ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-07

[米ドル円]始まったばかりの円安ドル高

(米ドル円日足)


週明けの東京市場では都議選の結果自民党が惨敗しアベノミクスへの懸念から円高が進むとの見方が広がった。ドル円はシドニー市場で一時111円後半に下落したが東京市場が始まると先週末のNY終値レベルとなる112円ミドルに押し戻された。
欧州市場では株式市場が上昇して始まるとリスクオンの円売りが進みドル円は113円台に上昇。
NY市場ではISM製造業景況指数が予想を上回ったことで米長期金利が上昇するとドルが全面高。
また、原油価格やNYダウが大きく上昇したことでリスクオンの円売りの動きが重なりドル円は113円48銭まで上昇。NY市場は独立記念日を控え流動性が低下したこともありやや値動きが過剰に反応した観もある。
今日はNY市場が休場ということから欧米市場で荒っぽい値動きが予想される。
一目の雲を上抜けして買い安心感が広がっている。目先上値目途としては5月10日付けた高値114円37銭が意識されるが、その前の114円という大台付近で一先ず利食い売りを出しておきたい。ただ、この上昇はまだ始まったばかりで最終的にドルロングポジションはキープしておきたい。

本日のドル円予想レンジ:114円00銭~113円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ドル高で調整の下押し

(ユーロ米ドル2時間足)


先週一週間でユーロドルは量的緩和終了期待から300ポイント余り上昇。
急速な上昇に対する警戒感が高まる中で昨日は米長期金利が上昇。ドル買いの動きが強まるとユーロは下落に転じた。また、欧州時間にECBの当局者の話として「7月理事会で債券買い入れを巡る文言削除に慎重」との報道でユーロ売りが強まる場面も見られた。
1.13ミドルでは下げ止まりがみられるものの、このレベルを下回るようなら1.13を割り込む可能性が高い。
調整の売りは始まったばかりで、レベル感で買いを入れるのは控えたい。
寧ろ短期的には戻り売りで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1380~1.1280(50%)

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[豪ドル円]RBA会合、据え置き予想

(豪ドル円週足)


上昇が続いてきた豪ドル円もそろそろ息が切れかけているように見える。
今日の東京時間に開かれるRBA政策会合では現行の政策金利1.5%の据え置きが予想される。今回で10回連続の据え置きとなるが市場ではそろそろ緩和政策の終了が期待されている。ここにきて貿易黒字は定着化しており、鉄鉱石や液化天然ガスの上昇により資源輸出は好調。住宅価格の上昇を規制強化で抑えようとするなど、インフレ懸念も出始めている。一方、コアインフレは目標の2-3%を下回っており利上げをする段階ではない。
市場はいずれRBAが緩和政策からの転換を図るとの見方があり、それを見越した買いが既にみられる。
週足ボリンジャーバンドが87円後半に位置することから、その手前では利食い売りが入りやすい。このレベルは昨年末から今年にかけて上値を抑えられているだけに、一旦は売りを出しておきたい。
今年の高値88円20銭付近を上抜けるようなら再度買いを入れていく。

豪ドル円予想レンジ:87円50銭(50%)~86円50銭

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[全般]原油や米長期金利、株価上昇でドル高円安

週明け東京市場では都議選で自民党が大敗したことを受けアベノミクスへの懸念の高まりから円高で始まった。
しかし、円買いの動きは一時的なもので先週NY終値レベルに押し戻された。
欧州市場が始まると欧州株高やNYダウ先物の上昇によりリスクオンの円売りが強まりドル円はひと月半ぶりに113円台に上昇。一方、ドル高の動きが強まりユーロやポンドが下落に転じたことでクロス円の上値が抑えられた。
NY市場に入りこの日注目の6月ISM製造業景況指数が57.8と予想の55.2を上回り米長期金利が上昇したことでドルが全面高となった。
また、先週発表された米シェールオイルの掘削リグ稼働数が1月以来の減少となったことから原油価格が上昇。NYダウも大幅高となったことでリスクオンの円売りの動きが強まりドル円はこの日の高値となる113円48銭を付けた。
結果的に米長期金利上昇でドル高が進む中で株高原油高による円安が進むなど、これまでの市場の動きが一転して強気相場の始まりがみられた。
昨日は今日が独立記念日ということでNY市場は半日で終了。
本日のNY市場は休場となり特に目立った材料はない。しかし、ドル高円安の流れが始まったばかりで、寧ろ何もないときの方が相場は大きく動く可能性が高い。
都議選の結果アベノミクスへの懸念が強まるとの見方が高まったが円高に進まなかったのは今の相場の強さを示した格好だ。
ドル高によりユーロやポンドの売りがドルの上値を抑えるものの、それ以上に円安の勢いは上回っている。
ドル円クロス円ともに押し目買いスタンス継続で臨みたい。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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