策の違いからの買いは調整が一巡したところで再開とみている。
ユーロクロスの売りもあり、底値を確認するまではレベル感での買いは控えたい。
ユーロ円予想レンジ:129円50銭~128円50銭(38.2%)
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[米ドルカナダドル]利上げ継続姿勢

NY時間に開かれたカナダ中銀BOC政策会合では予想通り政策金利を0.5%から0.75%に引き上げることを決定。発表前にはポジション調整のカナダドル売りがみられたものの小幅にとどまった。利上げが実施されればセル・ザ・ファクトでカナダドルが売られるとの見方もあったが、結果的にカナダドルの買いが加速した。
声明文で「最近のデータは潜在成長率を上回る見通しに対する中銀の自信を高める」「インフレ軟化は一時的」「17年GDP見通しを2.6%を2.8%、18年は1.9%から2.0%に上方修正」などの内容に市場は好感。
また、ポロズBOC総裁が「賃金インフレが上昇している」「間違いなく金利は徐々に高くなるだろう」と発言したことで今後も利上げを継続するとの見方からカナダドルは上昇。
対ドルだけではなく対ユーロや円でも買いが入った。
利上げは6年10か月ぶりで、緩和政策から引き締めへと大きく舵を切った。
この動きは始まったばかりでありカナダドルの上昇は一段と高まることになるだろう。
戻りがあれば対ドルだけではなく対円でもカナダドルの買いを入れていきたい。
ドルカナダ予想レンジ: 1.2800~1.2650(50.0%)
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[全般]イエレン議長のハト派的?発言でドル下落
東京市場では前日にトランプ大統領の長男がメールで選挙中にロシア人弁護士と面会していたことが明らかとなり政治リスクの高まりから円買いの動きが強まった。また、NY時間に行われるイエレン議長の議会証言を控え、短期のポジション調整も加わりドル円は113円後半から前半に下落。クロス円も全般に上値の重い展開が続いた。
イエレン議長議会証言の主な内容は
「資産縮小は年内比較的早期に開始」「インフレは目標を下回っている。直近は低下」「物価下押し圧力は数か月で弱まる」「向こう数年間は漸進的な追加利上げが必要」「2%物価目標を下回り続けるリスクは認識しており、長引くようなら政策調整の用意がある」
といったもので、市場は「利上げが緩やかになる」との内容をハト派的と捉えドルは全面安となった。ドル円は一時113円を割り込む場面も見られた。
一方、株式市場は景気が良くなる中で利上げが緩やかということを好感。NYダウは史上最高値を更新しナスダックは4日続伸。原油価格も週間在庫が9月以来の大幅減少となったことを受け上昇。リスクオンの動きが強まったことで円売りの動きがドル円の下支えとなった。
また、この日はカナダ中銀が政策会合を開き予想通り政策金利を0.5%から0.75%に引き上げた。声明でも今後利上げを継続する姿勢が示されるとカナダドルは対ドル対円でも買いが強まった。
イエレン議長発言は一部でタカ派的な内容になるとの見方もあったが、今回の内容はややハト派的でもあった。しかし、内容的にはこれまでと大きな差はなく、市場に過度な期待を持たせたくないということだろう。また、新興国や株式市場の動揺を考慮したものとみられる。
遅くとも9月にはバランスシートの縮小が発表され12月までには利上げが実施されることに違いはない。
政治リスクは燻るものの、政策に変化はないことから調整売りが一巡すれば再びドル上昇の流れに戻るとみている。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]115円を前に調整売り

レジスタンスとして意識されていた、5月10日に付けた高値114円37銭を上抜き114円50銭まで上昇。しかし、このレベルはボリンジャーバンドの上限やフィボナッチ61.8%戻しのレベルでもあり上値が抑えられた。
NY時間にはブレイナードFRB理事がハト派的な発言をしたことでドルが下落。また、トランプ大統領の長男が大統領選中にロシア弁護士と会っていたのを明らかにしたことなどから政治リスクの高まりから円が買い戻された。
ドル円は一時113円72銭まで下落するなど、一先ず115円を目の前に調整売りが出やすい状況。
今日はイエレン議長の議会証言があり、その発言次第では再び114円ミドル付近までの上昇もある。ただ、それまでは一段の下値を探る展開も予想され、ポジションは軽くしておきたい。
ドル円予想レンジ:114円60銭(61.8%、BB上限)~113円60銭
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[ポンド米ドル]ダブルトップ形成か

欧州市場にかけてポンドは堅調な地合いで始まったがその後下落に転じた。
この日はブロードベントBOE副総裁の講演を控え、市場では利上げに前向きな発言を期待したポンド買いが入っていた。しかし、副総裁は金融政策に言及しなかったことや、ブレグジットによる貿易の減少に懸念を示したことで失望売りが強まった。ポンドドルは発言前の1.2927の高値から1.2830まで100ポイント近く下落に転じた。
ただ、このレベルにはボリンジャーバンドの中心線があり、フィボナッチ50%戻しでもあることから一先ず下げ止まった。
日足チャートを見ると1.2750を下回ると1.30ミドルのダブルトップを形成することになる。
本日ロンドン時間に発表される英国6月失業率が予想を下回るようなら1.27ミドルを試す展開が予想され、そうなれば暫くポンドは上値の重い展開が続くとみている。
ポンドドル予想レンジ:1.2870~1.2750
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[米ドルカナダドル]23時BOC会合の利上げ期待

本日開かれるカナダ中銀BOC政策会合では政策金利を0.25%引き上げると予想されている。
先月にはポロズBOC総裁が「利下げは役割を果たした」と発言したことで市場の利上げ期待が高まりを織り込む格好でカナダドル買いが進んだ。ドルカナダは1.32付近から1.2860まで大きく下落し既に利上げを織り込んだとみられる。
今週に入りその買い戻しの動きが強まり始めており、昨日は1.2943まで上昇。一先ず調整の買い戻しも一巡した観もある。
今日の会合で利上げが発表されれば再度売りが強まるとみるが、先週付けた安値1.2860付近は当面底とみる。
利下げ発表で売りを出したとしても買い戻しも早めに入れておきたい。
ドルカナダ予想レンジ:1.3040(38.2%)~1.2860
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[全般]政治リスクなどで調整の動き
日米金融政策の違いからドル円は目先のレジスタンスとして意識されていた114円37銭を上抜き4か月ぶりの高値114円ミドル付近に上昇。
欧州市場ではユーロやポンドの動きが活発となった。この日行われたBOE副総裁の講演で利上げに言及しなかったことからポンドが下落。同時にユーロポンドの買いが入りユーロが上昇するなどクロス通貨のポジション調整の動きがみられた。
NY市場ではNYダウが一時100ドル近く下落。トランプ大統領の長男が大統領選中にロシア人弁護士にクリントン氏の不利な情報提供を申し出たことが明らかとなったためだ。
これを受け株式市場が一時大幅下落に転じたがこの手の材料は過去何度もあり下落前のレベルに戻る往って来い。
その後ブレイナードFRB理事が「最近のインフレなどを踏まえて金利軌道を検証する」と発言。市場はこれをハト派的発言と捉えて長期金利が低下しドル売りが強まった。
本日行われるイエレン議長の議会証言を控え、各市場ではポジション調整的な動きが目立った。
ドルや円にとってはネガティブ材料となったものの、全般に調整的な動きとみられる。
トランプ氏に関する政治リスクなどは既に市場は消化している感もある。また、FRBの金融政策スタンスは一部のメンバー発言などで変わるものではない。今日のイエレン議長発言で改めてバランスシートの縮小や利上げを意識すれば再びドル上昇につながるとみる。
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[米ドル円]114円37銭を意識

週明け東京市場でドル円は久しぶりに114円台に乗せて始まったが、実需の売りなどは見られなかった。市場が今後もドルの上昇を見込んでいることを示すものと思われる。
その後欧州市場にかけて114円30銭まで上昇したところで上値が抑えられ失速。
5月10日に付けた高値114円37銭を意識した利食い売りなどが散見された。
ただ、このレベルは大きなレジスタンスではない。1月から3月にかけて何度か上値を抑えられた115円前半を市場は意識している。
今日は昨日に続き特に目立った材料はなく短期的には上値114円37銭から113円後半の狭いレンジ内での動きが予想される。
時間調整が終われば再び買いが強まり115円を狙う展開が予想されることから、113円台での買いから入りたい。
ドル円予想レンジ:114円37銭(5月10日高値)~113円80銭
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[ポンド米ドル]BOEメンバー発言に注目

先週末に発表された英国5月鉱工業生産と製造業生産指数がともに予想を大きく下回ったことを受けポンドは100ポイント余り下落した。また、米国雇用統計の結果を受け米長期金利が上昇しドルが買われたこともポンドの上値を抑えた。
市場ではBOEが次の政策会合で一部緩和政策の解除を実施するとの見方が広がりポンドが上昇。ポンドロングが短期的に積みあがったところに調整の動きを誘発したとみる。
日足チャートで見るとボリンジャーバンドの中心線の位置する1.28ミドルで下げ止まった。
今日はホールデンMPC委員やブロードベントBOE副総裁の講演がロンドン時間に行われ、再び利上げに前向きな姿勢が示される可能性が高い。
売りが一巡したところで再び利上げ期待が高まるようならボリンジャーバンドの上限を目指す展開が予想される。
ポンドドル予想レンジ:1.2950(61.8%)~1.2850
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[豪ドル円]87円ダブルトップを意識

豪ドルは利上げ期待が後退したことで上値の重い展開が続く一方でドル円が上昇に転じたことで豪ドル円は結果的に底堅い動きが続いている。
昨日の東京市場では先週付けた高値86円96銭に迫る86円93銭まで上昇したが届かず失速。短期的なダブルトップを形成したことで86円ミドルまで押し戻された。
今日は特に目立った材料がなくドル円も114円を挟んだもみ合いが予想されることから豪ドル円の上値も限られそうだ。82円から始まった豪ドル円の上昇も87円を目の前に一先ず調整の売りが出やすくなっている。
RBAが緩和政策を終了するのはそれほど遠いものではなく、調整売りが一巡したところでは再度買いを入れていきたい。
豪ドル円予想レンジ: 87円00銭~86円30銭(50.0%)
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[全般]材料乏しく様子見気分
週明け東京市場でドル円は先週末の米雇用統計の結果を受け底堅い動きで始まった。
米国に引き続き欧州や英国、そしてカナダやスウェーデンといった主要国がこれまで続いた低金利政策の転換に動き出したことで円の弱さが際立ってきた。ドル円だけではなくクロス円でも円売りの動きが活発化しているものの、昨日は材料難の中で全般に様子見気分がみられた。NY株式市場は三指数ともに小動きとなる中、上昇が続いた米長期金利も一服感が漂った。
明日水曜日のイエレン議長の議会証言に市場の注目は集まる中で全般に小幅調整的な動きが目立つ。
先週末の米雇用統計の結果をイエレン議長がどう受け止めているのか注目される。雇用者数の増加に対して賃金上昇が鈍化していることに懸念が示される可能性高い。しかし、2015年12月の利上げ以降も物価上昇や一時的な雇用の悪化などがあったにも拘らずその後3回の利上げを実施。一時的な経済指標のブレなどがあってもFRBは粛々と利上げを継続していくとみられる。
今日も特に材料はなく全般に調整的な動きが強まるとみられ、ドル円クロス円ともに上値の重い展開が予想される。
ただ、ドル高円安の流れに変化はなく短期的なレンジに入るとみており、押し目は拾っていきたい。
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